北アルプスの一軍、スタメン

2022.05.03(火) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 42
休憩時間
49
距離
6.7 km
のぼり / くだり
1249 / 15 m
DAY 2
合計時間
13 時間 34
休憩時間
5 時間 4
距離
11.4 km
のぼり / くだり
969 / 2068 m

活動詳細

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初夏を思わせるような陽気の中、常念岳と蝶ヶ岳の周回縦走を楽しんで参りました。 当初、GWは仕事一色になる予定でしたが 多少無理やり時間を捻出し向かった甲斐がありました! 初日は三股より上がり、前常念岳→常念岳→常念小屋泊。 翌日は再び常念岳を登り、蝶槍→蝶ヶ岳→三股へ下山。 常念側より登るのは初めてだったのですが、新鮮な気分で登れて楽しかったです。 樹林帯を歩きながら概ね2000mくらいから残雪がちらほら、森林限界からはハイマツと大きめの岩で形成された登りが始まります。 背後に広がる景色と街並み、適度なスリルの高度感、何より風がちょうど良く涼みながら登れて最高でした! 前常念岳の山頂も座りやすい石ばかり、ついつい長めに一服してしまいました。 残雪の残る稜線ラインが美しく、登るにつれゆっくりと視界が開け北アルプスの一軍、スタメンの稜線が展開されてゆきます。 何度見ても、そ〜これこれっ!って感じの槍ヶ岳! 雲もかからず圧倒的な存在感を放ち目に飛び込んできます。 奥穂高岳から槍ヶ岳、その周辺も一望でき立山もクッキリでした! 本当、有り難い事です。 天気も崩れる事なく、常念岳をピークハント。 西陽に照らされて美しい北アルプスの稜線、登山者の数も多かったので山頂は渋谷みたいになるかなとイメージしてましたが上手い事空いていて贅沢に眺め一服する事が出来ました。 常念小屋へ下り始めた頃からやや強風になり始めたのでタイミングが本当に良かったです。 のんびりと小屋で過ごし、食後に暮れてゆく山並みと星空を肴に晩酌。 山行中に知り合った関西ソロ女性と談笑し、21時頃には寝てしまいました。 思い返せば仕事後、寝ずに運転し登って来たので秒で寝落ちしました。 翌朝は朝食後すぐに出発。 絶景を眺めながらの稜線歩き! アップダウンと陽射しにより削られるスタミナ… 細かく休憩を取りながら蝶槍まで辿り着き、そこから蝶ヶ岳迄はお馴染みの平和な稜線歩き…ニヤニヤが止まりません。笑 残雪の融解も進んでおり、トラバースなど危険な箇所は有りましたが高巻きしたり、ゆっくりと慎重に、時折ステップを切り、状態を確認しながら進めば大丈夫でした。 一緒に登った2名も絶景ビタミンにより終始元気では有りましたが、やはり蝶ヶ岳まで歩くと昨日の疲れも伴い体力消耗は著しく、ゆっくりと食事を摂りのんびり休憩し体制を整え、三股へ向けて下山を開始します。 時間も押していましたが、融解の斜面での滑落も怖かったので、とにかくゆっくり降りる事としました。 疲れが伴う急な雪斜面の下り、トラバース、樹林帯の中は雪が硬く足捌きも細かく対応しなければ直ぐに滑ってしまいます。 ゆっくりとでは有りましたが、ステップを切り直したりしながら落ち着いて降っていきます。 日が落ちても装備面は問題無かったのでナーバスにならずナイトハイクも楽しみながら三股へ戻る事が出来ました。 樹林ハイク、岩登り、稜線歩き、残雪、ナイトハイク…満腹定食です。笑 大きな怪我もなく、心身的な落ち込みもなく下山出来て良かったです! GWを過ぎるといよいよ夏山シーズンです。 今年は挑みたいルートが複数ある北アルプス…楽しみすぎる… また、今年も仕事と折り合い付けて通いたいと思います。

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