甘き夢、再訪の誓い

小学生が遠足の日を指折り数えて待ちわびるように オッサンもこの日を楽しみにしておりました。。 何ヶ月も前からトレーニングとダイエット… 2週間前からは、毎日天気予報を見て一喜一憂。 フォローさせて頂いている方からのメッセージで 上高地が土砂崩れで通行止めなのを知れば 世界がモノトーンへと変わり… 解除すれば、嬉しくって3mくらいは飛び跳ねるww まぁ、、 何はともあれ無事決行出来て感謝なのです\(//∇//)\ 予定としては… 今回は涸沢で宿（テント）を張ったら、穂高の峰に抱かれながら、妄想や空想して呑んだくれていようと考えておりましたので、あえて重量は無視しました。 しかしながら、これが誤算でした。。 喜び勇んで上高地を出発して 横尾の分岐点迄きたら… （えう〜…槍にも行きたくなっちゃった…） でも、、涸沢へも行きたいし… でもでも、夏ならばともかくこの時期この荷物での2泊縦走はちょっと自信ないな… どうしょ… それでも、はやった心は止められません。 急きょ登山届けを書換え送信（電子です）して 槍へ向かいました。。 槍沢ロッジで受付を済まし水を買い、さらに北上。 ババ平で整地して幕営。 トイレ以外なんにもない所ですが、割と静かで気に入ってますw 早速、アルプスを望みながら宴会です♪ ごはんは明太子パスタ（バジルチューンバージョン）と サイコロステーキです。 オッサンは何故か山用フライパンを持っていませんので、家庭用テフロン加工のゴツい奴だったりします… デザートにはプリンパフェを頂きました^ ^ 美味しかったです♪ そして、勝負の２日目。 鈍足なので、安定の深夜スタートです。 月齢浅く、お月様の姿はすでにありませんが その代わりに満天の星空w 北へ向かいますから、今回の先導役は大熊座さんです。 右手には夏の大三角も……素敵ですねw 余りに美しいものですから途中何度もヘッデンを消し 素晴らしい星空を胸いっぱいに吸い込みました^ ^ 水俣乗越からは通常の道ではなく右手へ舵を切り尾根を直登、東鎌尾根へ… 積雪期に一度は挑戦してみたかったルートです。 雪庇多めで岩場ありの高度感溢れ鼓動高鳴る道… ピックとアイゼンの刺さりと感触が頼りです。 素敵…(´∀｀*) でも、日記をアップしたら何故か立入禁止の表記 Σ（・□・；） 罪悪感ありますね…これ…zz それでも何とか登頂し一献\(//∇//)\ から〜の下山。　　時間がありませんzz （穂高のクサリは鋼鉄製ですが槍のはステンレスです 雷様が多いんですね。。 ババ平迄降りてテントを撤収、涸沢へ向かいます。 体力付き欠けてるオッサンに荷物が応えます(^^; 誰だ…重量無視なんて言ったウマシカさんは(^^;; 本谷橋からの登りがとってもキツく オッサン涙目です(ノ_＜) 荷物を放り出したい気持ちを堪えて 最後は貞子のように這いつくばりながら登りました。 何とか到着後は宿を張りやっぱり宴会w ここは、いつ来ても素敵ですね。。 抱かれているというか、、包まれている感が ハンパないです(*´◒`*) おつまみには焼き鳥と燻製、パプリカ。 ご飯はチャーシュー丼を炊き込み。 デザートは二種のマスカットを使いプースカフェ風に。 生野菜を日持ちさせるのは難しいですね… ミントはダメにしてしまいました… あとあと、、ポッキーを折らずに持って行くのは結構大変かも…(^^; テントは北穂に向けて張りましたので 涸沢小屋の暖かな灯りと、後ろに佇む優雅なお山を望みながら頂きました。 どれもとっても美味しかったです♪ そばのテントからは賑やかな山談議が聴こえてきます。 ……たまには、、結構嫌いじゃないです。 大事な１日でも、夜はふけます。。 月夜であればもう少し、雪あかりに浮かぶお山と語る事も出来るのですが、あいにく今日は暗夜… おとなしく、、、 穂高の峰に抱かれながら就寝しました。。 （何か良い夢を見たのですが、、残念ながら覚えておりませんね… 山人の桃源郷、涸沢カール。。 また、また、、絶対にいくから待っててね:;(∩´﹏`∩);: PS…地図では涸沢迄行っているのですが、チェックポイントでは横尾キャンプ場になってます。 一等苦しんだ区間なのに〜(笑)