奥秩父にある乾徳山に登りました。 はじめは樹林中をひたすら登るような感じでしたが、次第に周りの眺望が開けてきて、富士山や南アルプスの眺望のすばらしさに疲れも忘れるほどでした。山頂近くでは岩場が多くなってきましたが、鎖やロープ、ハシゴが整備されており、それほど苦労せず登ることができました。岩場の山頂は360度の眺望で、南アルプスや富士山だけでなく、間近にある奥秩父の山々の迫力ある姿を見ることができました。 北側にの黒金山まで足を延ばしましたが、こちらも山頂の眺望は素晴らしく、より近くになった国師ヶ岳や甲武信ヶ岳を見ることができました。 下山には大ダオからのルートを利用しました。山と高原地図では点線になっていましたが、道標やピンクテープなどは多くあり、それほど迷わずに歩くことができました。沢を渡渉することが多かったですが、ピンクテープのあるところは少し渡りづらいところもあったので、自分で渡渉しやすいところを探すと良いように感じました。 GWということもあり早朝から駐車場には車が多く、下山時には臨時駐車場まで結構埋まっている状況でした。早めにスタートしたことと、歩く人が少ない道満尾根ルートを登りに、大ダオからのルートを下りにとったおかげで、それほど出会う人は多くなく、特に山頂では30分ほど眺望を独占できて非常にラッキーでした。 乾徳山:日本二百名山その32、甲信越百名山その34、山梨百名山その29。 黒金山:山梨百名山その30。
乾徳公園の駐車場。早朝5時で既に埋まりつつあった。
駐車場にあった案内板。
右に進んで道満尾根登山口を目指す。
害獣対策用のゲートを通る。
乾徳山登山口。
ひたすら樹林中を登っていく。
岩が露出している所も多い。
道満山。眺望はない。
車道に出会う。
再度尾根を登っていく。
次第に樹林越しに眺望が出てくる。
林道出合。
富士山が綺麗に見えるところがいくつもある。
ミツバツツジが綺麗。
南アルプスも見えるようになってきた。
周りが開けてくると月見岩は近い。乾徳山山頂も見えてきた。
草原越しに富士山が見える。
月見岩の分岐。
登山道上に岩が多くなってきた。
鎖場も出てくる。
髭剃岩。右側を登っていく。
岩場の上に出る。
南アルプスが綺麗に見える。
岩場を少し進んでいく。
一旦ハシゴで岩場を降りる。
カミナリ岩。
ここはホールドが多くて登りやすい。
山頂近くでは前日降った雪が少し残っている。
鳳岩。
下の方は少しホールドが少なめなので、鎖を利用した方が登りやすかった。
乾徳山山頂。
北西側の奥秩父の山々。
国師ヶ岳。
黒金山。
奥に金峰山。
南アルプス。
甲斐駒と仙丈ヶ岳。右側手前にちょこっと茅ヶ岳。
白峰三山。右前に鳳凰三山。
右から悪沢岳、赤石岳、聖岳、上河内岳。
うっすらと笊ヶ岳。右側手前に小楢山。
富士山も綺麗に見える。
奥に御正体山。
三ツ峠山。
大菩薩嶺から南に連なる山々。
甲武信ヶ岳から東に連なる山々。
甲武信ヶ岳。
奥に御前山。右奥には三頭山。
岩場の山頂は意外と広かった。
乾徳山山頂の北側にある分岐。ここから北側に向かい黒金山を目指す。
樹林帯の道。
黒金山まで1~15までの標識があり、目安になる。
コケが綺麗。
この標識が多くあった。
笠盛山。樹林中で眺望はない。
途中南側の眺望があるところがある。
乾徳山が見える。
大ダオ分岐。黒金山山頂まであと少し。
黒金山山頂。
北側はガレ場で開けていて眺望が良い。
国師ヶ岳が目前。
奥にうっすら中央アルプス。
甲武信ヶ岳。
もちろん南アルプスも良く見える。
甲斐駒仙丈。
白峰三山。
悪沢岳~笊ヶ岳。
富士山。
分岐まで戻って大ダオに進む。案内標識が1~25まであるとのこと。
山と高原地図ではバリエーションルートになっていたが、標識も多く歩きやすい道。
コケも綺麗。
大ダオはササ原の鞍部。眺望が良い。
北側に国師ヶ岳が見える。
乾徳山。
富士山。
ササ原を下っていく。
次第に沢沿いを降りるルートになる。
沢の流れが綺麗。
通行止めになっている所があった。
高巻く。
林道に出たところ。
徳和渓谷入り口。少し滝を見に行く。
荒神の滝。
白虎の滝。
ゲート。
長尾の滝。
夢窓の滝。
乾徳山登山口。
登山口にあった案内板。