活動データ
タイム
24:00
距離
68.8km
のぼり
4466m
くだり
5278m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る以前から目標にしていた小辺路を歩いてきました。 本来であれば3泊4日で時間をかけて熊野古道を楽しもうと計画していました。 結果としては予定変更で2泊3日の山行になりましたが、それなりに内容の濃い山行になったと思います。行程の中で無理をし過ぎない程度に行ける所まで頑張るなど、これはこれでアリだと思いました。テント泊縦走の経験が乏しい中で探り探りではありましたが、小辺路を完走できたのはとても良い経験となりました。 またカメラを持っていったことで、ただ歩くだけではなく、色々な景色に目を向けながらのハイキングになったので良かったです。 1日目 高野山駅〜大滝 高野山駅に15:26分着。徒歩で小辺路入口まで行くため大門を経てのルートで入口へ。途中のファミマとデイリーで夜ご飯のおにぎりを補給。 ろくろ峠に着いた時には16:00を過ぎていたため、ペースを上げながら目的地の大滝に向かいました。 大滝はトイレ、水場、東屋ありのキャンプ適地。地元の方がとても親切でした。 2日目 大滝〜三浦峠 6時過ぎから行動開始。大股までは緩やかな舗装路と登山道を交えながら歩く。 大股〜萱小屋までの急登がきつい。そこを過ぎれば比較的緩やかな道が続いた。 小屋から少し歩いたところで、運良くニホンカモシカに遭遇。写真にまでしっかり収めることができたので、気分良く山頂へ向かう。 山頂には男性3人組と1組のご夫婦が居られました。久しぶりの登山者に遭遇で嬉しくなり、ご夫婦と談笑。コーヒーとチーズありがとうございました。 山頂で補給後に三浦口まで一気に降るが、、とにかく長い下りが続いた。苦戦しながらなんとか14:00過ぎに三浦口へ、元々の予定では旧五百瀬小学校でテント泊をする予定であった。 しかし色々と加味した上でまだ時間があったので、急遽予定を変えて三浦峠まで登ることに。そこまでに20キロ以上歩いている疲労感の中、きつい登りではあったが小休憩を交えつつ根性で乗り切った。800m付近の三十丁の水でで補給。そこからは比較的楽な道が続いた。 想定時間より早い16:00過ぎに三浦峠着。 山頂には千葉から来られていたご夫婦が先にテントを設営して休んでいた。 初めての高野山から小辺路を歩かれるという方に遭遇できて不安も無くなった。結果的に三浦峠でのテント泊という判断が功を奏した。 3日目 三浦峠〜熊野本宮大社 6時過ぎに行動開始。 峠から舗装路まで緩やかで歩きやすい下りが続いた。朝一ということもあり、ctの半分くらいの時間で歩き切れた。 下り切ると十津川温泉まで8kmの舗装路歩きが始まった。vivobarefootの靴を履いている自分にとってはこの区間がとにかく苦痛だった。 この時点で右足は先日の金葛の下山でぶつけて痛めた薬指とできた豆にテーピングを巻いての歩行となりボロボロであった笑笑 ここの区間には住宅は点々とありながらも、山々の緑に囲まれており地元浜松の天竜のとある地区を歩いているような感覚に陥るほど静かな舗装路歩きだった。 9:30頃、昴の郷に着くとアイスの自販機があり、たまらず購入。食べてしばらく休んでいるとたまたま十津川温泉行きのバスが通りかかった。本来であれば、2キロ弱ならケチって歩く自分だが、今回ばかりは先程まで続いた舗装路に参ってバスに乗ってしまった笑 十津川温泉に着くとバス停前にあった庵の湯に直行。朝早い時間帯ということもあってか浴場を独り占めでき、二日間の汗を洗い流した。体はかなり回復したように思えた。自分自身温泉は6年ぶりであった。 かなりゆっくりしていたので、11:30に十津川温泉を出た。この時点で、翌日の朝からの雨のため予定を急遽変更し、熊野本宮大社まで歩き切ることにした。急いで果無峠登山口へ向かった。 登りは少しきつかったが、自分のペースで登り切れた。果無峠から八木尾バス停までの下り道がとにかく長い、岩場や枯葉で歩きにくかった。 その後、歩いて少しのところにある道の駅で長めの休憩を取り、ゆっくりと本宮へ向かった。中辺路ルートに合流し本宮までの道のりはとにかく歩きやすかった。 本宮は5時で閉まっておりお参りはできなかった。鳥居の写真だけ撮って大斎原に向かった。ネット上でよく見ていたあのでかい鳥居、自分も記念に数枚写真に収めた。達成感は凄かった。 この時点で6時前に、家へ帰る手段がなく、宿を探す必要になった。出来るだけ安いところを探したい自分は本宮から5、6キロ先の田辺川湯キャンプ場を見つけた。ここまでまたもや舗装路歩き、、1時間以上をかけ7時前に門に着いたが、受付が6時までで、管理人もおらず、中に入る術がなかった、、 ここから急いで近くの川湯温泉街へ向かった。運良くGooglemapで素泊まり5500円の民宿「すみ家」を見つけることができた。突然で遅い時間のチェックインになったが、暖かく迎え入れて頂いた。タコライスやコーヒーを頂いた。また次本宮へ来るときは絶対にここへ伺いたいと思います。 結果として最終日は37〜38kmも歩いたが、なんとか宿が見つかり本当に安堵した。 翌日の朝はゆっくり温泉♨️に入り日本一長い路線(新宮駅〜大和八木駅)バスで帰路へ着いた。 水場は多く、2Lほどの水袋があれば、次の水場までなくなる心配はないのかと思います。 高野山のコンビニ、野迫川村のホテルのせ川や十津川村など、ランチを取れるところが一部区間あるので、行程に合わせて食料は減らせると思います。 2日間のテント泊で1日目は7℃まで下がるもeeのダウンを羽織りstatic adriftriner にsolのbivvyで快適に睡眠。睡眠の課題は枕だと気付けました。エアピロー買わなきゃ、、 大峰のように景色に富んだ登山道ではありませんでしたが、幾つかの集落、峠を越え高野山から本宮へ向かう道は昔の様相を残しながらの良い道でした。 これをきっかけに他にも幾つかある熊野古道の道に挑戦してみたいと思います。
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