GWは久々の大遠征です。 台風のような大荒れの天気の中一日かけて移動し、まずは福井の荒島岳へ。昨晩の冷え込みで心配していた凍結はそれほどでもありませんでしたが、登山道は下から上までずっと、ぐちゃぐちゃに泥濘んでいたため、絶対に転ばないよう慎重に進みます。登り一辺倒で進む急斜面はなかなか大変ですが、さすが百名山ということで、思いの外大勢が登っています。 もちが壁の急斜面を越えた辺りから、大粒の雫が降ってきます。雨とは違う様子で、なんだろうと思いながら進んでいくと、今度は氷がドサドサと降ってきます。昨日の雨で枝についた水分が凍りつき、周りの気温上昇で降ってきたのでした。チリ雪崩に耐えながらクライミングする冒険家の気持ちを想像しつつ脚を進めると、かなり広い山頂に到着しました。 山頂はガスで覆われていましたが、休憩している間に薄くなっており、今にも晴れそうな気配があったので、しばし待機します。そうすると、一瞬でしたが目の前にうっすらと白山の姿が現れました。もう少し待てばきれいに晴れそうでしたが、人が増えてきたので撤退。下山中に完全に晴れたようで、所々の展望台からは御前峰や別山の同定もできるほどはっきりと白山が眺められました。 まずは遠征の第一弾を登頂です。天気次第ですが、今回は何座登れるかな。
駐車場の様子
こんな氷がドサドサ降ってきます
雪ではなく、氷の粒です
白山が現れます
下山中には完全に見えました
この活動日記で通ったコース
勝原〜荒島岳 ピストンコース
- 06:45
- 8.6 km
- 1269 m
- コース定数 28
JR西日本越美北線勝原駅から国道158号沿いの勝原スキー場を経由し、登るルートが一般的。ただ急登が続くので、少々大変な面もあり。電車でアクセスし歩くこともできる。マイカーも駐車可能。 中出からのコースを使い小荒島岳を経由するルートは勝原ルートに比べるとまだなだらかで登りやすい。