活動データ
タイム
11:00
距離
20.9km
のぼり
1703m
くだり
2016m
活動詳細
すべて見る一昨年の秋に剣山から三嶺を縦走した時、三嶺から見えた天狗塚への稜線がきれいだったので軌跡を繋ぐべく、再び三嶺を訪れた。 今回は名頃登山口に車を停め、三嶺から西熊山経由してお亀岩避難小屋で一泊。翌日は天狗塚から牛の背を縦走してその先の亀尻峠へ下りる。西山林道を歩いて下り久保バス停からバスに乗り名頃へ戻るというルート。 1日目。名頃から三嶺までは前回下った道を2時間半ほどで登る。 薄曇りだが三嶺山頂からは東は剣山次郎牛笈から続く縦走路。西は西熊山から天狗塚、牛の背と続く笹原の稜線がよく見えました。 三嶺山頂で昼食をとって、ここからがずっと憧れていた天狗塚へ向けての天空の縦走路を歩く。 笹原の道は夜露で濡れていると裾が汚れてスパッツ必携ですが、今回は乾いていて必要なし。 予定より早く小屋に着きそうなので、誰もいない西熊山山頂で昼寝する。 お亀岩避難小屋は高知県が管理しているらしく、大変綺麗な小屋でした。100M程下ると水場もあるし、無料で使うのが申し訳ないくらい立派な小屋でした。 トイレも3基あるし、銀マット、飯台、ガスバーナー台、ハンガーなども備えつけてあり、北アルプスの営業小屋よりも使い勝手がいい小屋なんじゃないでしょうか。 2日目。13:18発のバスの時間に遅れないように早めに出発。 天狗峠まで上がると、天狗塚と牛の背が目の前の広がる。 笹原が広がる台地は北アルプスのような険峻な景色とは違うこれぞ四国の山という女性的なたおやかな景観は本当に素晴らしい。 四国の山は人が少なく静かな山歩きできるのが良いのですが、もっともっと全国の人に知ってほしい、この景色を見にきてほしいと思います。 牛の背から亀尻峠まではなぜかYAMAPの道はないのですが、道標はしっかりあります。 樹林帯にはいると落ち葉で道はわかりづらいですが尾根伝いに下るだけです。途中、牛の背登山口へ下る近道がありますが、分岐点が不明瞭だったので、道がはっきりしている亀尻峠へ。西山林道は長い舗装路歩きは辛いですが、随所に眺望が開けて祖谷の集落が見られます。1時間半ほどで久保バス停に到着。 10時半ごろにつくと、少し前に名頃行きバスが出たばかり。元々13:18のバスに乗る予定でしたが早く着きすぎたので、三嶺タクシーに電話すると今日は他の予約があり配車できないという事で諦め、3時間近くバス停で待ってようやくバスに乗り名頃へ戻る。(運賃230円) 三好市営のワゴン車タイプのバスでしたが、乗客は私1人だけで市営とはいえ経営は大丈夫なのか少し心配になった。 剣山から三嶺も素晴らしいが、三嶺から天狗塚・牛の背までの稜線歩きはさらに素晴らしいです。 もっとメジャーな山域になってほしいけど、人が増えすぎるのもどうかと思うし悩ましい。
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