燕岳(燕山荘迄)

2022.05.08(日) 3 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 40
休憩時間
2 時間 28
距離
4.2 km
のぼり / くだり
1267 / 21 m
DAY 3
合計時間
2 時間 42
休憩時間
14
距離
4.7 km
のぼり / くだり
15 / 1328 m

活動詳細

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お借りしたレンズで天の川を撮るべく燕岳に登ってきました。 思い入れある登山となったためめっちゃ長文です。 こんなに書くならブログに書けばいいのに…と書き終えてから思いました😇 -Day1- 当初は蝶ヶ岳にてテント泊目論むも登山日当日の天気予報を見ると翌日雪予報…。 はてさてどうするかと悩んだ末に燕岳に上ることにしました。 登山口駐車場から燕山荘さんへ恐る恐る電話し予約空き状況をお伺いするとOKとのこと。 翌々日明朝には天候回復の予報だったため連泊を決意する(素泊まり18000円…) 行程自体はいつもと変わらず。 合戦小屋あたりから雪登場&アイゼン装着。 動画撮りつつ登った関係で相変わらずののんびりペースです。 燕山荘到着後チェックインしすぐさま食事。 もちろんビールも飲んだけどスポンサードな動画の関係上、某シーンは今回カットしました。 センシティブだからね。 その後は小屋周辺をロケハン。 翌日は降雪予報だったため動けないだろうと判断し入念にうろうろする。 今回で何回目かは忘れてしまったけど何度も来ている燕岳なだけあり簡単に候補絞ることはできました。 今思うと燕岳選んで正解だったのかもしれない。 気が付いたら夕方、ひとまず夕陽のタイムラプス撮影。 雲多かったけどまぁそれなりの形となった気がする。 小屋に戻り談話室にて食事を簡単に済ましこの日は就寝。 -Day2- 朝の時点ではまだ雪は降っておらず曇り空。 ぱっと見で朝日は無理だと判断し寝床にてダラダラ過ごす。 小屋泊の皆さんの食事が終わったあたりでのそのそ起きはじめて再び談話室へ。 インスタントコーヒーと潰れたパンをおなかに入れながらNHKのローカルニュースを楽しむ。 その後談話室にてお借りしているレンズを撮影。 どんな内容にするか全く決めていなかったためとにかく思いつく限り動画を撮りまくる。 ちなみに大きさ比較用に置いたペットボトルは現地調達したもの、 小屋利用時はなるべく小屋に貢献したい。 撮影終えて再び寝床でダラダラ。 途中外を見るといつのまにかかなりの量の雪が降っていた。 その中に人だかりを発見、これはもしや…とも思いカメラ片手に外へと飛び出す。 そこにいたのはやっぱり雷鳥でした。 既に羽根は色が付いていたけど個人的にはこちらの方が好き。 ちょこちょこと歩いていて大変にかわいいかった。 何処へ行っても雷鳥はみんなの人気者。 再び小屋に戻ったらもうお昼の時間。 動かなくとも何故か腹は減るため売店へ、 今回は山菜うどんを作っていただきました。 カレーやビーフシチューが有名だけどうどんもモチモチしてておいしいのでおススメです。 汁を飲み込んだ直後、燕山荘のスタッフの方(動画を見てくださっていた方)に、 「雷鳥いますよ!」とお声がけいただく。 ホントですか!とどんぶりそのままに急いでカメラを撮りに向かい外へ。 外はかなり風と雪が舞っていたけどお構いなしにシャッターを切る。 今回は動画を優先しなければなんだけどいや写真も撮りたい…葛藤。 雷鳥堪能後再び小屋へ戻りゴロゴロタイム。 夜の予報を確認すると大変に微妙でもしかしたら雲がかかるかもしれない状態… 頼むよ~と目をつむりながら祈っていたらいつの間にか寝てしまいました。 起きたら既に夕方、 再び談話室へ向かい佐竹のマジックパスタ(カルボナーラ味)を食す。 これ初めて食べたけど意外とありですね、ちょい水っぽかったけどおいしかった。 そのまま談話室で一人音楽聞きながらお酒飲んでいた所、 なんと3年前に燕山荘にてお会いした方々にばったり再会。 覚えていてくださるのは大変に嬉しいものです。 消灯まで一緒にお酒など飲み楽しく過ごしました。 -Day3- 時間は23時過ぎに起床し外へ出てみると…雲一つない空。 過去一番では?と思うくらいの星が見えました、やったぞ。 いそいそと準備を済ませ月が裏銀座方に沈む時間まであたりで写真を撮る。 やっぱり三脚立てて写真撮るのが一番楽しい。 夢中になってたら月が消えかかってたので急いで撮影場所へ。 α7SⅢにお借りしたレンズを取り付け入念にチェックし撮影開始。 明るくなるまでタイムラプス撮影の始まりです。 …とはいえ頑張るのは私ではなくカメラ、 時折散歩などしつつカメラ横でぼーっと星を眺めてました。 3時過ぎたあたりから大分空が明るくなってきました。 露光時間的に真っ白だろうなぁと思いながらも尺を稼ぎたいためなかなか撮影止められず。 タイムラプスあるあるですね。 結局4時ごろまで撮ってました。 小屋方面へと戻ると朝日を見るべく宿泊の方々が外へと出られています。 人を見て一安心、やはり夜一人でいるのはなかなかに怖いです。 あとは皆さんと朝日を楽しみ撮影終了。 満足行くロケーションとなって本当に良かった。 その後お世話になった燕山荘を後にし中房へ下山。 お風呂に入り蕎麦をすすって関西へと戻ってきました。 -終わりに- 「天の川を撮る」ことを目的に登山したのは今回が初めてでしたがまぁとにかくドキドキでした。 このために大分祈ってしまったのでもしかしたら一生分の運を使い果たしてしまったかもしれません。 とはいえ無事に撮影出来たことは大変嬉しく自分の中でも大変によい思い出となりました。 今回お会いした皆様、燕山荘スタッフの皆様本当にありがとうございました。 皆様のお陰で満足のいく動画を制作することが出来、また忘れられない登山となりました。 なお肝心の動画については思った以上に有名な皆様がレビューなど挙げられているので、 私の動画はすぐにネットの隅に追いやられてしまうかと思います。 とはいえそれでもこの動画がどなたかの目に留まり少しでも参考になれば幸いです。

動画

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