活動データ
タイム
07:34
距離
8.0km
のぼり
1271m
くだり
1273m
活動詳細
すべて見る夏山の季節がやってきた。 今回は4年振りの日光男体山。登山を始めてからしばらくは毎年登っていた、ホームマウンテンとも言える山。 急登のイメージが頭に残っていて、幾ばくかの不安を抱きながら奥日光へ。 登山口は、奥日光は中禅寺湖畔にある日光二荒山神社。境内にて登拝料という名の入山料(¥1,000。以前は¥400程度だったと記憶している)を払い、境内に設けられた登山口から登り始める。 絶滅危惧種のシラネアオイが見頃とのことで、さっそく寄り道。網があって近くに寄って見ることは叶わなかったものの、新緑のなか斜面に咲き誇るシラネアオイは美しかった。 3合目までは樹林帯を歩き、そこから4合目までは舗装された林道を歩く。林道をショートカットする直登ルートもあるが、一瞬分かりにくい。 4合目から8合目まではそこそこの登り。笹の間を行ったり岩場を登ったりと、高度をあげる毎に表情を変えていくのは男体山の面白いところ。 5合目、7合目、8合目には避難小屋もある。 8合目後半から9合目前半までは森林限界が近くなった雰囲気をどことなく感じながら、広めの登山道を行く。個人的には、微妙な斜度過ぎていつも歩きにくいと感じる区間。歩くペースと歩幅が掴みにくくてここはいつも疲れる。 9合目後半でようやく森林限界を突破。火山らしい様相を見せ、赤茶けてザレた道が山頂まで続く。そして、このあたりから左手と背後がただひたすらに絶景。 以前は山の形も位置関係も全く分からなかったので、見ても記憶に残らない山並みだったが、今日は良く分かる。 日光白根山に燧ヶ岳、会津駒ヶ岳に月山。自分の成長を感じられた一時だった。 山頂は平日にもかかわらずそれなりに登山客が多く賑わっていた。有名な二荒山神社の御神剣を見、三角点を確認し、2人でフザけた写真を何枚か撮ってから西端にある二荒山神社の社の前で昼食を摂る。 絶景を前にしては、何を食べても美味しく感じられた。 以前登っていたときよりも、体感的にタイムが早く感じられたし疲労も少なかったように思う。多少なりとも登山スキルにおいて成長出来ているのかもしれない。 天気も良かったしコンディションも絶好調、久々のソロではない登山だったせいもあって、ここ最近無いくらい本当に楽しい山行になった。
メンバー
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