常念岳→蝶槍→蝶ヶ岳日帰り周回でアルプスデビュー

2022.06.05(日) 日帰り

過ちも間違いも 自分だけに価値のある財宝 (BUMP OF CHICKEN『sailing day』) 来月で登山開始1年ということもあり、そろそろアルプスに行ってもバチ当たらないかな?と本山行を計画。 結果、想像のはるかに上をいく辛さで、距離と標高差と標準CTだけでは登山の難易度は測れないことと、自分はまだまだであることを痛感しました。行動時間、距離、累積標高差だけみたらそんなに大変な山行とは思えないですが、今の自分にはこの程度でもクソ辛いということが分かった貴重な経験でした! 【三股駐車場】 安曇野インターチェンジからGoogleMapで43分。無料、綺麗なトイレあり。途中の道は落石があったり猿が出没したりはありますが、舗装されてます。 前日夜自宅を出発し、2時過ぎに到着。2〜3割の埋まり。車中で仮眠し、5時に登山開始。 【三股→前常念岳】 樹林帯の急登を、高山病も気にしながらゆっくり進む。高山病、脱水、トイレを考慮し、20分に1回を目安に水筒のカップ1杯程度の水分を補給する。 前常念岳の直下はゴツゴツした岩場。岩場慣れしていないため、岩と岩の間に置いた足が抜けなかったり、膝や脛をぶつけて悶絶したり、登らなくていい岩登った後にもっと簡単なルートに気づいて脱力したり、悪戦苦闘する。そのためか、この岩場が結構長く感じ、気力体力を少し奪われる。 【前常念岳→常念岳】 常念岳に向かう稜線は引き続き岩場で、常念岳の直下はガレ場。特に問題なく登頂。山頂からは槍穂高オールスターズがかなり近くに見えテンション上がる。ハイカーさんともお話が弾み、思った以上に長居する。 【常念岳→蝶槍】 今回の核心部がここ。常念岳山頂で蝶ヶ岳からやってきたハイカーさんから、蝶槍の登りが雪渓もあって大変、と。また、別の女性単身ハイカーさんが、午後天気下り坂と教えて下さり、天気アプリを確認すると夕方から雨マークが。不安を小脇に抱えつつ進む。 常念岳から蝶ヶ岳までの縦走路は、槍穂高ズが常に近くに見えるのが素晴らしい。が、結構アップダウンもあり、また、雪が所々残っていることもあり、体力を消耗する。しかし、私がこの区間で一番堪えたのは、夏道に一部雪が残り、ルートが不明瞭なこと(特に蝶槍直下の登り!)。トレースも不明瞭、夏道も雪のため不明瞭でどこを進んだら良いか分からず、何となくトレースっぽいところを進んで、おかしい事に気付き、GPSで確認して戻る、を何度か繰り返す。これで体力と気力をかなり削られる。周囲に誰もいなかったので、GPS無かったら遭難してたかも。紙地図とコンパスでも行動できなきゃ危険ですね。 水分補給のペースは継続。 【蝶槍→蝶ヶ岳ヒュッテ】 先程とは打って変わって楽勝。雷鳥撮影したりしながらさくさく進む。三角点がある写真の場所は蝶ヶ岳ではないとのこと。騙されました(地図確認が甘いだけ)。 【蝶ヶ岳ヒュッテ】 近くにトイレもあるし、あとは下るだけだし、と自分を納得させ、今までの水分補給のペースを無視して、蝶ヶ岳ヒュッテでコーラ、ポカリスエット、お茶(それぞれ500ml、500円)をがぶ飲みする。これまでトイレには行きたくならなかったのは、こまめに水分補給したからというよりは、単に水分補給足りてなかったんじゃないか、持ってきた約2,700mlは既にほぼ飲み尽くしていたので、そもそも準備する量が足りていなかったのでは。今後暑くなるので気をつける必要があると反省。昨日常念小屋に宿泊し、今日蝶ヶ岳まで縦走して来られたハイカーさんと話が弾む。 【蝶ヶ岳ヒュッテ→三股】 蝶ヶ岳ヒュッテ直下からいきなり結構な残雪。下りだし軽アイゼンつけるのが面倒なのでそのまま進む。何度も転んでズボンやグローブが濡れる。三股分岐の案内板を見つけ、トレースを信用しないでノートレースの分岐方面に何となくに進んでみたりして、また少し迷う。結局、トレース通りに進めば良かったのだが、蝶槍のトラウマがあるため、いちいちこまめにGPSで確認する。下山道も、結構雪が残っていて進みづらい&分かりにくい。下山はビュンビュン時間を稼げると思っていたので、心が萎える。だんだん夕方になってきたので、雪が消えてからはラストスパート。これが結構長かった… 【その他雑感】 ✔︎到達標高、累積標高差、行動時間、ともに自己最高でしんどいったらありゃしなかった。 ✔︎寝不足だったが高山病にならなかった。こまめに水分補給したから?大したスピードで高度上げなかった(上げられなかった)から? ✔︎天気が持ち堪えてくれて良かった。 ✔︎途中お話させていただいたハイカーさん達に感謝!

