高千穂平ハイキング

残雪期の鹿島槍ヶ岳を見に赤岩尾根の高千穂平に行ってきました。 この時期、雪崩の危険性があるため、登山は控えていましたが、北アルプスの雪の状態など確認したいのもありました。 本当は、冷地山荘か鹿島槍ヶ岳まで行こうかと考えていましたが、元々、残雪期で士気が高くなく、雪崩が起きないように注意しながらの登りで集中力と使ってしまい、鹿島槍ヶ岳を見ながらランチに変更。。。 雪崩の注意報が出ている通り、至る所で雪崩の跡が確認できました。 雪はシャーベット状で、登りは特に危険性は感じませんでしたが、雪が緩んでいたため、下山時はアイゼンが効かず、非常に危険でした。 そのせいで、一度、雪に足を滑らせ、5mほど滑落してしまいました。 ピッケルでブレーキをかけましたが、スピードが落ちなかったため何とか木に掴まって、下までの滑落を回避。 特に怪我などはありませんでしたが、かなりヒヤっとしました。 これを機に、ある程度の傾斜や下に崖がある箇所は後ろ向きで、キックステップで下山をすることに。 雪の緩み以外には、雪解けによって空洞となった箇所の踏み抜きが多く、この時期は危険性が高いと感じました。 また、雪解けが進んで、また挑戦したいです。