【茅ヶ岳】”ニセ八ヶ岳”? でも、いい思い出。

2018.04.13(金) 日帰り

活動データ

タイム

06:30

距離

12.9km

のぼり

1168m

くだり

1167m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 30
休憩時間
1 時間 40
距離
12.9 km
のぼり / くだり
1168 / 1167 m
1
1 51
31
1 20
1 6

活動詳細

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小学生の頃。 祖父母の住む八ヶ岳の麓に電車で向かう時、甲府を過ぎて左側に南アルプスの雄姿が見えます。 右側に八ヶ岳があると思って車窓を見ていると、冬か春だというのに、雪のない八ヶ岳と思しき山が見えてきます。 「小さいし雪もないし、何か貫禄ないなあー。それに比べて左奥に見える山は、大きく猛々しくて雪もたくさんあってカッコいいな。」などと思ったことが何度かありました。 ところが、電車が長坂方面に進むと、八ヶ岳と思っていた山を通り過ぎてしまい、実はカッコいいと思っていた山が八ヶ岳であったことがわかり「なーんだ」。 四十数年後、この日山に行こうと決め、さてどこにしようか、とネットで調べていた時に、「ニセ八」という文字が目に入りました。八ヶ岳に似た山、ということでしたが、それが"あの山”であることがわかり行くことに決めたのですから、人生何がきっかけになるかわかりません。 登っている途中で、高齢のご夫婦に会いました。 (奥様)「どこから来たの?」 (私)「千葉県からです」 (奥様)「千葉?私たちも市原から来たのよ」 (私)「車でですか?」 (だんな様)「朝4時に出て車で運転してきたんだ。日帰りだよ。」 (私)「え、車で運転されて日帰りですか?お元気ですね」 (だんな様)「80だけどね。これから頂上登って下山しても、夜には家に帰れるよ。」 (私)「80歳!以前から登山を?」 (だんな様)「60越えてから始めた。でも、北岳や剣岳や穂高も登ったよ」 (奥様)「私も毎週ついて行ってるの、私の方が70後半で若いからね。あなたはまだ若いから馬力があっていいわね」 (私)「・・・・(五十代半ばで「もう歳ですから」なんて言えないぞ、この場で・・💦)」 あと数年したら、高い山など登れないのではないか、と勝手に思っていた私。 何言っとんじゃ!と気合を注入されました。

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