三股第一駐車場到着。夜中でも使える綺麗なトイレ。

三股第一駐車場到着。夜中でも使える綺麗なトイレ。

三股第一駐車場到着。夜中でも使える綺麗なトイレ。

朝。それほど混んでいません。

朝。それほど混んでいません。

朝。それほど混んでいません。

涼しい。

涼しい。

涼しい。

蝶槍が見えます。これからあのへんで大変な思いをすることなどまだ知りません。

蝶槍が見えます。これからあのへんで大変な思いをすることなどまだ知りません。

蝶槍が見えます。これからあのへんで大変な思いをすることなどまだ知りません。

スタートします。

スタートします。

スタートします。

沢沿いの道から山の中へ。

沢沿いの道から山の中へ。

沢沿いの道から山の中へ。

迂回路行くと蝶ヶ岳方面に行ってしまうので常念岳方面に進みます。てか、それ迂回って言わないだろ!あ、蝶ヶ岳方面から周回の壮大な迂回路ということか?でも結局常念岳には通じるのだから、やはり迂回ではないな…

迂回路行くと蝶ヶ岳方面に行ってしまうので常念岳方面に進みます。てか、それ迂回って言わないだろ!あ、蝶ヶ岳方面から周回の壮大な迂回路ということか?でも結局常念岳には通じるのだから、やはり迂回ではないな…

迂回路行くと蝶ヶ岳方面に行ってしまうので常念岳方面に進みます。てか、それ迂回って言わないだろ!あ、蝶ヶ岳方面から周回の壮大な迂回路ということか?でも結局常念岳には通じるのだから、やはり迂回ではないな…

