活動データ
タイム
04:10
距離
5.2km
上り
478m
下り
476m
活動詳細
すべて見る豊橋自然歩道の半分近くが廃止になるということで、しばらくは豊橋自然歩道の廃止路線を歩くことにしました😄 豊橋自然歩道は昭和44年に豊橋自然歩道推進協議会が結成されたときからはじまり、その後50年近くボランティアの手で整備されてきました。現在は本線と支線を合わせて総キロ数47kmにおよびます。 しかし、この豊橋自然歩道推進協議会のメンバーが高齢化し、運営が困難になってきたことから、協議会は解散することになりました。もともとこの豊橋自然歩道は豊橋市が県や国有林から土地を借りて、整備を協議会に委託する形でやってきていました。そこで、市が今後直接運営することになった訳です。しかし、この運営には多額の金額がかかるということで、削減に踏み切ったものです。 この削減に対しては、あまりにも急に決まったこと、廃止する路線が多いことなどから反対の声が起こっています。第1に途中のエスケープルートがなくなることです。自然に親しめる低山として気軽に山歩きが楽しめる自然歩道ですから、初心者的な山歩きも多く見られます。また、しばらく前にもあったのですが、山火事などのとき消防が駆けつける道がなくなってしまうなど危機管理の面も問題があります。 さらにこれらの路線のいくつかは、むかしから利用された道を整備し直したもので、歴史的・民俗学的に貴重な文化遺産とも考えられます。 ぜひ残してほしいものです。 ということで、手はじめは先日の多米自然歩道から廃線になる予定の路線をレポートしていってます。今回は普門寺自然歩道と神石山自然歩道です。 普門寺・神石自然歩道は豊橋市雲谷町の普門寺から普門寺峠に至る道です。この峠を下って北麓の岩崎町へ下りる自然歩道は普門寺自然歩道となっていてわずかに名前が異なります。 もともとはここに鎌倉街道が通っていて源頼朝が上洛するとき普門寺に泊まったという言い伝えがあるそうです。 当時は現在の元堂と呼ばれる位置に本堂があり、造成した300近い平地で多くの僧侶が修行していたといいます。しかし、室町・戦国時代にかなり寂れてしまい、現在の建物は江戸時代に上から下りて来たのだそうです。 そういう大寺院があったところですから、この鎌倉街道は800年の歴史をもつ山道だということになります。 この道への立入禁止をするということは、普門寺の歴史を一部塗りつぶすのに等しいと思います。 (吉田城に入れなくなるようなものというと大げさだけど) 普門寺の歴史を見守りながら地域の交流に貢献したこの山道をぜひ残したいものです😉 豊橋市さん、なんとかしてよ❗❗ 神石山自然歩道は神石山と岩崎をつなぐ歩道で、それほどの歴史があるわけではありませんし、途中はずっと森の中です。私的には廃止も仕方ないかなと思っています😅 今回は普門寺から普門寺・神石自然歩道から普門寺峠、神石山に寄り、神石山自然歩道を岩崎まで下りて、そこから普門寺自然歩道を登り返して普門寺まで戻ってきました💨💨 普門寺ではアジサイの花がきれいに咲いていました✨
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。