お初の神室山〜神室連峰の下見へ 5/7/2022

2022.05.07(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 30
休憩時間
1 時間 49
距離
13.2 km
のぼり / くだり
1424 / 1425 m
3 5
59
56
1 47

活動詳細

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 神室山までパノラマコースピストンで歩いてきました。残雪期の西ノ又コースは、渡渉や残雪トラバース等で大変危険であるとの情報があったので、今回は周回コースはとりませんでした。  まだシーズン前なのかスライドゼロ。貸切状態で広大な天空稜線の下見ができました🏔 <神室山パノラマコース>  パノラマコースは、新緑と残雪、天空のお花畑稜線歩きを楽しめる素晴らしいルートでした✨残雪は、第1ピーク以降に夏道と交互に出てくる感じでしたが、有屋登山口分岐付近以降の稜線上はほとんど雪はありませんでした。暑さのため不安だった踏み抜きは2箇所で上出来。もちろん、雪の状態は日に日に変わります⛄️  危険箇所は特にありませんが、ザンゲ坂付近は、完全に残雪に覆われていたので、ここだけは滑落注意で、一応チェーンをつけました(念のため持参した12爪やピッケルは終始不使用)🥾 <今回の山行>  一昨年、禿岳山頂から見た神室連峰の稜線に一目惚れ。昨年は体力と経験不足で結局歩かずじまい👣今シーズンはこの稜線を歩きたい思いで、今回北側から稜線の下見と自分の弱点の確認に行きました🥾  思ったのは、前神室以降の神室の稜線に入った後のアップダウンの質が他の領域と明らかに異なることです。そのため稜線に入る前の急登一辺倒の所でいかに体力を温存できるかが課題だと思いました🥾この日もそうでしたが、暑さが相当な鬼門になりますね🥵この日は登りでほとんど風がなく、気温も予報通り急上昇し、下見した甲斐がありました。  私の弱点は前半の急登で体力を消耗して、後半筋肉疲労を起こすことなので、今回は稜線に出るまでの前半、意識的にゆっくりペースで進みました🐢 おかげで最終的にはかなり体力余裕のまま下山できました😃  ただ、やっぱり疲れたのでしょう。帰宅して夕食後、知らないうちに意識を失ってました。 <温泉>  温泉は、加水のない温泉が休業中の場所が多く、鬼首温泉の「目乃湯」まで戻りました♨️  ※私の場合は、循環か源泉掛け流しか沸かしかは大した問題ではありませんが、加水の有無は重要なんです <注意> ・あまりの暑さで、避難小屋下の水場を探そうと試みますが、雪渓で覆われていて見つかりませんでした。軌跡は、水場と全く異なる方向に行ってますので、参考にしないようご注意を⚠️ ・🚻2022年5月7日時点では、神室山避難小屋のバイオトイレは冬期閉鎖中でした