ガサガサと音がして、熊か?と思ったら猿の群れでした。登山道の真上を、木の枝伝いに移動していきました。

ガサガサと音がして、熊か?と思ったら猿の群れでした。登山道の真上を、木の枝伝いに移動していきました。

ガサガサと音がして、熊か?と思ったら猿の群れでした。登山道の真上を、木の枝伝いに移動していきました。

真ん中少し左に一匹います。ちなみに、この辺りの登山道にルーサーのソークーと思われるブツがちらほらと。

真ん中少し左に一匹います。ちなみに、この辺りの登山道にルーサーのソークーと思われるブツがちらほらと。

真ん中少し左に一匹います。ちなみに、この辺りの登山道にルーサーのソークーと思われるブツがちらほらと。

木々の間からこれから行く蝶ヶ岳、蝶槍が見えます。

木々の間からこれから行く蝶ヶ岳、蝶槍が見えます。

木々の間からこれから行く蝶ヶ岳、蝶槍が見えます。

樹林帯の登りが続きます。

樹林帯の登りが続きます。

樹林帯の登りが続きます。

この辺りは平坦ですが、一部雪も残っていて泥濘んでます。

この辺りは平坦ですが、一部雪も残っていて泥濘んでます。

この辺りは平坦ですが、一部雪も残っていて泥濘んでます。

平坦な泥濘みが終わり、気付けばまた登り。

平坦な泥濘みが終わり、気付けばまた登り。

平坦な泥濘みが終わり、気付けばまた登り。

前常念岳が見えました。

前常念岳が見えました。

前常念岳が見えました。

ちょっとしたハシゴ。ここでストック仕舞います。前常念岳に向けた岩場ゾーンに入ります。

ちょっとしたハシゴ。ここでストック仕舞います。前常念岳に向けた岩場ゾーンに入ります。

ちょっとしたハシゴ。ここでストック仕舞います。前常念岳に向けた岩場ゾーンに入ります。

こんな岩場を四つん這いで登っていくのか、と思ったら、

こんな岩場を四つん這いで登っていくのか、と思ったら、

こんな岩場を四つん這いで登っていくのか、と思ったら、

必ずしもそうではなく、脇に登山道があったり。ルート確認大事。

必ずしもそうではなく、脇に登山道があったり。ルート確認大事。

必ずしもそうではなく、脇に登山道があったり。ルート確認大事。

ペンキがあるところは登るんですね。

ペンキがあるところは登るんですね。

ペンキがあるところは登るんですね。

前常念岳登頂。岩場が長く感じました。。

前常念岳登頂。岩場が長く感じました。。

前常念岳登頂。岩場が長く感じました。。

常念岳が見えます。引き続き岩場の稜線です。

常念岳が見えます。引き続き岩場の稜線です。

常念岳が見えます。引き続き岩場の稜線です。

暫く進むと岩場はなくなり、一部残雪が。

暫く進むと岩場はなくなり、一部残雪が。

暫く進むと岩場はなくなり、一部残雪が。

何の鳴き声?と思ったら雷鳥でした。初雷鳥見られてラッキー。後ろ姿。

何の鳴き声?と思ったら雷鳥でした。初雷鳥見られてラッキー。後ろ姿。

何の鳴き声?と思ったら雷鳥でした。初雷鳥見られてラッキー。後ろ姿。

常念岳、もうすぐです。

常念岳、もうすぐです。

常念岳、もうすぐです。

山頂直下のガレ場。

山頂直下のガレ場。

山頂直下のガレ場。

登頂。頂上でご一緒したハイカーさんに撮っていただきました。

登頂。頂上でご一緒したハイカーさんに撮っていただきました。

登頂。頂上でご一緒したハイカーさんに撮っていただきました。

蝶ヶ岳方面の稜線。

蝶ヶ岳方面の稜線。

蝶ヶ岳方面の稜線。

穂高たちと大キレット、そして槍ヶ岳。実際は画像よりもかなり近くに感じます。

穂高たちと大キレット、そして槍ヶ岳。実際は画像よりもかなり近くに感じます。

穂高たちと大キレット、そして槍ヶ岳。実際は画像よりもかなり近くに感じます。

蝶ヶ岳目指して少し下ってきたところ。この後結構なアップダウンが待ち構えます。

蝶ヶ岳目指して少し下ってきたところ。この後結構なアップダウンが待ち構えます。

蝶ヶ岳目指して少し下ってきたところ。この後結構なアップダウンが待ち構えます。

縦走路の右を向けば常にこの景色。写真だと遠くに見えますが、実際は本当に近いです。

縦走路の右を向けば常にこの景色。写真だと遠くに見えますが、実際は本当に近いです。

縦走路の右を向けば常にこの景色。写真だと遠くに見えますが、実際は本当に近いです。

この登り返し。。でも、後で考えたら、普通のガレ場だからまだマシだったということになります。

この登り返し。。でも、後で考えたら、普通のガレ場だからまだマシだったということになります。

この登り返し。。でも、後で考えたら、普通のガレ場だからまだマシだったということになります。

登って、下って、登山道に雪が残るようになってきます。ゲイターと軽アイゼン装着。

登って、下って、登山道に雪が残るようになってきます。ゲイターと軽アイゼン装着。

登って、下って、登山道に雪が残るようになってきます。ゲイターと軽アイゼン装着。

