大台ヶ原山(日出ヶ岳)~大雨の中~ (奈良県/三重県)

2022.04.24(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 34
休憩時間
13
距離
5.4 km
のぼり / くだり
255 / 255 m
1
33

活動詳細

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せっかく遠出して来たのだし、何せ、屋久島と同じくらい雨の多い所として有名な大台ヶ原だから、雨だっていーんじゃない?ということで昨日とは打って変わって雨の中の登山(というよりハイキング)決行。 視界なし、雨やや大粒、ということで大周りや大蛇ぐらはまたの機会とし、コンパクトな行程に。 今回は景色が楽しめなかった分、次の2つが印象に残りました。 1つ目は、大台ヶ原は太平洋まで、わずか15kmしか離れていないので、湿った空気が山肌にぶつかり雨となるため雨量が極端に多い、ということ。 そしてもう1つは、昭和38年当時の大台ケ原の山頂付近の写真が掲示されているのだけれど、現在とは全く違って、大きく育った木々が美しいうっそうとした森の山だったということ(驚き!)。 今の山頂付近は・・・鹿の害で木が枯れ、そのことで日差しが入り苔も枯れ、ミヤコザサが一面に生えた高原になっている。昔の姿を取り戻すために様々な工夫や努力がなされている様子も見ることが出来たが、昔の様に戻すとしても100年単位での見守りが必要となる。 深田久弥が100名山に選んだ頃は森が美しい山の姿だったと思うが、今の山を見たら100名山に選んだだろうか、なんて考えながら、もはや水が勢いよく流れ、渓流を歩いていると錯覚するほどの登山道を歩いたのでした。

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