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2日目 大笠山から笈ヶ岳、中宮温泉ビジターセンターへ下山の写真

2022.05.04(水) 11:16

振り返って笈ヶ岳

この写真を含む活動日記

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19

13:47

17.8 km

914 m

2日目 大笠山から笈ヶ岳、中宮温泉ビジターセンターへ下山

大笠山 (富山, 石川, 岐阜)

2022.05.04(水) 日帰り

5月4日(水)「晴れ」 (みどりの日)朝4時少し過ぎに起床する。朝食は行動食で済ませた。いざ出発。大笠山でアイゼンを履き、ブッシュに突入する。直ぐに稜線には残雪が現れる。残雪と言うけれど、雪庇の名残で崩壊している所あり、経験を活かして突破して行くしかない。ロシアンルーレットとは言いたくないが、正直運任せの所もある。感覚で怖い所は、ブッシュに入る。笹ブッシュの中では、左足のアイゼンをロストする。雪庇残雪に出て滑って気が付いた。無しでは不安なので、探しに行く。約10分程度だったが、無事にアイゼンを見つけて、ひと安堵する。アイゼンを丁寧に履き、ブッシュの中では確認の連続となった。今思えば過去にもあったか。人間は何度も同じミスをするものだ。後ろ振り向くと南砺市のグループが手を振っていた。雪庇残雪とブッシュを交互に交えてトレースして行く。やっとの事で大笠山と宝剣岳との鞍部に出る。此処から見える千丈平も桃源郷だ。此処からブッシュも交えながら、宝剣岳を登る。それにしても、この辺りのブッシュは酷い。5級位はあるか。焦らず掻き分け、ゆっくりと着実に登るしかない。頂上に近づくと山頂方面から声がするではないか。シメシメ、笈ヶ岳からの登山者が居るぞ。この先はトレースがあり、楽になるか。あと僅かだが中々宝剣岳には着かなかった。やっと登りきると其処に居たのは、南砺市のグループだった。何処から登ってきたの?。千丈平経由で登ってきたとの事で、流石地元山岳会だ。知らぬ間に抜かされていた。でも此処から戻ると言う事で、残念です。一緒に行きたかったな。「名古屋、気を付行けて行けよ」と励まされ、お別れした。錫杖岳の登りでは、雪庇に穴が開いている、自然の造形美を楽しみながら登った。笈ヶ岳は、ルートハンディング通りに雪を繋げられた。笈ヶ岳に出ると、其処は別世界だった。人人人で賑わっている。本当に最難関200名山か?。今回は2登目となり、岐阜の野伏ヶ岳から大笠山まで繋がった。満足満足、自己満足の世界です。今度は、大笠山から北へも足を延ばそう。そして大畠谷も遡行したいな。下山は、今までのルートと比べると高速道路だ。でも疲れているのでゆっくりです。もう面倒になったので、シリタカ山、冬瓜山はバイパスした。そして山毛欅尾山へと縦走する予定だったが、此方も雪が無くなるとブッシュ模様で、意気消沈して中宮温泉ビジターセンターへと下山を決めた。後で後悔するかも。でも下山道は、中々の難路だった。一般登山道とは違い岩場が多数あり、虎ロープがぶら下がっている。結構ブッシュも五月蠅かった。数人に抜かされたが、焦らづ降りた。蛇谷自然公園小屋に出て、探勝路と思いきや渡渉が少し厄介だった。橋何処へいった?。明るいうちに何とか下山できたが、此処から新中宮温泉センターまでは、まだ8Km位はあるか。降りたが意外と下山者は居なかった。取敢えず歩くしかないで、ホワイトロードをポチポチと歩く。途中谷を過ぎた辺りで、走行音がして車に手を挙げた。ご厚意で新中宮温泉の入口まで乗せて貰った。本当に感謝です。ありがとう。周回完了で車に戻り、温泉に直行した。完璧では無かったが、一区切り着いた。皆さん有難う御座いました。 @中宮温泉ビジターセンターから新中宮温泉センター入口まで、群馬でレンタカーを借り、東京から笈ヶ岳へ登山に来られた方に、ご厚意で車に乗せて戴きました。本当にありがとうございました。 歩いていたら、約8Kmありました。正直ヘトヘトでした。 1日目 https://yamap.com/activities/17108526 ●場所● 大笠山&笈ヶ岳 2万5千:中宮温泉・市原 5万:白川村・白峰 ●日時● 令和4年5月3日~5月4日 ●行動概要●(石川県・富山県・岐阜県 36 度19 分12.69 秒 136 度47 分21.22 秒) 1日目 白山一里野温泉スキー場⇒中宮温泉センター⇒中宮山⇒大瓢箪山⇒大笠山⇒大笠山避 難小屋 2日目 大笠山避難小屋⇒大笠山⇒宝剣岳⇒錫杖岳⇒笈ヶ岳⇒小笈ヶ岳⇒シリタカ山⇒冬瓜山 ⇒山毛欅尾山⇒登山口⇒白山一里野温泉スキー場