登山道と雪が中途半端に入り混じってルートが分かりづらい。

登山道と雪が中途半端に入り混じってルートが分かりづらい。

登山道と雪が中途半端に入り混じってルートが分かりづらい。

雪の上を結構登ります。

雪の上を結構登ります。

雪の上を結構登ります。

地味に体力消耗していきます。

地味に体力消耗していきます。

地味に体力消耗していきます。

地獄に(2592)ピーク、と真っ先に思い浮かびました。疲れてる証拠かも。

地獄に(2592)ピーク、と真っ先に思い浮かびました。疲れてる証拠かも。

地獄に(2592)ピーク、と真っ先に思い浮かびました。疲れてる証拠かも。

蝶槍を望んで一息。また結構下ってから登るのね。。

蝶槍を望んで一息。また結構下ってから登るのね。。

蝶槍を望んで一息。また結構下ってから登るのね。。

2592ピークからの下りで一度アイゼン外し、蝶槍の登りに向けてここでまた装着します。下り切ってからここに至る道も、雪が夏道を所々覆い隠して分かりづらい。さらにここから蝶槍までも、雪の上と夏道の両方を進んでいくのが正しかったりして、本当に苦戦しました。ルートが分からないとはこんなに困ることなのかと。しかもこの辺りでスマホのバッテリーが切れかかり、予備バッテリーとケーブルで繋いだため、丸ごとザックの中に仕舞わねばならず、少し進んで、ザック下ろして開いてスマホ取り出し、GPS確認して、スマホ仕舞って、ザック背負って、また少し進んで、の繰り返しです。体力と気力が削られました。

2592ピークからの下りで一度アイゼン外し、蝶槍の登りに向けてここでまた装着します。下り切ってからここに至る道も、雪が夏道を所々覆い隠して分かりづらい。さらにここから蝶槍までも、雪の上と夏道の両方を進んでいくのが正しかったりして、本当に苦戦しました。ルートが分からないとはこんなに困ることなのかと。しかもこの辺りでスマホのバッテリーが切れかかり、予備バッテリーとケーブルで繋いだため、丸ごとザックの中に仕舞わねばならず、少し進んで、ザック下ろして開いてスマホ取り出し、GPS確認して、スマホ仕舞って、ザック背負って、また少し進んで、の繰り返しです。体力と気力が削られました。

2592ピークからの下りで一度アイゼン外し、蝶槍の登りに向けてここでまた装着します。下り切ってからここに至る道も、雪が夏道を所々覆い隠して分かりづらい。さらにここから蝶槍までも、雪の上と夏道の両方を進んでいくのが正しかったりして、本当に苦戦しました。ルートが分からないとはこんなに困ることなのかと。しかもこの辺りでスマホのバッテリーが切れかかり、予備バッテリーとケーブルで繋いだため、丸ごとザックの中に仕舞わねばならず、少し進んで、ザック下ろして開いてスマホ取り出し、GPS確認して、スマホ仕舞って、ザック背負って、また少し進んで、の繰り返しです。体力と気力が削られました。

蝶槍に登頂。TOPと書いてあります。向こうに常念岳。

蝶槍に登頂。TOPと書いてあります。向こうに常念岳。

蝶槍に登頂。TOPと書いてあります。向こうに常念岳。

蝶槍からみた槍穂高オールスターズ。

蝶槍からみた槍穂高オールスターズ。

蝶槍からみた槍穂高オールスターズ。

またいた雷鳥。

またいた雷鳥。

またいた雷鳥。

槍ヶ岳と雷鳥。

槍ヶ岳と雷鳥。

槍ヶ岳と雷鳥。

このコも雷鳥かな?

このコも雷鳥かな?

このコも雷鳥かな?

保護色で見えづらいですが、同じく槍穂高と。

保護色で見えづらいですが、同じく槍穂高と。

保護色で見えづらいですが、同じく槍穂高と。

蝶槍からここまでは雪もなく緩やかなただのザレ場で簡単。

蝶槍からここまでは雪もなく緩やかなただのザレ場で簡単。

蝶槍からここまでは雪もなく緩やかなただのザレ場で簡単。

あそこに見える山々は何でしょう?

あそこに見える山々は何でしょう?

あそこに見える山々は何でしょう?

なるほど。

なるほど。

なるほど。

そろそろこの景色も見納め。

そろそろこの景色も見納め。

そろそろこの景色も見納め。

こんな風に長時間歩きながら槍ヶ岳を近くに見ることも中々無いですね。くどいようですが、写真と違い、実際はかなり近くに感じます。

こんな風に長時間歩きながら槍ヶ岳を近くに見ることも中々無いですね。くどいようですが、写真と違い、実際はかなり近くに感じます。

こんな風に長時間歩きながら槍ヶ岳を近くに見ることも中々無いですね。くどいようですが、写真と違い、実際はかなり近くに感じます。

常念岳さようなら。クソ辛かったけど、貴重な経験でした。

常念岳さようなら。クソ辛かったけど、貴重な経験でした。

常念岳さようなら。クソ辛かったけど、貴重な経験でした。

あとは降るだけ、と油断してたらこの雪の量。蝶槍のトラウマから、トレースを信用して良いのか疑問に思い、三股左の標識のほうへ、GPS見ながら進んでみる。結果、少し迷って元の道に戻る。ピンクの旗通りにトレースを進むのが正解でした。はぁ…

