活動データ
タイム
07:00
距離
7.7km
のぼり
838m
くだり
836m
活動詳細
すべて見る昨年初めて登った奥大日岳。360度の大展望が忘れられず、今年も慎重にトライ。 雷鳥沢まで来ると昨年よりも真っ白。雪が多い。 昨年登って来られた方がいた雷鳥荘横からの直登ルートを試す。昨日降った新雪数cmの下はシャーベット。わずかに残る踏み跡、傾斜、雪崩の可能性など、見極めながらルートを選び、いつでも引き返せるよう進む。 大日乗越まで来ても先行者の跡なく、どうやら本日一番のりのよう。快晴、風もないのでいけるところまでと進んでみた。最初のトラバースを一歩づつピッケルも使い進む。昨年も少し怖さを感じたが、雪の状態は良く、丁寧に歩けば問題なかった。(なるべく斜面は見ず、次の足元に集中) 一旦平坦な尾根になり、剱岳の展望が広がった。その先の最後の登りを見ると、雪庇の大きさハンパなく、崩壊し始めており、左手の大斜面側にトラバース跡が見られた。厳しいかと思ったが雪の状態と以前に付けられた丁寧なトラバース道のお陰で乗り切れた。(ここでも斜面は見ずに、目の前の一歩一歩を丁寧に進む) 尾根にたどり着くと今までの緊張から解き放され、巨大な雪庇と自分の足跡、そして360度の大展望に圧倒された。ここで後続の登山者も見え始めた。 奥大日岳まで、真っ白の尾根を進み、去年より雪が多く、2mは標高が高いんじゃないかと思える山頂を独り占めし、ミクリガ池温泉のランチ弁当をいただいた。 帰りも慎重にトラバースを下り、無事に雷鳥沢に戻りました。 雷鳥沢からミクリガ池温泉までは、いつもながら喘ぎながら戻り(何故かいつもこの箇所辛い)、温泉と美味しいコーヒーをいただき、アルペンルートのバスに乗りました。 バスの中から、トラバース跡が夕陽を浴びてクッキリ見えましたが、あんなとこ歩いたのか?と不思議に思えました。 (補足) アイゼン、ピッケル、日焼け止め必須です。 2箇所くらいトラバースに気を遣います。怖いと思ったら引き返しましょう。滑ったらすぐに滑落停止しないと止まらないと思います。天気、風、気温、雪の状態など見極め、慎重な行動をしましょう。
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