登山とは言えないルート

何か月かぶりに山に登ろうと思い立った。 もう遅いとは考えたのだがどうしても確認してみたかった。 じゃあ何故最盛期に来なかったの？ 色々と人事異動の季節だからね私用が削られてしまう事もあるのだ。 という事で今日は桜の里へと行こうじゃないか。 車で桜の里へと直接行くのが一番早い。 それじゃあ運動にならないから妙義神社からの出発だ。 まずは大の字を目指す。 久々の登山はきつい。 だけど新緑の中山吹の黄色ツツジの赤が美しい。 大の字に到着する。 近くの山の新緑とヤマザクラが見事だ。 振り返って妙義山を眺める。 今日は尾根筋のコースには行かない。 今日行ったら落ちる気がする。 じゃあ中間道へと戻るか。 戻るコースも岩場と鎖場が続く。 こんなんだっけ？ すっかり忘れてる。 中間道に戻り暫く歩くと通行止のロープ。 なんか崩れてるみだいだ。 えー、行けなくてもいいからとりあえず見に行ってみる。 現場はごっそりと岩が崩落している。 かなりの質量だトンレベルの岩が登山道と共に無くなっている。 だけどまだ崩落中という感じではない。 不安定な岩が残っていたり小石が落ちてきたりとかは無い。 そして斜度も緩いから滑落の危険性も少ない。 トラロープも設置済みだ。 よって行けると判断渡ってしまおう。（お勧めはしません） その後は淡々と中間道を進んでいく。 体力無いから思うようには進まない。 それでもやっと階段に到着。 ここまで来ればあと少し。 天狗の標定とか胎内巡りの岩場に到着する。 一昨年ここで滑落事故があったんだよね。 それは置いておいて第四石門の休憩所でお昼にする。 さてここを下れば目的地の桜の里だ。 ここはとっと下山する。 そして桜の里はまあほぼ葉桜。 ただ少し季節が違う種類と八重桜は葉桜になってない。 八重桜はまだまだこれからだ。 桜も終わりだなー。 さて、ここからは「関東ふれあいの道」の終点であるバス停に向かう。 バス停には暫く歩いて到着だ。 しかしまだまだ先へと歩く。 そうすると県道５１号とぶつかるT字路だ。 これを杉の木峠へと向かう。 そして峠を越えてもひたすら進む。 金鶏山の反対側が見えてきた辺りで県道５１号から離れる。 最初は青少年自然の家経由で戻ろうかと思ってたけど道があるか分からなかったから予定変更ね。 通常の道で戻る事にする。 奥の方には別荘地みたいなエリアもあった。 妙義山にもこういう所があるんだねえ。 そして登山道は最初の７キロほど、後はずっと道路を歩いていた。 これを登山と言ってもいいのであろうか？