神室山・天狗森・火打岳 ここから登ります。駐車場まで看板あるのでこれに沿って行くといいでしょう。ちなみにgoogleだと直前で違う道に誘導されます
ここから登ります。駐車場まで看板あるのでこれに沿って行くといいでしょう。ちなみにgoogleだと直前で違う道に誘導されます
神室山・天狗森・火打岳 最初の激しい急登は、終わりかけのイワウチワちゃんが励ましてくれます。とにかくゆっくりを心がけます
最初の激しい急登は、終わりかけのイワウチワちゃんが励ましてくれます。とにかくゆっくりを心がけます
神室山・天狗森・火打岳 ムラサキヤシオとトウゴクミツバツツジの違いがよくわからん
ムラサキヤシオとトウゴクミツバツツジの違いがよくわからん
神室山・天狗森・火打岳 急登の中の新緑に癒される
急登の中の新緑に癒される
神室山・天狗森・火打岳 ブナ新緑が本当に気持ちいい
ブナ新緑が本当に気持ちいい
神室山・天狗森・火打岳 生命の息吹を感じます
生命の息吹を感じます
神室山・天狗森・火打岳 第1ピーク手前から残雪が出てきた
第1ピーク手前から残雪が出てきた
神室山・天狗森・火打岳 新緑と残雪。昨年以上にこの光景に心が躍る
新緑と残雪。昨年以上にこの光景に心が躍る
神室山・天狗森・火打岳 標高を上げていくとカタクリやイチゲが美しく咲き誇る
標高を上げていくとカタクリやイチゲが美しく咲き誇る
神室山・天狗森・火打岳 ザンゲ坂。この高度感がたまらん
ザンゲ坂。この高度感がたまらん
神室山・天狗森・火打岳 ザンゲ坂を登り切ると前神室へ向かう雪をまとった稜線が視界に広がる。何も知らない私は、向こうの奥の尖りが神室山だと思っていたが、甘かった。
ザンゲ坂を登り切ると前神室へ向かう雪をまとった稜線が視界に広がる。何も知らない私は、向こうの奥の尖りが神室山だと思っていたが、甘かった。
神室山・天狗森・火打岳 栗駒から見た鳥海もすごかったが、神室から眺める鳥海はそれ以上に威厳を感じる
栗駒から見た鳥海もすごかったが、神室から眺める鳥海はそれ以上に威厳を感じる
神室山・天狗森・火打岳 残雪の新緑がどんどん視界から下がっていく
残雪の新緑がどんどん視界から下がっていく
神室山・天狗森・火打岳 前神室をロックオン。その前にズブズブの残雪に足が取られる
前神室をロックオン。その前にズブズブの残雪に足が取られる
神室山・天狗森・火打岳 前神室へ到着すると、一気に神室連峰の主稜線が姿を現す。思わず「スゲ〜!」って声を上げてしまった。ようやく神室山頂と避難小屋が目に入る。しかし、近そうなのに、ここから2kmもあるそうだ。
前神室へ到着すると、一気に神室連峰の主稜線が姿を現す。思わず「スゲ〜!」って声を上げてしまった。ようやく神室山頂と避難小屋が目に入る。しかし、近そうなのに、ここから2kmもあるそうだ。
神室山・天狗森・火打岳 稜線はイチゲたちで溢れかえる
稜線はイチゲたちで溢れかえる
神室山・天狗森・火打岳 前神室から雪を纏った月山。今日は写真にもはっきり写りました
前神室から雪を纏った月山。今日は写真にもはっきり写りました
神室山・天狗森・火打岳 月山の南に目を向けると村山葉山の馬蹄稜線。こちらも残雪の稜線ですね
月山の南に目を向けると村山葉山の馬蹄稜線。こちらも残雪の稜線ですね
神室山・天狗森・火打岳 ミヤマキンバイでしょうか
ミヤマキンバイでしょうか
神室山・天狗森・火打岳 桜の仲間だと思いますが、可愛らしく咲き始めてました。
桜の仲間だと思いますが、可愛らしく咲き始めてました。
神室山・天狗森・火打岳 近そうで遠い神室山。しかも見えないアップダウンがあって厄介 でもようやく風も出てきて、虫も纏まりつかなくなった
近そうで遠い神室山。しかも見えないアップダウンがあって厄介 でもようやく風も出てきて、虫も纏まりつかなくなった
神室山・天狗森・火打岳 鳥海山をバックに前神室と歩いてきた稜線を振り返る。。この痩せ尾根の稜線がたまらない魅力なんです
鳥海山をバックに前神室と歩いてきた稜線を振り返る。。この痩せ尾根の稜線がたまらない魅力なんです
神室山・天狗森・火打岳 稜線はお花畑が続く
稜線はお花畑が続く
神室山・天狗森・火打岳 10万分の1の確率と言われるお花に偶然の巡り合い。万人に幸せを。。。
しかし、戦争は決して偶然やってくるのではなく、私たちの投票や言動を含めた日常の必然の積み重ねでやってくるとつくづく思うのです。
10万分の1の確率と言われるお花に偶然の巡り合い。万人に幸せを。。。 しかし、戦争は決して偶然やってくるのではなく、私たちの投票や言動を含めた日常の必然の積み重ねでやってくるとつくづく思うのです。
神室山・天狗森・火打岳 ようやくビクトリーロード。ようやく風も出てきて、痩せ尾根の空気が最高に気持ちいい
ようやくビクトリーロード。ようやく風も出てきて、痩せ尾根の空気が最高に気持ちいい
神室山・天狗森・火打岳 ついに神室山頂へ到着。虎毛山が一際目立つ。奥は雲に若干巻かれた栗駒。
北側から虎毛山へ続く稜線の波線ルートも実は気になるルートの一つ
ついに神室山頂へ到着。虎毛山が一際目立つ。奥は雲に若干巻かれた栗駒。 北側から虎毛山へ続く稜線の波線ルートも実は気になるルートの一つ
神室山・天狗森・火打岳 禿岳
禿岳
神室山・天狗森・火打岳 神室連峰の稜線。天狗森、小又山、そして右奥に火打岳と続く。この未踏の稜線を歩いてみたいと思って約2年。このうちの一部だけでも今シーズン歩いてみたい。
神室連峰の稜線。天狗森、小又山、そして右奥に火打岳と続く。この未踏の稜線を歩いてみたいと思って約2年。このうちの一部だけでも今シーズン歩いてみたい。
神室山・天狗森・火打岳 綺麗な神室避難小屋で、靴を脱いで、のんびり昼食
綺麗な神室避難小屋で、靴を脱いで、のんびり昼食
神室山・天狗森・火打岳 お世話になりました。神室避難小屋
お世話になりました。神室避難小屋
神室山・天狗森・火打岳 名残惜しいですが、帰りましょう
名残惜しいですが、帰りましょう
神室山・天狗森・火打岳 ショウジョウバカマ。この稜線のお花もこれから始まるんですね
ショウジョウバカマ。この稜線のお花もこれから始まるんですね
神室山・天狗森・火打岳 ヒメイチゲでしょうか
ヒメイチゲでしょうか
神室山・天狗森・火打岳 残雪歩きは疲れるけど、ヒンヤリとした空気が気持ちいい
残雪歩きは疲れるけど、ヒンヤリとした空気が気持ちいい
神室山・天狗森・火打岳 泥湯三山を眺めながら、気持ちのよい雪庇上をおりていきます
泥湯三山を眺めながら、気持ちのよい雪庇上をおりていきます
神室山・天狗森・火打岳 ザンゲ坂を降ります。かかと落としで、確実にステップを踏みます
ザンゲ坂を降ります。かかと落としで、確実にステップを踏みます
神室山・天狗森・火打岳 タムシバと泥湯三山。朝くっきり見えていた奥の焼石連峰はだいぶ霞んでしまった
タムシバと泥湯三山。朝くっきり見えていた奥の焼石連峰はだいぶ霞んでしまった
神室山・天狗森・火打岳 ザンゲ坂を振り返る。ちょうど新緑のグラデーションが美しい
ザンゲ坂を振り返る。ちょうど新緑のグラデーションが美しい
神室山・天狗森・火打岳 下山完了までもう少し。
下山完了までもう少し。
神室山・天狗森・火打岳 定番の湧水採取。この日は、湯沢の「目覚めの水」で15リットルいただきました。登山口から車で7分。
定番の湧水採取。この日は、湯沢の「目覚めの水」で15リットルいただきました。登山口から車で7分。

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