20日の日曜日に金剛山に登ってきました。 今回4回目の登山で初の県外遠征&1000m越えの山になります(^^) 金剛山はまずルートを決めるのにかなり悩みました。 YAMAPの地図を見てもかなり沢山のルートがあり、またそのルートのスタート地点までの行き方もわからず結局今回は本を買ってルートを決めました。 購入した本は『山と溪谷社』の『26大阪府の山』です。 その中の32番、金剛山2を参考にさせてもらいました。 あらかじめ言っておくとこのルート登りがかなりわかりにくく、さらに危険な箇所もあるので正直オススメ出来ません。 というわけで、ルートについて。 まず近鉄電車で富田林駅まで行きます。 そこからは金剛バスの水越峠行きに乗り、葛城登山口で下車。 (バスはハイカーだらけでした。あとバスは午前中2本しかないので、行く人は時刻表要チェックです) YAMAPはここで起動。 そこから道路を登り方向にしばらく進んでトンネル手前の右手の道に入って少し行くと公衆トイレがあります。 トイレはここを過ぎると頂上までないので、ここで済ませておいた方が良いです。 そしてトイレの裏手に舗装された林道の入り口があるのですが、私はこの道を見逃していったんトイレ前の道路を少しだけそのまま進んでしまいます。 すると定食屋があってその横に犬小屋が。 ワンちゃんと目が合うと早くも尻尾を振ってたので、これは撫でられると確信(笑) 少しだけワンちゃんと戯れてました(^^) そこでYAMAPのGPSを確認してルート間違ってるのを確認。 トイレまで戻ってよく調べるとトイレの右手側に階段があるのを発見。 そこから登山道に入っていきます。 しばらくはコンクリート舗装された道が続きます。 途中で青崩道と書かれた標識があり、道が分岐します。 私はこの標識の青崩道には入らず、舗装された道をそのまま進みました。 今回購入した本のルートとしてはこれで合ってたのですが、初めて行かれる方は青崩道をいった方が安全確実、そして迷うこともないと思います。 青崩道には入らずそのままコンクリートで舗装された道を進むと途中で舗装は終わり、土の地面に変わります。 しばらくは沢の横をずっと進みますが、途中で小さな滝みたいになってるところに突き当たります。 ここで私は軽く道に迷います^^; 滝みたいになってるところの右手側を見るとロープがあり登れるようになってます。 そこを登ると、左と右にルートがあるように見えるのですが、左側を進むと途中でかなり険しくなり草や、木も茂っていてとてもじゃないですが進めなくなりました。 しかたなく小さな滝のところまで引き返して今度は右側の階段のルートを登って行きます。 この階段もかなり急で所々崩れてたりもしてたのでかなり危なかったです。 しばらく階段を登ると今度は緩やかな山道になり何度も折り返しながら登って行きます。 あまり人が通らないルートのようで草がかなり茂っててなんとか道とわかる程度の状態だったので正直道が合ってるのか不安もありながら進んでました。 それでもそのまま進んだら、青崩道を進んだら通る道と途中で合流。 とりあえずここで、やっと人とも出会い一安心。 GPSを見てYAMAPのルートの一つと合流してるのも確認。 ここから頂上までは本とは違うルートになりますが、あとは道なりに進んで頂上まで辿り着きました。 そして恒例の山頂の看板と時計の前でダンボーとパシャリ(^^) 今まで登った山と違って頂上すごく賑やかでした♪ ベンチも沢山あり、広場にもなっててソロ、ファミリー、山ガール、登山部みたいな人たちなどなど色々な人たちがいましたね。 ロープウェイが通ってる事もあって、赤ちゃんを抱っこした家族づれなんかもいました。 頂上には茶屋もあり、子どもが遊ぶシーソーなんかもあったり、さらに転法輪寺があって修験者の人が何か唱えながらあるいてたりとちょっとしたお祭り騒ぎ状態でした。 そういえば金剛山は頂上に登った証拠の捺印をしてくれるんですね。 私は押してませんが何度も登ってる人もいるみたいで、またくるよ〜と捺印所の人に声をかけてる人もいました。 頂上には温度計もあって、この日は20度でした。 大阪のこの日の平均気温が26度で最高が32度だったことを考えると、頂上はかなり涼しいですね(^∇^) 頂上は見所がいっぱいなので、また登ってゆっくり見て周りたいです。 今回は頂上で転法輪寺のもみじ鈴だけ入手しました(^_^) これで熊よけになるかな? 転法輪寺をさらに上に登ったら今度は葛木神社がありました。 たぶん頂上の看板があったところよりも、ここの方が高い位置にあったと思いますので、本当の意味での頂上はこの神社かなと思います。 そして葛木神社で参拝したあとは伏見峠に向かって下っていきます。 その途中でとうとうダイヤモンドトレールの標識発見。 六甲全山縦走と並ぶ関西の有名な縦走コースですね。 