あとは降るだけ、と油断してたらこの雪の量。蝶槍のトラウマから、トレースを信用して良いのか疑問に思い、三股左の標識のほうへ、GPS見ながら進んでみる。結果、少し迷って元の道に戻る。ピンクの旗通りにトレースを進むのが正解でした。はぁ…

あとは降るだけ、と油断してたらこの雪の量。蝶槍のトラウマから、トレースを信用して良いのか疑問に思い、三股左の標識のほうへ、GPS見ながら進んでみる。結果、少し迷って元の道に戻る。ピンクの旗通りにトレースを進むのが正解でした。はぁ…

左も、右のトラバースも、どっちもあり得そう。GPSで確認したら、右でした。

左も、右のトラバースも、どっちもあり得そう。GPSで確認したら、右でした。

左も、右のトラバースも、どっちもあり得そう。GPSで確認したら、右でした。

通過してから振り返る。カチコチに凍っています。

通過してから振り返る。カチコチに凍っています。

通過してから振り返る。カチコチに凍っています。

やっと雪が無くなってきました。三股〜蝶ヶ岳は階段地獄。ここまで、階段と雪のミックスで、結構注意を要しました。

やっと雪が無くなってきました。三股〜蝶ヶ岳は階段地獄。ここまで、階段と雪のミックスで、結構注意を要しました。

やっと雪が無くなってきました。三股〜蝶ヶ岳は階段地獄。ここまで、階段と雪のミックスで、結構注意を要しました。

ここまできたら、三股まであと4km。しかし、この4kmが長かった。

ここまできたら、三股まであと4km。しかし、この4kmが長かった。

ここまできたら、三股まであと4km。しかし、この4kmが長かった。

沢沿いになってきた。もう少しかな。
序盤にルーサーのソークーとかほざいてた元気は1ミクロンも残っておりません。

沢沿いになってきた。もう少しかな。 序盤にルーサーのソークーとかほざいてた元気は1ミクロンも残っておりません。

沢沿いになってきた。もう少しかな。 序盤にルーサーのソークーとかほざいてた元気は1ミクロンも残っておりません。

やっと戻ってきました。寝不足と心身の疲労でハイになり、「帰ってきたー!」とか「キツかったー!」とか「っしゃー!」とか独り言を色々と叫ぶヤバめの人になりながらゴールします。

やっと戻ってきました。寝不足と心身の疲労でハイになり、「帰ってきたー!」とか「キツかったー!」とか「っしゃー!」とか独り言を色々と叫ぶヤバめの人になりながらゴールします。

やっと戻ってきました。寝不足と心身の疲労でハイになり、「帰ってきたー!」とか「キツかったー!」とか「っしゃー!」とか独り言を色々と叫ぶヤバめの人になりながらゴールします。

夜中に気付かなかった、よく見るや〜つ。

夜中に気付かなかった、よく見るや〜つ。

夜中に気付かなかった、よく見るや〜つ。

2日分のカロリーを消費しました。

2日分のカロリーを消費しました。

2日分のカロリーを消費しました。

三股第一駐車場到着。夜中でも使える綺麗なトイレ。

朝。それほど混んでいません。

涼しい。

蝶槍が見えます。これからあのへんで大変な思いをすることなどまだ知りません。

スタートします。

沢沿いの道から山の中へ。

迂回路行くと蝶ヶ岳方面に行ってしまうので常念岳方面に進みます。てか、それ迂回って言わないだろ!あ、蝶ヶ岳方面から周回の壮大な迂回路ということか?でも結局常念岳には通じるのだから、やはり迂回ではないな…

