春の裏岩手縦走

１日目 青森の知りあいと裏岩手縦走を計画。 ２日の日に御在所のゲート前で待っていたら係員の方がやってきて積雪のため終日通行止めだと言うことを知り、計画の練り直しをして松川温泉の源太ヶ岳登山口から入山することに(結果的には下山後の車を回収出来ない場合を考えたら大正解！) 源太ヶ岳の途中までは地元の方の先行トレースをお借りして登る。 源太付近で大深方面から下ってくる人１名とスライド、源太ヶ岳ピーク付近で１人に抜かれ合計３名の方に遭遇。先行トレースを付けてくれた方からいろいろと情報を仕入れお礼を述べてそこでお別れしました(ありがとうございました。) そこから先はノートレースとなり宿泊地の三ツ石山荘を目指す。 天気も良く何処までも見通しが効いて冬道や登山道で歩いたりしながら薮こぎ、踏み抜きをし何とか夕暮れ前に三ツ石山荘に到着しキムチ鍋で宴会。 2日目 4時過ぎに出発して不動平避難小屋を目指す。(この時は１泊２日で、焼け走り登山口に行けると思っていた。) ヤマップを確認しながらなるべく藪を避けるように大松倉山を目指す。 大松倉山から先でピンクテープやスキーのトレースなどがあり歩きやすいねと言いながら歩いていたらかなり来てから網張方面に引っ張られていることに気付き緩く左にトレースを取り直し無事に犬倉山へ到着。 犬倉、姥倉、黒倉山のピークは避けて(姥倉山～黒倉山の鞍部にて小粒の雪が舞い始め、黒雲が勢いよく流れて行く。1度姥倉山を経由して松川温泉にエスケープを検討するが結果、不動平避難小屋を目指すことに。) そこから先は、鬼ヶ城を目指す。 鬼ヶ城ではアイゼンとストックをピッケルに持ち替えて先を進む。 想像していたよりも雪が残っていたこと等もあり途中からペースダウンしてしまう。(アイゼン歩行とピッケルを使う山域も練習しないと。) 何とか不動平避難小屋に到着し一旦小屋に入り作戦会議をし、もう1泊してから下山する事に。 荷を軽くするため、前日の宴会でかなり食べてしまったので予備で残していた物や酒のつまみ等で残りのお酒を飲みつつ、水を作り明日に備え早めの就寝(小屋の2階で何とか電波が通じたので我が家に連絡し明日の天気を調べる。) 3日目 夕方の六時頃から就寝したので早めに目が覚めそこからはじっと身体休めながら朝を待つ。 希望としては、岩手山の山頂を経由して車のデポしてある焼け走り登山口へ下山したいが予報では風速27～30メートルと言うことで下山後にバスの交通手段等を考えて七滝コースでの下山も検討し外に出てから決めることに。 食事を取りながら身支度をして外に出る。(強風で扉の所に雪が積もっている！) 取りあえず山頂を目指して進んでみるも防風体制で耐える時間が多く煽られて３歩ほど後退したり顔が痛いほどの雪粒が飛んできて山頂経由は断念し七滝コースで下山を決め無事に下山。 県民の森の建物でタクシーの番号を教えて貰い無事に焼け走り登山口まで行き松川温泉で車を回収して解散となりました。 結果的には良い山行となりましたが、予定外の２泊目等を経験して、今回もまたいろいろと勉強になる登山となりました。