御正体山〜道坂峠から

6日の入梅以来毎日雨が降るなか、この日だけてんくらAで降雨確率20%の御正体山へ。 展望が期待できない天気の下、展望のない山を選択した。広葉樹を中心にした混合林のなか、高湿度で手がベタつくが暑くはなく、かく汗も思ったほどではない。ただしかげろうが大量で顔に当たる経験は初。 スライドは頂上に40分ほど手前でひとりだけ、お見かけでは80代と推察される男性のみ。 体力の減退と脚の疲れをリアルに感じるこのところ、あの年頃を迎えた自分の姿を重ねて、続けていられるだろうかと歩きながら考えたりもした。 尾根続きの石割山は2カ月前に行っているので、山中湖と富士山の姿をイメージしながらの樹林歩き、予報より陽が出て青空も見え、展望ない山頂では小雨に霧のなか、幽玄な雰囲気を味わえた静かな山行でした。