上河内岳→聖岳へ

2022.05.03(火) 3 DAYS

活動データ

タイム

37:16

距離

37.6km

のぼり

4211m

くだり

4213m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
14 時間 21
休憩時間
2 時間 45
距離
13.0 km
のぼり / くだり
2280 / 528 m
35
43
1 10
1 40
3 14
3 26
51
DAY 2
合計時間
11 時間 37
休憩時間
1 時間 3
距離
10.6 km
のぼり / くだり
1363 / 1361 m
1 27
25
1 47
59
25
4 7
DAY 3
合計時間
11 時間 17
休憩時間
1 時間 26
距離
13.8 km
のぼり / くだり
566 / 2322 m
2 54
22
2 2
1 9
1 19
31
1

活動詳細

すべて見る

1日目 上河内岳→南岳(テン泊) 2日目 南岳→小聖→前聖→奥聖ピストン 3日目 南岳→茶臼岳→下山 今回 冬テン泊装備(2泊) 23キロ超ザックとあり 背中がとても重たかったです 1,900m地点から上は 積雪&泥雪&岩氷&夏道 道の変化が目まぐるしく アイゼン→ツボ足→チェンスパ たまにワカン を脱着すること (きっと)十数回(もっとかも?) 重荷を背負っての脱着は とても大変でした ですが その苦行を差し引いても 有り余るほどの 晴天の超絶×絶景に 気持ちだけは上がりっぱなし 最高の天気のなか 最高の景色に包まれて 幸せ気分いっぱいでした

聖岳・大沢岳・光岳 駐車場から30〜40分歩き
茶臼岳登山口から出発です

出だしの畑薙大吊橋
長くて高度感のある橋

茶臼小屋まで
吊橋が数カ所あります
駐車場から30〜40分歩き 茶臼岳登山口から出発です 出だしの畑薙大吊橋 長くて高度感のある橋 茶臼小屋まで 吊橋が数カ所あります
聖岳・大沢岳・光岳 ヤレヤレ峠を越えて
少し行くと 水場があります
浄水して飲み水にします
ヤレヤレ峠を越えて 少し行くと 水場があります 浄水して飲み水にします
聖岳・大沢岳・光岳 ウソッコ沢小屋に到着

近くの沢で水を汲めます
ウソッコ沢小屋に到着 近くの沢で水を汲めます
聖岳・大沢岳・光岳 小屋の横
崖っぷちにお手洗い 

便器は無く 代わりに穴があるだけ
下に人が居ると大変な事に(笑)
小屋の横 崖っぷちにお手洗い 便器は無く 代わりに穴があるだけ 下に人が居ると大変な事に(笑)
聖岳・大沢岳・光岳 ウソッコ沢小屋から
しばらく歩いて
横窪沢小屋の手前

数ある橋の中で
1番危険と思われる丸太橋を渡り
ウソッコ沢小屋から しばらく歩いて 横窪沢小屋の手前 数ある橋の中で 1番危険と思われる丸太橋を渡り
聖岳・大沢岳・光岳 横窪沢小屋に到着
小屋は開放されており
宿泊する事が出来ます

お手洗いありますが
手前のトイレは鍵がかかっています
使用できるのは その奥のトイレ

こちらでも
沢の水を浄水し飲み水にします

ここまで積雪は全くナシ
横窪沢小屋に到着 小屋は開放されており 宿泊する事が出来ます お手洗いありますが 手前のトイレは鍵がかかっています 使用できるのは その奥のトイレ こちらでも 沢の水を浄水し飲み水にします ここまで積雪は全くナシ
聖岳・大沢岳・光岳 横窪沢小屋と茶臼小屋の中間地点

2泊3日の完全冬装備(テン泊)
手前のが私 23キロ超
奥のは28キロ超

久々の重荷に悪戦苦闘
少し歩いては休み を繰り返します
横窪沢小屋と茶臼小屋の中間地点 2泊3日の完全冬装備(テン泊) 手前のが私 23キロ超 奥のは28キロ超 久々の重荷に悪戦苦闘 少し歩いては休み を繰り返します
聖岳・大沢岳・光岳 1900〜2000m付近から積雪
アイゼン履きます

ここから茶臼小屋まで
腐った雪や踏抜きで苦労しました

茶臼小屋付近はトレースが無数にあり
道迷いしやすいです
1900〜2000m付近から積雪 アイゼン履きます ここから茶臼小屋まで 腐った雪や踏抜きで苦労しました 茶臼小屋付近はトレースが無数にあり 道迷いしやすいです
聖岳・大沢岳・光岳 藪をかき分け道迷いしながら
やっと茶臼小屋に到着

