白馬岳 大雪渓ルート

2022.05.02(月) 2 DAYS

活動データ

タイム

13:47

距離

12.8km

のぼり

1802m

くだり

1810m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 26
休憩時間
2 時間 52
距離
6.0 km
のぼり / くだり
1668 / 78 m
DAY 2
合計時間
4 時間 20
休憩時間
43
距離
6.7 km
のぼり / くだり
127 / 1732 m
4
9
1 2

活動詳細

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残雪期白馬岳に行ってきました。 遭難に近づいた危うい経験と、私たちのサークル(tandem四国)の素晴らしさに気づけたので、忘備録として残します。 メンバー:トミー、ごんちゃん、けんてぃ、私の4名 5/1(登山前日) 栂池高原スキー場を5/2の始発リフトで出発し、16:40までに白馬山荘に到着する登山計画であった。 しかし、前日時点の予報で、夕方から夜にかけて低気圧が発達し、西風が強くなる予報となったため、稜線歩きは困難と判断し、大雪渓ルートに変更した。 7:00登山開始し、13:00~14:00に白馬山荘に到着予定であった。 5/2(登山1日目) 前夜に四国を出発し、6:00に猿倉登山口に到着。 予定通り7:00に登山開始。 なかなかペースが上がらないが、13:00ごろには小雪渓をほぼ登り終える。 この頃から、風が強まる。 けんてぃが少し遅れていたので、岩陰でごんちゃんのツェルトに包まって追いつくのを待ちつつ、保温着を着用したり、グローブを厳冬期用に交換したりする。 けんてぃが追いつき、頂上宿舎へ登り始めるが、天候が悪化し、吹雪となる。 頂上宿舎(冬季閉鎖中)に到着は14:00くらい。 白馬山荘までは約15分の距離だが、吹雪によりトレースは無くなり、視界は20~30m程度となる。 頂上宿舎に居合わせた人は、私たちのパーティ以外に7名程度。 ベテランのご夫婦が無線機で白馬山荘に救助を求めるが、山荘からの救助は不可とのこと。 ベテランのご夫婦は頂上宿舎でビバークすることに決める(この方たちは、経験豊富で保温着等を十分に持ってきている様子。おそらく生き残るだろう。)。 私たちのパーティとベテランご夫婦以外の約5名は、ベテランご夫婦を真似してビバークしようとしていたが、 ダウンジャケットや冬季用グローブすら持参していない初心者もおり、このままでは生き残れないと思われた。 トミーと私は、ビバークは困難であると考えており、大雪渓に下るか、白馬山荘を目指すかの選択肢しか無く、YAMAPを頼りに山荘を目指すのがベストであるという考えで一致していた。 トミーと私が山荘の方向を確認していると、一瞬(十数秒)だけガスが晴れ、山荘の方向が判明した。 15:43頂上宿舎にいた人たちを引き連れて、山荘に向け出発。 16:00まで山荘方向に直進し、到着できなければYAMAPを確認して方向を調整する作戦。 私が先頭でルートファインディングし、トミーは後方確認、ごんちゃんは中間でみんなの体調チェック、けんてぃは最後尾という編成。 体力の消耗が激しい方もおり、ペースが上がらないまま16時を回ったころ、人影を発見! なんとか山荘に到着することができた。 初心者のカップルと仲良くなり、同じく栂池方面に下山予定であったため、翌日は私たちのパーティと一緒に行動することにした。 5/3(登山2日目) この日は下山後に四国に帰る予定であったので、4:30に小屋を出発し、午前中に栂池高原スキー場に到着する計画。 しかし、早朝に天気予報を見ると、富山方面で雨雲が発生し、7時~8時頃に白馬方面に流れてきそう。 栂池に縦走するかどうかは、白馬岳頂上にて決定することにし、5時過ぎに山荘を出発、5:40に白馬岳山頂に到着。 かなり風が強く、しかも栂池方面の稜線はガスに覆われていた。 稜線がチラッと見えたが、雪庇が大きく、踏み抜くとヤバそうだ。 カップルさんは冬季用グローブを持参しておらず、凍傷の危険性もあるため、稜線を縦走して栂池に下山することは諦め、大雪渓を下山することにした。 6:30に山荘を出発し、9:20に猿倉へ下山完了。 小雪渓の尻セードは、超ロングコースで痺れた(^_-)-☆ ★まとめ 急激に天候が悪化し、吹雪になるような経験は、四国ではなかなか無い。 だが、私たちのパーティメンバーは、未経験の場面に出くわしても思考停止に陥らず、居合わせた全員が安全に山荘に着くために考えて行動できて素晴らしかったと思う。 私個人としては、Kitaさんとの経験(ホワイトアウト&ラッセル地獄の氷ノ山周回等)が非常に役立ちました。 Kitaさん登山隊のハードな山行に、また行きたいものです。ね!Kitaさん!

活動の装備

  • 山と道(YAMATOMICHI)
    THREE
  • モンベル(mont-bell)
    SPメリノウール MW.タイツ
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    グリセードグローブ
  • ティートンブロス(Teton Bros.)
    MOB ウール ロングスリーブ
  • パタゴニア(patagonia)
    メンズ・R1プルオーバー
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    セラック クリップ
  • その他(Other)
    防寒テムレス 黒
  • ティートンブロス(Teton Bros.)
    ツルギジャケット
  • スカルパ(SCARPA)
    スカルパ モンブラン GTX
  • ファイントラック(finetrack)
    ストームゴージュアルパインパンツショート
  • アークテリクス(ARC'TERYX)
    アトム LT フーディ メンズ

メンバー

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