市房山（米良三山）

宮崎県西米良村のやま開き企画で米良三山(市房山、石堂山、天包山)のどれかを登れば役場でオリジナルカップがもらえると聞き、せっかくだから1山じゃなくて3山全部を1日で行ってみるか、どの山のルートも行ったことないし、といつものメンバーで計画してみた (しかし、結局カップは3日には全部配られて企画が終わってました、最初の市房山の登山口で判明) いつも通り3時に霧島を出発、まず市房山を攻める、西米良の企画なので宮崎(西米良)側の登山口からのルートで 西米良の中心地を抜け、看板を頼りに登山口へ向かう、ここの登山口は車で五合目まで行けるらしい、梯子しないとなので一合目からはまたの機会に残しとく 5時半には西米良登山口に到着 ここで入山届けの箱に「やま開き企画終了しました」の貼り紙を発見、早々にみんなして少しテンション下がったけど目的は3山制覇、ということで早速準備して登山開始 気温は寒くもなく暖かくもなく、風も弱い、晴れれば一気に暑くなりそうな感じ 山道に入り少し行くと綺麗な小屋が立っていた、ここにはトイレもあり、休憩できます 小屋からまた山道に入りしばらくは森の中を進む、上空はガスがかかり日の出は過ぎてるけど太陽はまだ見えない、ずっと登りが続き六合目、七合目を過ぎ八合目も過ぎた頃から森を抜け空がひらけた まだ一面ガスで真っ白、しかしだんだんと薄くなって青みがかってきた、そこから少し登る、といよいよガスが割れて青空が見え始める、やっと見えた太陽が眩しい、どんどんガスが降りていき眼下には雲海も広がる 所々にミツバツツジの鮮やかなピンク、斜面にアセビの赤い新葉が広がり紅葉のようにも見える 一気に登り九合目、すでに空は青に染まっているしだいぶ暖かくなった、道は最後まで降ることなく延々と登りが続く、最後にガッツリ登ってあっという間に市房山頂に到着 山頂からは熊本側も見渡すことが出来てかなり眺望も良い、遠く国見岳あたりまで見えてそう、けどどれがどれかはわからない 広い山頂のスペースで軽食を取って朝ごはん、その後に付近を探索、アケボノツツジや黄色のツツジ？もちらほら見られた、心見の橋と呼ばれる岩スポットまで堪能して1時間ほどゆっくり過ごす 次もあるので暑くならないうちに帰路へ 登山口からは登り一辺倒だったので降りは楽々、何人か登山客もすれ違いながら山の斜面を駆け降りてあっという間に小屋まで戻る、でさらにちょっと行って登山口へ到着 宮崎側から登る市房山はずっと同じような傾斜の登りが最初から最後までずっと続くルート、なので同じペースをキープすればかなり楽に登れるんではないかと、五合目から登れるし花の季節には気軽に見に行けてとてもいいかも 本日は米良三山、残り二山 石堂山へ続く