小屋は開放されており
この日は この時点で3名ほど
宿泊される方が居ました

お手洗いと水場があります
少し長い休憩を取り
南岳を目指します
藪をかき分け道迷いしながら やっと茶臼小屋に到着 小屋は開放されており この日は この時点で3名ほど 宿泊される方が居ました お手洗いと水場があります 少し長い休憩を取り 南岳を目指します
聖岳・大沢岳・光岳 南岳までの道も踏抜きや
積雪&泥雪にガレ場 岩場..
ツボ足 アイゼン ワカン チェンスパ
脱着を繰り返します
南岳までの道も踏抜きや 積雪&泥雪にガレ場 岩場.. ツボ足 アイゼン ワカン チェンスパ 脱着を繰り返します
聖岳・大沢岳・光岳 上河内岳の麓でザックをデボし
上河内岳へ向かいます

重たいザックからしばし開放され
身体が軽いです
「身体が飛んでいきそう!」
登りも楽々!ニコニコしながら登り
上河内岳の麓でザックをデボし 上河内岳へ向かいます 重たいザックからしばし開放され 身体が軽いです 「身体が飛んでいきそう!」 登りも楽々!ニコニコしながら登り
聖岳・大沢岳・光岳 上河内岳2,803m 到着
お天気良好 気持ちが良いです
上河内岳2,803m 到着 お天気良好 気持ちが良いです
聖岳・大沢岳・光岳 奥に翌日目指す聖岳

その手前の
南岳に向かいます
奥に翌日目指す聖岳 その手前の 南岳に向かいます
聖岳・大沢岳・光岳 岩&雪のアップダウンや
トラバースを繰り返し
岩&雪のアップダウンや トラバースを繰り返し
聖岳・大沢岳・光岳 到着 南岳2,702m
のっぺりとした山頂 標識はありません
周囲に遮るものの無い
最高のビューポイント

こちらでテントを張ります
到着 南岳2,702m のっぺりとした山頂 標識はありません 周囲に遮るものの無い 最高のビューポイント こちらでテントを張ります
聖岳・大沢岳・光岳 雪を溶かして明日の飲み水と
調理用水を作ります

この日は酷い暴風で
風の音と冷気で眠れませんでした
(1〜2時間ほどウトウト..)
座った姿勢で朝が来るのを待ちます
雪を溶かして明日の飲み水と 調理用水を作ります この日は酷い暴風で 風の音と冷気で眠れませんでした (1〜2時間ほどウトウト..) 座った姿勢で朝が来るのを待ちます
聖岳・大沢岳・光岳 長い夜を経て 
やっと夜が明けました

目覚めてすぐ
テントの中から撮った一枚
前方に富士山
長い夜を経て やっと夜が明けました 目覚めてすぐ テントの中から撮った一枚 前方に富士山
聖岳・大沢岳・光岳 これまでの疲れを
忘れさせてくれる
清々しい朝焼け
これまでの疲れを 忘れさせてくれる 清々しい朝焼け
聖岳・大沢岳・光岳 目線を少し変えると聖岳
見惚れるほどの美しさ
目線を少し変えると聖岳 見惚れるほどの美しさ
聖岳・大沢岳・光岳 聖岳目指して出発です
聖岳目指して出発です
聖岳・大沢岳・光岳 昨日 聖岳に行かれた方と
すれ違い  お話伺ったところ
「聖平小屋手前は迷い道しやすい」
「藪漕ぎ 泥雪で大変」等々
今日も楽な道は行けそうにありませんが
昨日 聖岳に行かれた方と すれ違い お話伺ったところ 「聖平小屋手前は迷い道しやすい」 「藪漕ぎ 泥雪で大変」等々 今日も楽な道は行けそうにありませんが
聖岳・大沢岳・光岳 目の前にそびえる聖を見ると
どんな道でも構わない
とにかく あのテッペンに
行ってみたいと思う気持ちで
いっぱいになるのです
目の前にそびえる聖を見ると どんな道でも構わない とにかく あのテッペンに 行ってみたいと思う気持ちで いっぱいになるのです
聖岳・大沢岳・光岳 行きは下り基調なので
体力的には昨日の道のりより
だいぶマシ
行きは下り基調なので 体力的には昨日の道のりより だいぶマシ
聖岳・大沢岳・光岳 お昼を過ぎると泥濘むであろう道も
早朝なのでカリカリに凍結していて
行きやすいです

