活動データ
タイム
06:48
距離
13.2km
のぼり
1319m
くだり
1320m
活動詳細
すべて見る鳳来寺山への久しぶりの訪問。流石に行かないとまずいな、と思って以前からやろうと思っていた鳳来寺山の史跡を探す旅に出た。 参考にしたのは『三州鳳来寺山文献集成』という一次二次資料や古地図を集積したものを利用した。『石投げ地蔵』『妙法滝』『鬼の味噌蔵』実際はまだまだ確認したい所はあるものの、気になるところに絞った。 門前の駐車場に向かうと果たしてトレノさんがいらっしゃったので、今日の山行を説明し(小富士に行かなくてごめんなさい)、本堂までのルートをご一緒した。 石投げ地蔵は何となく位置は分かったが、地蔵の姿は不明。 妙法滝は階段で下るルートを探索。ルートがかなり荒れていたためこちらからは断念。中本坊跡から行ったら難なく発見。かなり小さなな滝でモリアオガエルの産卵地らしい。 本堂でトレノさんと別れ、鏡岩周辺を探索しつつ、山頂へ。瑠璃山周辺はアカヤシオやツツジが綺麗だった。 自然観察路から鷹打場へ向かい、『鬼の味噌蔵』を探す。谷道最奥から30メートルくらい下った所にあるようだが…斜面が急で取り付き方が分からない。(後調べでは行者越えの尾根から分岐があるようです)。 暫くうろうろしてましたが分からなかったので本堂へ引返す途中、GP7さんに遂に遭遇。軽く挨拶して、本堂に向かうと他のヤマッパーの方、darinさんご一行とトレノさんが登ってこられたので、仙人様コースへ向かうことをお話したら、GP7さんに虎松岩までご案内して頂くことに。 初めて虎松岩は高度感があって眺めも最高。 仙人様コースは鳳来寺山が煙巌山と呼ばれていた頃のピークがあり、一部の資料では別々の地名として記載されている。元々護摩所から昇る煙から名付けられたらしく、利修仙人の護摩所はまさしく行場らしい神聖さがあった。途中の険しい岩場はやはり修験道、山岳信仰の道と実感。地図にある鳥居と建物を探したが、よく分からなかった。 利修仙人が現在登山道としているルート、護摩所ー煙巌山ー瑠璃山ー鏡岩ー行者返し(越え)、元々遡行ルートと思われる表参道のなどおなじみのコースを修行場として原初開拓したのだと実感できる。有意義な山行になった。 今回探せなかった『鬼の味噌蔵』『腹切り地蔵』『首無し地蔵』はまたの機会調査します。
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