活動データ
タイム
13:55
距離
21.0km
のぼり
1840m
くだり
1840m
活動詳細
すべて見るフォロワーさんが、綿向山から雨乞岳の縦走の往復をされていました。 私は、このコースの縦走は数年前にしたけど、往復はしていません。その時は、千種街道を甲津畑まで降りました。 片道だと、置き車などをしなくてはなりません。ソロではできません。 その点、往復だと、ソロで行けます。 一抹の不安はあったけど、そのヤマッパーさんのように、自分も、この縦走往復をコンプリートしたい。その欲求が、しばらく前から、頭をもたげ、我を誘惑します。 その誘惑に乗る日がやって来ました。 まず、高年齢の私には、当然時間がかかります。この縦走片道をした時からも、年齢を重ねました。 私の脚力、年齢からして、チャンスは、日の永い夏場、そして、早立ちが条件です。体力的には、何とかやれそうな自信はあります。 幸い、初めと終わりに経過する綿向山は、ホームマウンテン、夜道でも登山道を歩けます。夜明けごろに綿向山山頂、下山時も最悪、夕方、日没までに綿向山山頂に立てれば、何とかコンプリートできそう。 意を決して、夜中に自宅を出ました。風が強いから、てんくらはC、Bの予報、出発の数時間前には、当地には雷雨が降りました。しかし、天気は好転する兆しと予報。その辺りは想定内、私の足を止める理由にはなりませんでした。 YAMAPを初めてから、1日の最長歩行距離、最多の歩行数になりました。そして、休憩も含んでですが、14時間の歩行時間でした。 結果、念願を無事、達成しました。素晴らしい光景に出会え、鈴鹿の奥深さを体験し、国土地理院の地図で破線の難路と、長い道程を踏破できた満足感、充足感は、半端ないです。老齢期に差し掛かった私も、まだまだ山は歩ける、そんな気持ちを沸かせてくれます。 山を趣味にし、そして、後半生を登山という楽しみを得たことの喜びを、最近、とみに感じています。こんな心身にいい遊びは、ほかにはありません。趣味としての奥深さ。ともすると閉じこもりがちになる老齢期。山歩きほど、視野を広げ、心身の健康保持に役立つものは、ほかにはありません。少年のような好奇心を抱かせてくれる山。身体の続く限り、安全登山のための細心の注意を怠らず、山に登り続けたい。山を歩き続けたい。「無事、これ名馬なり」をモットーにしながら。 登山者は、冒険者、探検者という側面も併せ持つと、私は思います。山という場所は、多かれ少なかれ、危険と隣り合わせの世界。そこに足を踏み入れ、山歩きを楽しむためには、これも多かれ少なかれ、勇気が必要です。思い切りが必要です。 今日の山行きは、いつも感じている、こんなことを改めて感じさせてくれました。 登山万歳、山行万歳、山万歳、登山者万歳‼︎ 約21km、42,000歩。 歩行時間 約14時間。 今日、登頂した山 綿向山② イハイガ岳② 清水(しょうず)ノ頭② 南雨乞岳② 雨乞岳② 東雨乞岳① ※②は復路分も入った回数 ※いつものことですが、道程が長かったので、特に写真枚数が多くなるでしょう。あらかじめおことわりさせていただきますね。
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