が しかし この先は
お昼を過ぎると泥濘むであろう道も 早朝なのでカリカリに凍結していて 行きやすいです が しかし この先は
聖岳・大沢岳・光岳 聞いた通りの
悪路が続きます
聞いた通りの 悪路が続きます
聖岳・大沢岳・光岳 分かりづらいですが
激下り 滑らないよう慎重に
分かりづらいですが 激下り 滑らないよう慎重に
聖岳・大沢岳・光岳 降りきって
聖平小屋の手前
降りきって 聖平小屋の手前
聖岳・大沢岳・光岳 木道を通り 
ひとまず聖平小屋へ

ここからは しばし平坦な道
少し歩いて
木道を通り ひとまず聖平小屋へ ここからは しばし平坦な道 少し歩いて
聖岳・大沢岳・光岳 聖平小屋到着 
こちら聖平冬期小屋の中

広々としていて綺麗です
20名以上は泊まれそうな感じ
聖平小屋到着  こちら聖平冬期小屋の中 広々としていて綺麗です 20名以上は泊まれそうな感じ
聖岳・大沢岳・光岳 こちらでも水作り

沢の水を汲み
こちらでも水作り 沢の水を汲み
聖岳・大沢岳・光岳 浄水します

その後 小聖を目指し
歩きますが
浄水します その後 小聖を目指し 歩きますが
聖岳・大沢岳・光岳 またまた悪路
アイゼン→ツボ足→アイゼン…
脱着を繰り返し
またまた悪路 アイゼン→ツボ足→アイゼン… 脱着を繰り返し
聖岳・大沢岳・光岳 到着 小聖岳2,662m
大展望が広がります

目の前に目指す聖岳
到着 小聖岳2,662m 大展望が広がります 目の前に目指す聖岳
聖岳・大沢岳・光岳 ヤマップの地図上では
「危険地帯」とある この辺り

ご覧の通り 気持ちの良い岩綾帯
危険箇所は ありません

ルンルンで歩き
ヤマップの地図上では 「危険地帯」とある この辺り ご覧の通り 気持ちの良い岩綾帯 危険箇所は ありません ルンルンで歩き
聖岳・大沢岳・光岳 到着 聖岳3,013m
日本百名山に選定されています
「前聖岳」と呼ばれる事もあるようです
(聖岳と前聖岳は同じお山です)

これまでも絶景のなかを
歩いてきましたが
到着 聖岳3,013m 日本百名山に選定されています 「前聖岳」と呼ばれる事もあるようです (聖岳と前聖岳は同じお山です) これまでも絶景のなかを 歩いてきましたが
聖岳・大沢岳・光岳 奥聖までの道は
更なる絶景のオンパレード

この先 強風のため
撤退された方と
すれ違いましたが
奥聖までの道は 更なる絶景のオンパレード この先 強風のため 撤退された方と すれ違いましたが
聖岳・大沢岳・光岳 行けそうなので進みます

ナルホドの爆風
念の為アイゼン装着し
耐風姿勢取りながら
奥聖を目指します
行けそうなので進みます ナルホドの爆風 念の為アイゼン装着し 耐風姿勢取りながら 奥聖を目指します
聖岳・大沢岳・光岳 この辺りだけ突如として無風
風の音がピタリと止みました

耳が「音」を探しますが
見つからない「無音」
なんとも言えない不思議な感じ

ですがそれも束の間
この辺りだけ突如として無風 風の音がピタリと止みました 耳が「音」を探しますが 見つからない「無音」 なんとも言えない不思議な感じ ですがそれも束の間
聖岳・大沢岳・光岳 また爆風
風がビュービュー吹き荒れるなか
キャーキャー言いながら進み
また爆風 風がビュービュー吹き荒れるなか キャーキャー言いながら進み
聖岳・大沢岳・光岳 到着 奥聖岳2,978m

風が強くて立てません
目を開くのもやっと
早々に引き上げます
到着 奥聖岳2,978m 風が強くて立てません 目を開くのもやっと 早々に引き上げます
聖岳・大沢岳・光岳 聖岳の手前の岩場まで戻り
お昼のアルファ米
(チキンライス)を水で仕込みます
「ちゃんと出来るかなぁ」

水で作るのは今回初めて
結果はいかに?
聖岳の手前の岩場まで戻り お昼のアルファ米 (チキンライス)を水で仕込みます 「ちゃんと出来るかなぁ」 水で作るのは今回初めて 結果はいかに?
聖岳・大沢岳・光岳 復路もアップダウンを
繰り返しますが 登り基調
往路より体力使います

