活動データ
タイム
09:47
距離
17.6km
のぼり
1247m
くだり
1247m
活動詳細
すべて見る山王帽子山を当初の目的に据え、太郎山への最終的な登頂を目指した。 【山王帽子山】 登山道の入り口が熊笹で覆われていたが、踏み跡を元に藪漕ぎをしながら進んだ。 標高1900メートルを超えた辺りで残雪がかなり多くなり始めた為10本爪軽アイゼンを装着。 途中雪解けに伴い踏み跡がかなり不明瞭になっている箇所が多々あった為、時折GPSを確認しながら概略を把握し、山頂を目指し予定時間通りの登頂を達成。 【小太郎山・太郎山】 山王帽子山からは再度小太郎山へ向け標高を下げつつ向かったが、これがまた雪解けに伴いかなりの軟弱質な雪が多く、足を遅らせる結果になった。 夏場であれば比較的容易い道なのだが、とにかく足の踏ん張りが利かず、アイゼンを装着していようが関係なく時折足を取られる事態も多かった。 山王帽子山を降り切った後は、再度小太郎山への道を急ぐ。 道中は先程と同様にしっかりとした残雪が未だ残っており、常時軽アイゼンとストックが手放せない展開であった。勾配も急であり、慣れていない人間には相当な負荷を強いるだろう。 小太郎山を登り切った後は半ば流れで尾根伝いに太郎山へ向かい、小休止を挟み花畑を経由して太郎山南側を下山する流れとなった。 下りについてもやはり一筋縄とは行かず、他ユーザーの報告にもある通り残雪色濃く残るガレ場を通過し、雪に足を取られながら降って行った。 残雪がようやく姿を消したのは標高1800を切った辺りであった。 それ以降は原生林の色味が濃く残る林内を降り、梵字飯場跡を通り、三本松パーキングへと戻り終了。 総括すると、この時期の本ルートについては良くも悪くも癖の強さを感じるものであり、自身も再度挑戦する際にはそれなりに覚悟をしなければならない山々であると感じさせられた。 夏場であればまだ違ってくるのだろうが、5月上旬という時期は未だ早春である事を改めて認識してアイゼン、ストック等の各準備を整えて臨んでもらえたらと思う。
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