茶臼岳登山

2022.05.29(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 3
休憩時間
5
距離
16.3 km
のぼり / くだり
1213 / 1215 m
3 5
27
27
1 27

活動詳細

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今回は茶臼岳踏破を目指した。 早朝、温泉神社から開始 旅館や民家を通り過ぎながらしばらく歩くと小さな登山口に行き当たる。 茶臼岳というのは百名山と銘打っているだけあってとても人気のある山である。山頂近くまでロープウェイが繋がっており、登山初心者向けだとネットの説明にもある。 初心者向けと言うだけあって全体的に傾斜は然程激しくなく、初めのうちは道も荒れている様子はなかった。 しばらく登り進めていくと温泉跡があった。 説明を読んでみた所、昭和だったろうか、記憶があやふやであるが、兎に角昔はここまで温泉に浸かりに麓から人がやってきていたそうだ。 今は建屋はなく草生すばかりである。 さらに登り進めると少しづつ道が荒れ始めてくる。 角張った石が所々に目立ち始めてくる。植生こそ変わり映えがしないが、着実に山頂に近づいて来ているのを感じた。 ついに眼前から木々が消え始める。 裸の山肌が視界に見える ごうごうと風が吹き荒れ、身を隠すものが何も無い 日が燦々と照りつけ始めていた。 荒涼とした岩肌を照らす日光はあまり良い感じのするものではなく、何処か突き刺さるような刺々しさを感じた。 麓の殺生石の周りは地獄と呼ばれているそうだが、山頂付近こそ地獄というのに相応しいと感じた。 周回するように登り始め、岩を跨ぎながら登り続け何とか山頂に着く 山頂には鳥居がある、小さな祠もあるがあまり印象にない、それどころではなかったからである。 ここでの一番の印象は吹き荒ぶ突風だ。 北側から吹き付けてくる風が、山の山頂を越える辺りで強くなり、途中から立っていられなくなるほどだった。 山頂を急いで降り、東側に向かうと小さな避難小屋がある。 ここで多くの人たちがたむろしているのを見つけた。ようやく安心ができた。 ここからはゆったりと降りていく。 下側のロープウェイを通り過ぎ、スキー場を通り過ぎ、少ししてあっという間に早朝の道まで戻った。 登っている最中は早く降りたいと思うのに、終わりが見えるとまた登りたいと思うのが何故だか不思議だ。降りの登山ほど呆気ないものは無い。 今回の登山はあまり事前に調べておらず、山頂付近の地獄と呼ばれる煙の噴出している地帯を通らなかったことだけが心残りだった。 手軽に行ける場所なので次は朝日が岳なども目指しながら合わせて歩いてみたい。

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