ガサガサと音がして、熊か?と思ったら猿の群れでした。登山道の真上を、木の枝伝いに移動していきました。

真ん中少し左に一匹います。ちなみに、この辺りの登山道にルーサーのソークーと思われるブツがちらほらと。

木々の間からこれから行く蝶ヶ岳、蝶槍が見えます。

樹林帯の登りが続きます。

この辺りは平坦ですが、一部雪も残っていて泥濘んでます。

平坦な泥濘みが終わり、気付けばまた登り。

前常念岳が見えました。

ちょっとしたハシゴ。ここでストック仕舞います。前常念岳に向けた岩場ゾーンに入ります。

こんな岩場を四つん這いで登っていくのか、と思ったら、

必ずしもそうではなく、脇に登山道があったり。ルート確認大事。

ペンキがあるところは登るんですね。

前常念岳登頂。岩場が長く感じました。。

常念岳が見えます。引き続き岩場の稜線です。

暫く進むと岩場はなくなり、一部残雪が。

何の鳴き声?と思ったら雷鳥でした。初雷鳥見られてラッキー。後ろ姿。

常念岳、もうすぐです。

山頂直下のガレ場。

登頂。頂上でご一緒したハイカーさんに撮っていただきました。

蝶ヶ岳方面の稜線。

穂高たちと大キレット、そして槍ヶ岳。実際は画像よりもかなり近くに感じます。

蝶ヶ岳目指して少し下ってきたところ。この後結構なアップダウンが待ち構えます。

縦走路の右を向けば常にこの景色。写真だと遠くに見えますが、実際は本当に近いです。

この登り返し。。でも、後で考えたら、普通のガレ場だからまだマシだったということになります。

登って、下って、登山道に雪が残るようになってきます。ゲイターと軽アイゼン装着。

登山道と雪が中途半端に入り混じってルートが分かりづらい。

雪の上を結構登ります。

地味に体力消耗していきます。

地獄に(2592)ピーク、と真っ先に思い浮かびました。疲れてる証拠かも。

蝶槍を望んで一息。また結構下ってから登るのね。。

2592ピークからの下りで一度アイゼン外し、蝶槍の登りに向けてここでまた装着します。下り切ってからここに至る道も、雪が夏道を所々覆い隠して分かりづらい。さらにここから蝶槍までも、雪の上と夏道の両方を進んでいくのが正しかったりして、本当に苦戦しました。ルートが分からないとはこんなに困ることなのかと。しかもこの辺りでスマホのバッテリーが切れかかり、予備バッテリーとケーブルで繋いだため、丸ごとザックの中に仕舞わねばならず、少し進んで、ザック下ろして開いてスマホ取り出し、GPS確認して、スマホ仕舞って、ザック背負って、また少し進んで、の繰り返しです。体力と気力が削られました。

蝶槍に登頂。TOPと書いてあります。向こうに常念岳。

蝶槍からみた槍穂高オールスターズ。

またいた雷鳥。

槍ヶ岳と雷鳥。

このコも雷鳥かな?

保護色で見えづらいですが、同じく槍穂高と。

蝶槍からここまでは雪もなく緩やかなただのザレ場で簡単。

あそこに見える山々は何でしょう?

なるほど。

そろそろこの景色も見納め。

こんな風に長時間歩きながら槍ヶ岳を近くに見ることも中々無いですね。くどいようですが、写真と違い、実際はかなり近くに感じます。

常念岳さようなら。クソ辛かったけど、貴重な経験でした。

あとは降るだけ、と油断してたらこの雪の量。蝶槍のトラウマから、トレースを信用して良いのか疑問に思い、三股左の標識のほうへ、GPS見ながら進んでみる。結果、少し迷って元の道に戻る。ピンクの旗通りにトレースを進むのが正解でした。はぁ…

左も、右のトラバースも、どっちもあり得そう。GPSで確認したら、右でした。

通過してから振り返る。カチコチに凍っています。

やっと雪が無くなってきました。三股〜蝶ヶ岳は階段地獄。ここまで、階段と雪のミックスで、結構注意を要しました。

ここまできたら、三股まであと4km。しかし、この4kmが長かった。

沢沿いになってきた。もう少しかな。 序盤にルーサーのソークーとかほざいてた元気は1ミクロンも残っておりません。

やっと戻ってきました。寝不足と心身の疲労でハイになり、「帰ってきたー!」とか「キツかったー!」とか「っしゃー!」とか独り言を色々と叫ぶヤバめの人になりながらゴールします。

夜中に気付かなかった、よく見るや〜つ。

2日分のカロリーを消費しました。

この活動日記で通ったコース

前常念岳-常念岳-蝶槍-蝶ヶ岳 周回コース

  • 13:58
  • 15.8 km
  • 2129 m
  • コース定数 52