この標識を見てテンション上がりつつ下っていくと、ちはや園地というフィールドアスレチックのある広場兼休憩所があったり、キャンプ場があったりとまた賑やかな場所がありました。 この近くにロープウェイ降り場があるみたいで、家族連れが非常に多く子どもも沢山いてここもすごく賑わってました。 キャンプ場からはお肉を焼く美味しそうな匂いがしてて、私も食べたくなりました。 あとは特に何もなく下って久留野峠まで辿り着きます。 そこからさらにダイヤモンドトレールのルートで進むことも出来ますが、今日はここで下りを選びロープウェイ乗り場方面に下っていきます。 そのままロープウェイ乗り場をスルーしてバス停まで行って今回の記録は終了。 帰りは南海バスで河内長野駅まで行って、駅から2キロほど離れた風の湯という温泉に入ってから帰りました。 風の湯 河内長野店 http://tsurukame-oe.xsrv.jp/kazenoyu-home/?p=42 今回の全体のルートの感想として、本で選んだルートは初心者には少し厳しいルートでさらにあまり登る人もいないルートのようでした。 なので、初めて登られる方は私のルートではなく青崩道を進むようにして下さい。 そうすれば道に迷うこともなく、危ない箇所もかなり減ると思います。 それ以外の部分としては時々木が倒れてたり、小さな土砂崩れなどはありましたが気をつけて進めば問題ないと思います。 最悪ロープウェイもありますので、登りで疲れた人はロープウェイでも帰れますのでそういう意味では安心して行ける山だと思います(^^) 頂上周辺はかなり賑わってるので、頂上に辿り着いたらなんだか私までテンション上がって楽しくなってきました。 また登りたくなる山ですね。 ルートも沢山ありますし♪ 今回若干道に迷ってウロウロした結果前半で登ったり下りたりしてますが、通常は頂上まではずっと登り、登りきったらあとはずっと下りの山なので前回の須磨アルプスや前々回の六甲山と比べると登って下りてまた登って下りてということはないので登りやすい山だと思います(^_^) なにはともあれ、初の1000m越え登山もどうにか登頂出来ました(^∇^) 富士山までにあと一回はどこかの山に挑戦しておこうと思います。 初めて登山で少しだけとはいえ道に迷いましたが、総合的には楽しかったです。
富田林駅からはバスで登山口に向かいます。 午前中に二本しかバスは出てないので注意。
このトイレの裏に舗装された登山道があります。 ちなみにこのあとトイレは頂上までないので、ここで済ませていったほうが良いです。
しょっぱなからルートを間違えそうになった結果ワンちゃん発見(^^) めちゃくちゃ人懐こくて撫でさせてくれました♪
しばらくは舗装された道が続きます
大きなダム発見
小さな沢を渡る橋
本格的な山の中です。 かなり足場が悪いので注意
一枚前の写真のところの右を見るとロープが用意されてて、これを頼りに登ります。 そしてその先の階段を登りましょう。 左にも道はあり行けそうに見えますが、途中でめちゃくちゃ険しくなり進むのはかなり厳しいです。
しばらくは階段が続きます
周りも山に囲まれてて自然の中にいると強く感じます
可愛らしい花が咲いてました
やっと標識発見
頂上です(^∇^) ダンボーを探せ(笑)
頂上の広場。 コマ回しの大道芸をしてるおじいさんがいました。 歌を歌ったりもしてましたね
頂上からの景色。 曇りだったので遠くまでは見えないのが残念
頂上のトイレです。
金剛山は何度登ったかを記録するための捺印をしてくれます。
頂上の茶屋です
頂上には転法輪寺があります。
転法輪寺でもみじ鈴(700円)をお守りに入手。 この鈴の音でクマよけになるかな?(笑) 他にもカウベルとか頂上登頂記念のピンバッチなんかもありました。
転法輪寺のさらに上には葛木神社があります。 その途中の夫婦杉。
山頂の標識があったところよりもさらに上にあったので、たぶん実際に標高1番高かったのはこの葛木神社だと思います。
六甲全山縦走と並んで有名なダイヤモンドトレイルの標識がやっと出てきました(^∇^)
綺麗な紫陽花
頂上から少し降りたところにも休憩所がありました。
キャンプ場。 ちょうどお昼時で人か沢山いてお肉の良い匂いがしてました。 私も食べたかった(>_<)
またもダイヤモンドトレイルの標識! 綺麗な石柱で作られてます(^^)
久留野峠まできたら後はひたすら下りで、バス停に向かいます。
所々こんな風に木が倒れてたりしてちょっと危ない感じはあらました^^;
上にちらっと見えてる白い建物がロープウェイみたいです。
ロープウェイ前のバス停の少し手前の看板。 有料の駐車場もあるので、車でもここまではこれます。
河内長野駅から2キロほど歩いた所にある風の湯という温泉です。 天然温泉が一つと他にも色々な種類のお風呂があってゆっくり出来ます。