一切経山・吾妻小富士

「魔女の瞳」を見に福島の一切経山に行きました。 雲が多めとの予報でしたが、風も比較的穏やからしく、梅雨前の貴重な晴れ間を逃すまいと行ってみることにしました。 福島駅から車で1時間弱で標高1600mの浄土平に到着します。この時点で駐車場は約7割程埋まっていました。駐車場からはモクモクと噴煙が見え、うっすら硫黄の匂いがしました。 最初は湿原の中の木道歩きですが、程なくして登山道に取り付きます。登り始めてすぐに雪が現れ、50ｍほど登ります。チェンスパ未持参の為ゆっくり歩きますが溶け気味なので滑ります。 更に進むと長めの雪歩きとなり、更に更に酸ヶ平避難小屋付近に来ると広大な雪原が広がっておりこの中を登っていきます。 その後は登山道に合流し高度を上げます。振り返ると鎌沼や東吾妻山、遠くに磐梯山も見え素晴らしい景色が広がります。 緩やかな道をのひと登りして山頂に到着し、山頂標を越えて少し下ると、、、念願の五色沼、魔女の瞳と対面できました。ガスが迫ってきましたがギリギリ間に合いました。太陽に照らされてコバルトブルーの湖面が美しく、背後には蔵王や大朝日岳などの山頂が雲の隙間に見えました。 五色沼を眺めながら早めの昼食を取ってから一旦酸ヶ平に戻り、鎌沼方面に向かいます。鎌沼方面に進む人は少なく、鎌沼や東吾妻山を見ながらのんびりと湿原歩きを楽しめました。 当初は東吾妻山に向かう予定でしたが、ガスがかかってきたので眺望無しと判断、浄土平に戻って吾妻小富士に向かうことにしました。 浄土平への下山道は雪解け水でグチャグチャになっており、滑りやすくなっているので慎重に足を運びます。 浄土平に戻り、そのまま道路を越えて吾妻小富士の木段に取り付きます。木段の間隔が歩幅に合わず疲れます。とはいえ僅かな時間でお鉢に到着、広大な噴火口跡を見ながら時計回りで山頂に向かいます。 すぐに山頂に着きますが、ガスがかかっていて山頂からの景色もイマイチでしたが、うっすら一切経山山頂が見えました。 下山後はビジターセンターで会津山塩ソフトクリームを食べ、高湯温泉玉子屋で汗を流しました。硫黄の匂いが強くツルっとしたいいお湯でした。 帰りの新幹線から一切経山方面を見ると山頂付近はすっぽり雲の中でした。ここまで晴れると期待していなかったので、晴天の中魔女の瞳を拝めてラッキーでした。 [交通] 06:04 東京駅発 (やまびこ51号) 07:37 福島駅着 07:45 トヨタレンタカー福島駅前チョクノリ 08:35 浄土平着 ------------------------------------------------------- 12:20 浄土平発 12:50 高湯温泉 玉子屋着 14:00 福島駅着 14:16 福島駅発 (つばさ142号) 15:48 東京駅着