大峯の隠れ名瀑、岩屋谷滝(雄滝・雌滝)

2022.05.04(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 41
休憩時間
32
距離
10.5 km
のぼり / くだり
1837 / 1842 m
6 27
2 5

活動詳細

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別に隠れている訳ではなく、僕が知らなかった滝というだけです🙇🏻‍♂️💦 一段滝に限定すると那智の滝と並び3本の指に入る日本最大級の滝で、岩屋谷雄滝はなんと高さ130m。 それなのに何故か残念な事に日本滝百選から漏れ落ちているという😔 しかも直下に70mの雌滝も連なり、大峯一の巨瀑であり、また到達も困難な所から大峯の秘瀑と呼んでもいいのではないかと思いました。 こんなスケールの大きい滝を、フォローさせていただいているさらら大山さんより教えたいただき、どんな滝なのか調査してきました。 結論から言えば、雄滝、雌滝共に想像を超える素晴らしい滝でした。大きい滝でありながら流れは優しく寛容なイメージの滝でした。しかし、やはり到達は容易くはありません。しかも今回僕が選んだアプローチは最悪でした😅💦 おすすめのルートは169号線の水尻バス停からエントリーして小峠山を越えてP1108手前から谷へ降るのが最善かと思います。とはいえ、滝までの降りは急斜で、雄滝はまだマシですが、雌滝はガラガラのルンゼを降るので危険です。 知る人ぞ知る滝で近日中の足跡もありました。 かなり危険を伴いますので、その辺をご注意下さい。

釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 本日僕が選んだルートは滝巡りという事で、不動七重滝から。はっきり言ってミスチョイスです💦
本日僕が選んだルートは滝巡りという事で、不動七重滝から。はっきり言ってミスチョイスです💦
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 前鬼川は美しいですね。早くもウキウキ。
前鬼川は美しいですね。早くもウキウキ。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 適当にここから右上に尾根を目指します。
適当にここから右上に尾根を目指します。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 しかし、急斜面や大岩が立ちはだかり、まともに登れたものではありませんでした。
しかし、急斜面や大岩が立ちはだかり、まともに登れたものではありませんでした。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 あ、こんにちは😊
あ、こんにちは😊
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 時折見晴らしの良い所から槍ヶ岳のような大日岳と名峰釈迦ヶ岳が!🤩
時折見晴らしの良い所から槍ヶ岳のような大日岳と名峰釈迦ヶ岳が!🤩
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 池原貯水地も。最高のお天気です。
池原貯水地も。最高のお天気です。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 やっと小峠山が近づいてきました。
やっと小峠山が近づいてきました。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 防獣ネット沿いを辿ってピークを目指しますが、ブッシュで難儀します💦
防獣ネット沿いを辿ってピークを目指しますが、ブッシュで難儀します💦
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 やっとピークに。出発から2時間30分ほど。
ルートと呼ぶには程遠い尾根でした。
ピストンなので帰りの為にピンクテープを付けておきます。所々、迷いそうな箇所に巻いて登ってきました。
やっとピークに。出発から2時間30分ほど。 ルートと呼ぶには程遠い尾根でした。 ピストンなので帰りの為にピンクテープを付けておきます。所々、迷いそうな箇所に巻いて登ってきました。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 さっきより釈迦と大日は良く見えました。
さっきより釈迦と大日は良く見えました。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 小峠山はピークが2〜3ありそうです。
双耳峰ならぬ、三耳峰?
ここはYAMAPには載ってません。
小峠山はピークが2〜3ありそうです。 双耳峰ならぬ、三耳峰? ここはYAMAPには載ってません。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 新緑が晴天の太陽光に照らされ眩しい。
けどルートは明瞭ではなく歩き辛い。
新緑が晴天の太陽光に照らされ眩しい。 けどルートは明瞭ではなく歩き辛い。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 せっかくなので岩屋谷を少し遡上して渓谷を楽しもうと、手前の尾根を降って行くと雄滝と雌滝が連なって見えた😆
せっかくなので岩屋谷を少し遡上して渓谷を楽しもうと、手前の尾根を降って行くと雄滝と雌滝が連なって見えた😆
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 岩屋谷に出ました。
やはりキレイな水を見ると気持ちいいものです。
岩屋谷に出ました。 やはりキレイな水を見ると気持ちいいものです。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 しかしゴーロやゴルジュばかりで、結局高巻きばかりで沢通しで歩く事は出来ませんでした。
しかも滑って危ない所も多いです。
しかしゴーロやゴルジュばかりで、結局高巻きばかりで沢通しで歩く事は出来ませんでした。 しかも滑って危ない所も多いです。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 それでも美しい谷です。山深く人目につかない滝や淵は秘境感があります。
それでも美しい谷です。山深く人目につかない滝や淵は秘境感があります。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 しばらくすると雌滝が見えました。
やはり存在感が違います。
しばらくすると雌滝が見えました。 やはり存在感が違います。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 見上げれば巨大な嵓。
見上げれば巨大な嵓。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 雌滝70m。美しい滝。
水飛沫がミストになってこの辺一帯が潤います。僕もビショ濡れ💦
勢いよくというよりも水が流されるように降り注がれて落ちてきます。女性的だ。
雌滝70m。美しい滝。 水飛沫がミストになってこの辺一帯が潤います。僕もビショ濡れ💦 勢いよくというよりも水が流されるように降り注がれて落ちてきます。女性的だ。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 真下から見上げて。当然濡れてます💦
だけど美しさに魅了されます。
真下から見上げて。当然濡れてます💦 だけど美しさに魅了されます。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 雌滝は裏見出来ます。ドキドキ楽しいです。
雌滝は裏見出来ます。ドキドキ楽しいです。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 滝の崖沿い左側にルンゼがあるので、そこを登って行きます。雌滝のすぐ上に雄滝があるのでイメージもつかみやすく、足場はかなり悪いですが地形的到達は難しくはありません。
滝の崖沿い左側にルンゼがあるので、そこを登って行きます。雌滝のすぐ上に雄滝があるのでイメージもつかみやすく、足場はかなり悪いですが地形的到達は難しくはありません。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 ルンゼから雌滝を振り返る。左側が滝の裏側。
入り易いです。
ルンゼから雌滝を振り返る。左側が滝の裏側。 入り易いです。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 ルンゼを登り、右側の枝ルンゼをよじ登れば雄滝はすぐそこです。
ルンゼを登り、右側の枝ルンゼをよじ登れば雄滝はすぐそこです。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 雄滝が見えました!雌滝から登ってくるのは比較的楽だと思いますが、逆に雄滝から雌滝は危険を伴います。
雄滝が見えました!雌滝から登ってくるのは比較的楽だと思いますが、逆に雄滝から雌滝は危険を伴います。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 遂にその巨大な全貌が顕になりました!
岩屋谷雄滝130m、一段、分岐瀑。
この流れるように落ちる末広がりの美しい巨瀑、巨大でありながら優しく寛容な雰囲気を醸し出してます。
遂にその巨大な全貌が顕になりました! 岩屋谷雄滝130m、一段、分岐瀑。 この流れるように落ちる末広がりの美しい巨瀑、巨大でありながら優しく寛容な雰囲気を醸し出してます。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 真下から。幾重にも分岐し、糸のように流れる筋が、美しい。
真下から。幾重にも分岐し、糸のように流れる筋が、美しい。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 右側から。太陽光の加減で右側からの方が滝の岩肌をリアルに水が流れます。
何度も言ってますが美しいです💦
右側から。太陽光の加減で右側からの方が滝の岩肌をリアルに水が流れます。 何度も言ってますが美しいです💦
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 勢いよく落ちないので滝壺も深くはありません。雄滝、雌滝共に川の上流域にあるので、水量自体は多くはありませんでした。
勢いよく落ちないので滝壺も深くはありません。雄滝、雌滝共に川の上流域にあるので、水量自体は多くはありませんでした。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 このぐらいの水量が雌滝となって、そのままこの下に落ちて行きます。
このぐらいの水量が雌滝となって、そのままこの下に落ちて行きます。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 帰りは本日唯一のピークを目指して小峠山までピストンしました。って、すぐそこなので💦
帰りは本日唯一のピークを目指して小峠山までピストンしました。って、すぐそこなので💦
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 最近装備を充実させているのですが使用する機会がほとんどないので、下りでちょっと遊んでみました。下りは急斜過ぎて、ロープがいかに楽に降りれるのかを実感。
最近装備を充実させているのですが使用する機会がほとんどないので、下りでちょっと遊んでみました。下りは急斜過ぎて、ロープがいかに楽に降りれるのかを実感。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 帰りに不動七重滝の展望台に寄りました。
水量は圧倒的にこちらの方が多いですね。
滝百選だけの事はあります。
今回は滝へ行き易いルート探しをしようと思ったのですが、そんな生優しい所ではありませんでした。ですが、雄滝だけならば比較的簡単かも知れませんね。ただ、下に誰もいないとは限らないので、落石にはくれぐれも注意が必要です。下りで石をまくらないのは不可能に近いので降りる人も登ってくる人も注意が必要と感じました。マイナーで来る人が殆どいないのが救いだと思いました。
帰りに不動七重滝の展望台に寄りました。 水量は圧倒的にこちらの方が多いですね。 滝百選だけの事はあります。 今回は滝へ行き易いルート探しをしようと思ったのですが、そんな生優しい所ではありませんでした。ですが、雄滝だけならば比較的簡単かも知れませんね。ただ、下に誰もいないとは限らないので、落石にはくれぐれも注意が必要です。下りで石をまくらないのは不可能に近いので降りる人も登ってくる人も注意が必要と感じました。マイナーで来る人が殆どいないのが救いだと思いました。

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