二王子岳 二王子神社ルート

2022.05.07(土) 日帰り

活動データ

タイム

04:57

距離

10.2km

のぼり

1176m

くだり

1173m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 57
休憩時間
27
距離
10.2 km
のぼり / くだり
1176 / 1173 m
32
1 3
12
46
16

活動詳細

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GW前半の遠征からの帰り道、様々な名峰を眺めながらの道中となりましたが、日本海東北道から小国峠へと抜ける際にその姿を見せた、我らが東北の横綱格である飯豊連峰の美しさに心惹かれました。しかしながら、流石にこの時期の飯豊はちょっとした大冒険なので、私のレベルでは登るのに二の足を踏みます。それでも、見ているだけでも素晴らしい、などと思いながら運転をしていた際、飯豊の大展望台である二百名山の存在を思い出しました。標高が低く暑い時期には厳しそうであり、なにより仙台から遠いため、これまでは登る候補から外れていましたが、こうなるともう、この週末は二王子岳以外考えられなくなりました。 小国峠を抜け、びっくりするほど細い林道を越えたどり着いた駐車場は、8時の時点ですでに満車寸前!完全に甘く見ていました。後部ハッチを開けられないようなギリギリの隙間になんとか停め準備を済ませ、いざ出発です。 まずは、沢沿いの樹林帯からのスタートです。登山道は階段状に整備されており、急登でも足元に不安はありません。3合目の小屋を過ぎた辺りからは、一面の残雪が広がります。雪の中急登を越えていくため、いつも以上に体力を持っていかれます。登りは、単純な距離と標高差以上に疲れます。やがて、左手に朝日連峰の姿が見え始め、木々の背丈が低くなってくると、小屋の建つ山頂の稜線が見えてきます。 残雪を踏みしめながら快晴の稜線に立つと、目の前に飯豊の絶景が一気に現れます。これが見たかったのです!山頂まで歩き、山名表示板と目の前の山を何度も見比べ、山座同定に夢中になります。去年歩いた地紙から北股までの稜線は、広大な飯豊では、ほんの一部です。何年も前に歩いた飯豊本山も、小さくしか見えません。こんな美しい山で、まだまだ歩いていない所だらけです。今年は、飯豊のどこを登ろうかと、興奮しっぱなしでした。 降りは、残雪のおかげで高速走行です。三回ほど尻セードで滑り、階段を駆け下り無事下山。最高の山行でした。 なお、仙台からの移動については三時間半ほどなので、だいたい鳥海山と同じくらいです。あそこに通い慣れている方であれば、余裕を感じると思います。

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