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残雪の蝶ヶ岳&蝶槍の写真

2022.04.29(金) 07:31

この写真を含む活動日記

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15.0 km

1636 m

残雪の蝶ヶ岳&蝶槍

常念岳・大天井岳・燕岳 (長野)

2022.04.29(金) 2 DAYS

天気予報の冴えないGW、中日の快晴予報に合わせてゴジラに会いに残雪の蝶ヶ岳へ。 ルートは三股駐車場からのピストン。 昼頃から雨予報だったためか朝5時で駐車場には10台くらいしかおらずガラガラ。携帯は圏外(docomo)、トイレは水洗でキレイでした。 駐車場からゲートを越えて15分くらい歩くと登山指導所があり登山届を出すことができます。 登山道に入って1時間もしないうちにゴジラとご対面!その後もまめうち平までは夏道、それ以降は雪道でときどき踏み抜く。予習した「まめうち平から先、急登あり」という点は少し誤りで登りは急登"のみ"。どうやったら急登って写真で伝えられるんですかね?10本以上のアイゼン必須です。手はピッケルの人とストックの人が半々くらいの印象ですが、上りをアシストする意味でストックが楽なんじゃないかと思いました。コンディション次第でピッケルが適当な日もあると思うので準備は忘れずに。なんせ急登なので。 予報どおり昼から雨が降ってきたので最後は写真なし。稜線でハイマツが出てきたら雪道は終わりなのでアイゼン外せます。 蝶ヶ岳ヒュッテに宿泊。小屋の中はストーブが付いていますが防寒着は必要。スリッパはなく足元が冷えるのでテントシューズを履いているお客さんもいました。象足うらやましい。宿泊スペースには暖房がないので布団を自分で暖めるのみです。 快晴の2日目。 雲海の上に各地の山々がくっきり顔を出しています。大雨に打たれても頑張って良かった。ヒュッテに荷物をデポさせてもらい蝶槍までお散歩。蝶槍まではつぼ足で歩けます。 左手には槍穂高連峰、右手には雲海、最高の景色。雷鳥には会えずだけどこれはもう100点!語彙が足りない。 下山時には日の当たる場所の雪はグサグサに。日陰に入ると急に固まってこの違いが結構歩きづらいので慎重に。積雪の急坂なので一歩ずつが大きい。翌日からは運動不足の身には生活に支障のでる筋肉痛へ。 最後はゴジラにまたねと挨拶して下山。 不安定な天候、冬装備で1,300mの標高差などしっかりした準備は必要ですが、晴れたときにはそれはそれは美しい景色に会える山でした。