承久の乱 藤原光親卿の最期 2022.5.15

断り：活動日記の軌跡は「加古坂神社」です。 4月30日に篭坂峠の「藤原光親卿墓所」と墓のある御殿場の「久成寺」を訪ねた。調べてみるとまだ歴史はあり、今日は篭坂峠の「加古坂神社」と「藍沢神社」に行ってきた。藤原光親だけでなく、藤原宗行、藤原範茂、源有雅、藤原信能の五卿が鎌倉に着くまでに斬首されている。 「承久の乱」は後鳥羽上皇の命を受け、藤原光親が北条義時追討の文書を作成したことで首謀者として捕らえられ、武田信光に鎌倉まで護送される途中篭坂峠「矢筈山」で斬首された。墓所は国道138号線沿いにあるが、相当上まで登ってみたが、墓らしきものは見つけられなかった。(ネットで見ると墓石らしきものがあるらしい)。現在、小山町は光親墓所の南の「夕月公園」に、藤原光親の遥拝所を「長寿亀石」、亀に似た石。家屋工事中に氏子が土中から発見。貴重だとし奉納したはじめた。 藤原宗行は藍沢ヶ原で小山朝長により処刑された。また、藤原光親を祀る「加古坂神社」も行ってみた。非常に神秘的な場所にひっそりとたたずんでいる。今日最後に五卿を祀る「藍沢五卿神社」も参拝した。 「承久の乱」は朝廷と鎌倉幕府の確執が 深まった事件であったが、この頃になると朝廷の力は失せ、藤原光親始めとする五卿は義時追討に関し上皇をいさめたが、叶わなかった。後に第３代執権北条泰時はこれを聞き嘆いたと言う。ちなみに、藤原光親と藤原宗行は親族関係にないです。