剣ヶ峰登頂し、怪我なく下山できました。 万年雪山荘のスタッフの皆さん、途中でお声掛けいただいた皆さん、本当にありがとうございました。 ◇◇親子登山について(yoshi's 父) ○装備について 前年は予想外の暴風雨となりました。 富士山で雨に濡れると低体温症の危険がありますので、特に子ども連れは注意が必要です。 防水のレインウェア、登山靴、グローブを用意した方が安心です。 半袖半ズボンの外国人を本当によく見かけますが、富士山の溶岩ゴツゴツで転ばないとも限らないし紫外線も強烈なため、服装は長袖・長ズボンにグローブ・帽子が基本だと思います。 ○宿泊について 富士山の山小屋は狭い空間に大勢が寝泊まりします。 御来光登山客は深夜に出発準備をしますし、マナーの悪い団体客が騒がしいこともまま有り、ゆっくり休めることはありません。 加えて就寝中は呼吸が浅くなるため、酸素不足が加速して高山病の症状が(それまで何ともなくとも)出ることがあります。 私は毎回八合目を過ぎると軽い頭痛を起こしますので、女房と2人の時はいつも日帰りでした(いわゆる弾丸登山…最近何だか無謀と言われがちですが、一概には言えないと思います)。 しかし子ども連れの場合、夜間登山の危険を回避するためにも、もちろん体力的・スケジュール的にも宿泊が必要となると思います。 今回は訳あって標高1,500mで前泊(車中泊)、標高3,400mの九合目で山小屋泊でしたが、それまで高山病の症状の無かった息子が、起床後に気分が悪いと訴えました。 したがって個人差もありますが、宿泊はほどほどの高度にした方がよいと思います。(ただし、翌日の距離は当然長くなります。 ちなみに前年は、六合目・九合目の2泊で計画しました。) なお、今回も軽い頭痛を起こした私は、上半身を起こし壁にもたれるL字型で休みました。 熟睡とはいきませんが、体を休めることはできます。 ○食事について 山小屋の夕食は、よくあるレトルト風カレーです。 辛いのが苦手な子どもの場合、事前に相談するとよいと思います。 前年はうどんに変更して貰えました。 今年は普通にたいらげました。 昼食については、山小屋では食べれないものと考えておいた方が無難です。 宿泊客にしか提供しない山小屋がほとんどです。 九合目万年雪山荘は例外です(誰でも食べることができます)。 ⇒1日目の様子は… https://yamap.co.jp/activity/17327 ※ 写真と親子登山についてを追加しました。(2015.1.5.)
目が覚めたとき少し気持ちが悪くなっていましたが、朝のお散歩で回復しました。 雲があって日の出は見れなかったけれど、空の色や雲海がとてもきれいでした。
山小屋横の万年雪が、こんなに分厚くてびっくり!
さあ、頂上を目指します! 山小屋の宿泊客のほとんどは、2時過ぎに出発済です。 でも暗い道は危ないので、僕は明るくなってから。 山小屋に荷物を預かってもらって、6時20分にスタートです。
最後のポイント 九合五勺で、日付入りの焼印を押していただきました。 あとは頂上奥宮のみ。
その焼印ががこれ! 平成二十六年七月二三日とあります。
画面中央部分が頂上。 あと少しですが、空気が薄く思うように歩けません。 10mほど歩いては一休み… を繰り返しながら進みます。
8時23分 富士宮口頂上の鳥居をくぐります。
浅間大社奥宮は改修工事中でした。 登頂の御礼をし、いろいろなことをお願いしました。
奥宮の裏に回ると… 頂上に大きな噴火口があって驚きました!
思わずしたドヤ顔… しかし、その向こうに高い山があるではないですか! あの頂こそ、本当の日本一です。
ここまできたら、剣ヶ峰も登らなきゃね。 馬の背の登りだけ、お父さんが手をつないでくれました。
8時50分 日本最高峰 富士山剣ヶ峰に登頂!
5歳0か月 頑張って登りました! このあと山頂郵便局から、幼稚園の先生や友達にハガキを出しました。
再び奥宮に戻り、金剛杖に奥宮の焼印(実は朱の刻印)をいただき、2年がかりですべての焼印がそろいました。
すると、登頂証明のお札をいただきました。 裏面には「富士頂上浅間大社」と焼印されています。
奥宮でもご朱印をいただきました(左側)。
頂上富士館でお父さんに登山バッジを買って貰って、名残惜しいけれども下山します。
万年雪山荘の皆さん お世話になりました! 下山はちょっと寂しい…
16時3分 無事に下山できました。 充実した富士登山でした。
登山時には事務所が開いていなかったので、下山後に富士山保全協力金(いわゆる入山料)を支払いました。
缶バッジ(直径55mm) をいただきました。