奥千丈岳・北奥千丈岳・国師ヶ岳・最後にあるアイテムを試す

日曜日、天気は微妙なんですけど フィトンチッドを浴びたい（木の匂いを味わいたい）という気持ちが抑えられず、行ってしまえ！ということで、北奥千丈岳、国師ヶ岳へ。 個人的にですが、このあたりの山は木の香が濃く、きっとフィトンチッドたっぷりの空気が流れていて好きです。 しかし川上牧岡林道は5/31まで通行止め。柳平ゲートから大弛峠までは14キロあり、アプローチが長い。 どうしようか思案したところ、いま話題のキックスケーター使えるのでは？と考え、うちにあるやつを１台ザックで背負っていくことに。 もちろん電動ではありません。大人用ですが、交通ルール的には遊具のやつです。重量4.6キロ、テント背負うのと変わらない感じですが、片寄るのでパッキングが大変です。最後は少しの片寄り諦めました。 こうすれば、ピストンしなくても楽しめる山が増えるのではないか？と思い、即実行しかない。昨日の夜中に順調し早朝7:20に出発（私にとっては早朝でです）。 予算もないので、ずっと一般道で柳平ゲートまで。9:45くらいには着きました。 15:30くらいに大弛峠をでれば、最悪徒歩になっても日没前の18:30くらいには下りれると見込み、出発。 歩いたことのない石楠花新道から北奥千丈岳を目指します。ヤマップではコースになっていませんが、コースもわかりやすいしテープもたくさんあります。倒木ゾーンがありますが、さほど迷う心配はありません。倒木が多いのと頻繁に整備されているわけではなさそうなので初級者向けではないと思います。 林道歩きも長いので、荷物があるとしんどいです。 　 北奥千丈岳→何も見えず。またいく！ 国師ヶ岳→頂上着いた途端にガスが晴れて、いい感じに。 こんな静かな大弛峠ははじめて。ほぼ路駐だらけの姿しか見たことないので、物音一つしない大弛もいいと思いました。 キックスケーターの下りは、３時間が１時間ちょっとになるので効果絶大なのですが、急ブレーキができない構造なので、ずっとブレーキをかけながら進む感じになります。ウレタンタイヤの摩擦熱がすごいことになるので、時々休憩。 金属の溝と段差は強敵なので、神経使います。 川上牧岡林道は途中傾斜がゆるいので、キックスケーターだとちょうどいい感じになります。 でも車がたくさんくるところは、あまり使いたくないかも。 なかなか止まれないので、下り坂で止まる練習をしてからでないと安全に下りれないと思いますので万人向けではありません。 でも 通行規制があるところは車がこないので有効かもしれません。担いでいけますので。 カップ麺持っていって箸を忘れるという事件が起きましたが、 木の香は濃く、改めてこの山塊は良いなと思いました。