滝上山～妙見山～題目山（宮津市）

★アクセス 滝上公園の標識がある橋を渡ってすぐに駐車場がある。10台ほど。橋を見送って少し先にも駐車場所があるようだ（最後の写真を参照） ★コース状況 標識が整備されているので迷うような所はないが、大きめ硬めの落ち葉がたくさん積もっている道が何箇所かあって非常に滑りやすい。特に下りでは注意 ★感想 先週末は天気の具合や都合なんかで山に来られなかったので、天気の良い今日は休みを取って宮津までやってきた。平日なので少し早出したら特に渋滞にも巻き込まれず、8時過ぎには駐車場に着いて車を止めようとしたら、バチバチガチャガチャとものすごい音がしてエンジンが止まってしまった。ボンネットを開けて確認すると、いわゆるファンベルトが切れて絡まっており、スタートスイッチを押してもエンジンがかからない。これはもう素人ではどうにもならないので保険屋さんのロードサービスに連絡。なんやかや色々あって、車を搬送してくれる整備工場さんが「15時に交換部品が入るので17時には渡せます」とおっしゃる。17時まで時間潰さないといけないので予定通り山に登ることにした。 10時前にやっと歩き出す。車のことは頭が痛いがうじうじ悩んでも車が治るわけではない。気分を切り替えて新緑の山道を楽しむ。日差しは強いが木陰は涼しい。少し歩くとすぐに滝上山に着いた。ここの展望はなかなかのもの。天橋立もきれいに見えた。 妙見山を目指してユルユルと登っていく。急勾配はほとんどないが、大きくて硬い落ち葉が積もっているゾーンが所々にあって、ここは滑りやすい。とくに下りは要注意。少し登ると山道の両脇にイワカガミの群落が出てきた。イワカガミはこの先もずっと続く。標高300m前後の山でイワカガミとは、ウチの近所じゃ考えられん。やっぱ北に来たって感じがする。 平岩山を過ぎるといったん下り、そこから100mほど登り返すと妙見山に着いた。残念ながら展望はないが吹く風は涼しく気持ちよかった。 15分ほど休んで出発。ところどころで展望を楽しみながら、下り基調の山道は小さなアップ／ダウンを繰り返し、1時間ちょっとで題目山に着いた。ここの展望も素晴らしい。じゅうぶんに展望を楽しんだら下山開始、30分ほど歩いたら駐車場所（車はいないけど）に着いた。 グラウンドで少し休んでいるとゲートボールを楽しんでいたおっちゃんが話しかけてこられた。5年ほど前までは近所の山岳会に参加して1,000m前後の登山を楽しんでおられたそうだ。羽衣伝説がある比治山は展望も良くていい山だと教わったので、羽衣伝説ってどっかで聞いたことあるよなぁと思って帰宅して調べてみたら、磯砂山の事だった（笑 修理終わりまでの3時間弱を登山口から歩いて15分ほどのMippleのコミュニティ広場で潰し、適当な時間に連絡を入れたら予定通りに修理完了とのことだったので20分ほど歩いて修理工場に到着したらちょうど愛車がヤードから出てくるところだった。愛車はキレイに掃除してもらったようで、ボディはピカピカ、タイヤワックスまでかけてもらっていた。宮津の堀川オート工業様、本当にありがとうございました。 それにしても、今回ほどスマホのありがたさを実感したのは初めてだった。関係各所への連絡、時間潰しのネットサーフィン、もしスマホがなかったらと考えるとぞっとする。通話料金無料の楽天モバイルにも感謝。加えて、登山口が通話圏内だったこと不幸中の幸いだった。これがもし金剛童子山でのトラブルだったとしたら、電波を求めて林道をかなり下る必要があった。車の故障は不幸だったけれど、今回はたくさんの”不幸中の幸い”に恵まれたような気がする。山の神様、ありがとうございました。 最後に自家用車を利用している皆様へ、車の整備はくれぐれも怠らぬよう、安全快適ドライブで安全快適登山をお楽しみ下さい。