千畳敷への分岐点、乗越浄土。計画通り伊那前岳、北御所ルートへ進む。 戻る 次へ

木曽駒ヶ岳北御所ルート下山で無念の撤退😭~檜尾岳・三ノ沢岳・宝剣岳・木曽駒ヶ岳周回~の写真

2022.05.24(火) 12:06

千畳敷への分岐点、乗越浄土。計画通り伊那前岳、北御所ルートへ進む。

この写真を含む活動日記

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20.7 km

3117 m

木曽駒ヶ岳北御所ルート下山で無念の撤退😭~檜尾岳・三ノ沢岳・宝剣岳・木曽駒ヶ岳周回~

木曽駒ヶ岳・空木岳・越百山 (長野)

2022.05.23(月) 2 DAYS

日曜日、霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルを縦走し、月曜日、美ヶ原から松本駅に9時過ぎに下山。そして遅い朝食後、すぐ駒ヶ根へ。大きい長野県、移動に時間がかかり、駒ヶ根駅着はほぼ12時。 今回、そもそも中アにしたのは、皆さんのレポートから新しくなった檜尾避難小屋に泊まってみたくなったのとこれまで取りこぼしている三ノ沢岳に登りたいという理由。また、公共交通機関のアクセスが良く、最終のロープウェイが名古屋行きの高速バスに間に合うのも大きい。 桧尾橋バス停からの登山開始が13時。ありえないくらい遅いスタートだが、今日の行程は檜尾避難小屋まで。積雪の状況次第だが、17時過ぎには着けるのではないか。 雪が出てくるまでは順調に高度を上げる。しかし、雪が出てきてからはペースが激落ち⤵︎緩んだ雪で歩きにくく、慎重に進む必要がある箇所もあり、想定より時間がかかり、小屋着が17時40分くらいになってしまった💦失敗点としては、霧ヶ峰美ヶ原トレイル用のトレランシューズのままでスパッツを忘れたこと。前日同様、靴の中までベッタベタで翌日下山するまで乾くことが全くなかった。 避難小屋は改装されたばかりで快適。平日だし、もしかしたら小屋は貸切かとも思ったが、先客が2名みえた。お2人とも、山での宿泊経験が豊富で、タメになる話を色々教えていただいた。 翌朝、小屋から出ると雲海の絶景が広がる‼️自分はアルプスでこんな絶景にあまり遭遇したことがない。本当に頑張って登ってきた甲斐があったというもの👍 三ノ沢岳を目指して、中央アルプス主稜線を北上する。中央アルプスは幾度も登っているが、実は檜尾岳から極楽平までの区間は初めて。これで木曽駒から起百山まで繋がったことになる。 また、三ノ沢岳はロープウェイなしの日帰り登山では、ハードルが高く、これまで登ったことがない。稜線歩きのピストンと安易に考えていたが、思いのほかアップダウン、積雪、距離もあり、登頂までまだかまだかという感じ💦着いてからもまだ戻るのかという気持ちが強い。しかし、ここからしか見れない景色も望めて登った甲斐はあった👍 宝剣岳は平日なので渋滞なしにスムーズに通過。時間的にはギリギリだが、ここまで来て中央アルプスの盟主、木曽駒ヶ岳にあいさつ無しでは帰れないと時間短縮で中岳の巻道でピストン。 さて、これからは事前に情報がなかった北御所ルートでの下山。稜線にはほとんど残雪がなく、チェンスパも外し安心していたら、七合目直下標高2500mくらいのところで突然、雪渓のトラバース箇所が現れる‼️滑ったら最後の雪渓で正規の登山道の方向に進むのは無理。ハイマツ伝いにトレースが付いていて、それに沿って進むも途中で途切れ、さらに無理をして進んだため、進むも戻るも難しい状況に😭最終的に下りるのは無理と判断し、背丈が1~2mあるハイマツの超ドS級のヤブコギ尾根を50mほど格闘し、登山道に復帰。何とか千畳敷に16時までに戻れるメドが立ち一安心😌遭難の2文字が頭をよぎった過去の山行でもあまり記憶にない大ピンチだった💦 ヤブコギで片方のチェンスパが行方不明になり、千畳敷カールへの激下りに慎重を要したが、無事ロープウェイ駅に到着。ロープウェイ利用は邪道と考える自分にとって、不甲斐ない終わりとなったものの命には替えられず。色々反省点は多かったものの、まずは無事信州遠征を終われてよかった😌