南岳まで長い道のり
復路もアップダウンを 繰り返しますが 登り基調 往路より体力使います 南岳まで長い道のり
聖岳・大沢岳・光岳 聖平小屋付近に到着
先ほど仕込んだチキンライスは
「….」のお味
やはりお湯で作るのが
ベストなようです
(きのこご飯は水で作っても
まあまあ美味でした)
聖平小屋付近に到着 先ほど仕込んだチキンライスは 「….」のお味 やはりお湯で作るのが ベストなようです (きのこご飯は水で作っても まあまあ美味でした)
聖岳・大沢岳・光岳 聖平小屋からは
南岳まで 殆ど登り
朝に来た悪路を行きます
聖平小屋からは 南岳まで 殆ど登り 朝に来た悪路を行きます
聖岳・大沢岳・光岳 ようやく悪路を抜けて
更なる登り

振り返ると先ほど居た聖岳
ようやく悪路を抜けて 更なる登り 振り返ると先ほど居た聖岳
聖岳・大沢岳・光岳 さらに登って
振り返ってパシャリ

ここを登り切れば南岳
さらに登って 振り返ってパシャリ ここを登り切れば南岳
聖岳・大沢岳・光岳 南岳頂に到着
お湯を沸かします

この日は風もなく
ぐっすり眠れました

そして翌朝
南岳頂に到着 お湯を沸かします この日は風もなく ぐっすり眠れました そして翌朝
聖岳・大沢岳・光岳 昨日の茶臼登山口まで戻ります
しばらく続くトラバース

ぬかるんだ雪 
一歩一歩 慎重に
昨日の茶臼登山口まで戻ります しばらく続くトラバース ぬかるんだ雪 一歩一歩 慎重に
聖岳・大沢岳・光岳 足を止めると
美しい朝焼け
真ん中にボンヤリ富士山
足を止めると 美しい朝焼け 真ん中にボンヤリ富士山
聖岳・大沢岳・光岳 さようなら聖岳
きっと また会えるね
さようなら聖岳 きっと また会えるね
聖岳・大沢岳・光岳 朝陽が登り
朝陽が登り
聖岳・大沢岳・光岳 山々を照らしはじめます
山々を照らしはじめます
聖岳・大沢岳・光岳 雪の上に落ちるオレンジ色が
この上なく美しく
雪の上に落ちるオレンジ色が この上なく美しく
聖岳・大沢岳・光岳 足を止めては 何枚も何枚も
同じ写真ばかり撮ります
足を止めては 何枚も何枚も 同じ写真ばかり撮ります
聖岳・大沢岳・光岳 頑張って登れば
頑張って登れば
聖岳・大沢岳・光岳 ご褒美の景色
ご褒美の景色
聖岳・大沢岳・光岳 本日も晴天
青空が綺麗です
本日も晴天 青空が綺麗です
聖岳・大沢岳・光岳 1番高いお山が聖岳
通ってきた尾根が一望できます
1番高いお山が聖岳 通ってきた尾根が一望できます
聖岳・大沢岳・光岳 この先は積雪しているので
アイゼン装着
この先は積雪しているので アイゼン装着
聖岳・大沢岳・光岳 振り返ると
昨日行った上河内岳
振り返ると 昨日行った上河内岳
聖岳・大沢岳・光岳 手前の分岐で休憩を取り
茶臼岳を目指します

アイゼンを外し
穏やかな道を行き
手前の分岐で休憩を取り 茶臼岳を目指します アイゼンを外し 穏やかな道を行き
聖岳・大沢岳・光岳 到着 茶臼岳2,604m
360度の大展望
到着 茶臼岳2,604m 360度の大展望
聖岳・大沢岳・光岳 風が強いけれど
寒さは無く心地が良いです
風が強いけれど 寒さは無く心地が良いです
聖岳・大沢岳・光岳 こちらで今回の全行程終了
後は下るだけですが
帰路もアップダウンのある
長い下り
こちらで今回の全行程終了 後は下るだけですが 帰路もアップダウンのある 長い下り
聖岳・大沢岳・光岳 来た時と同様
迷い道あり 踏抜きありで
しばらくは気が抜けません
来た時と同様 迷い道あり 踏抜きありで しばらくは気が抜けません
聖岳・大沢岳・光岳 この先は完全な夏道
アイゼン要りません

この数日 酷使したアイゼン
ドロドロのボロボロ
この先は完全な夏道 アイゼン要りません この数日 酷使したアイゼン ドロドロのボロボロ
聖岳・大沢岳・光岳 画像やや下に私
岩をよじのぼり
順調に歩いて
画像やや下に私 岩をよじのぼり 順調に歩いて
聖岳・大沢岳・光岳 ようやく林道へ出ました

今回の山行 まだ終わりません
車に戻り明日の山を探します
ようやく林道へ出ました 今回の山行 まだ終わりません 車に戻り明日の山を探します

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