20220417 急登一本!古道から行く阿波国見山

2022.04.17(日) 日帰り

活動データ

タイム

07:30

距離

12.6km

のぼり

1497m

くだり

1501m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 30
休憩時間
34
距離
12.6 km
のぼり / くだり
1497 / 1501 m
3 41
41
2 20

活動詳細

すべて見る

 「国見山古道」とよばれる、山頂から南西に派生する尾根道から国見山の山頂を踏んできました。  》国見山は、徳島県西部の「そらの郷」と呼ばれる山岳地帯にあり、ブナ林の残る山頂と四国の主要な山の殆どを眺望できる展望のよさとともに、西は吉野川、東は祖谷(イヤ)川が流れ、吉野川の急流によって創り出された渓谷は、景勝地「大歩危小歩危」として知られています。  また、5月にはシャクヤクが咲くなど等、国見山は「花の山」としても知られおり、この日は、国見山の恩恵にあずかることができ、素晴らしい眺望とともに、ピークは過ぎた感があったものミツマタをはじめ、カタクリ、ミツバツツジなどが目を楽しませてくれました。  国見山古道には大歩危駅から歩いて取り付くことができ、先週の箸蔵街道に続き、公共交通機関派の私にとっては有難いお山です。ただ、大歩危駅(標高200m)を起点とした場合、山頂(標高1409m)との標高差1200mの尾根を直登することになります。最近、ガッツリ歩きから遠ざかっていた私にとっては、この標高差は不安材料の一つとなっていましたが、先週の箸蔵街道をそこそこのCTで歩き切れたことがちょっぴりと自信になったこともあり、ヒーコラと言いながらも、なんとか歩き切ることができました(^^)v。  ご参考までに、国見山への主な登山ルートは、今回使った国見山古道の外に、後山峠登山口(標高780m)、国見山林道登山口(標高1053m)を起点とする南尾根ルートもあります。皆さんのレコを拝見すると、南尾根ルートからのアプローチが多いように感じます。なお、「山と高原地図」では、国見山古道については徳善バス停登山口が記載されていますが、大歩危駅から有宮神社を経由して直接取り付くこともできます。  実際に歩いたルートは次のようになります。  ◆大歩危駅→有宮神社→《国見山古道》→国見山林道出合→国見山→《南尾根ルート》→国見山林道登山口→国見山林道→《国見山古道》→有宮神社→大歩危駅  往路では国見山古道、復路では南尾根ルートから国見山林道経由して古道に戻るルートを通っており、丁度、山頂を周回した形になっています。同じルートで、昨年、大歩危国見山スカイレース2021が開催されたこともあるのでしょうか、山道や道標はしっかり整備されており、道迷いの心配はありませんでした。  アクセス等の詳しい情報は、ヤマレコにアップしています。よろしければ↓  https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4183010.html

国見山 高松から1時間半ほどで、今日の起点となる大歩危駅に到着しました。
高松から1時間半ほどで、今日の起点となる大歩危駅に到着しました。
国見山 改札ではコナキジジイがお出迎え。近くの三好市山城町にはたくさんの妖怪伝説が残っていて、コナキジジイは、山城町がお里です。
改札ではコナキジジイがお出迎え。近くの三好市山城町にはたくさんの妖怪伝説が残っていて、コナキジジイは、山城町がお里です。
国見山 大歩危マート2号店の脇道から国見山古道に向かいます。ポイント、ポイントにこうしたお手製の道標があります。ありがたいですね。
大歩危マート2号店の脇道から国見山古道に向かいます。ポイント、ポイントにこうしたお手製の道標があります。ありがたいですね。
国見山 大歩危駅を眼下に、既に高度感が半端じゃありません!
大歩危駅を眼下に、既に高度感が半端じゃありません!
国見山 直ぐに山道に入りましたが、いきなりの急登に汗がしたたり落ちます。
直ぐに山道に入りましたが、いきなりの急登に汗がしたたり落ちます。
国見山 ルートからやや外れたところになりますが、こちらは地神塔。五穀豊穣を祈るためのものだそうで、今でも年に1回、祭礼が行われているそうです。
ルートからやや外れたところになりますが、こちらは地神塔。五穀豊穣を祈るためのものだそうで、今でも年に1回、祭礼が行われているそうです。
国見山 シャガ、今が旬ですね〜♬
シャガ、今が旬ですね〜♬
国見山 趣のある徳善家住宅主屋。慶應2年(1866年)に建てられたものだそうで、徳善家は東西の祖谷山を治めた高取名主八家(祖谷八屋敷)の一つになるそうです。
趣のある徳善家住宅主屋。慶應2年(1866年)に建てられたものだそうで、徳善家は東西の祖谷山を治めた高取名主八家(祖谷八屋敷)の一つになるそうです。
国見山 有宮神社に続く参道
有宮神社に続く参道
国見山 お初のご挨拶と無事の山行を祈念して合掌 @有宮神社拝殿
お初のご挨拶と無事の山行を祈念して合掌 @有宮神社拝殿
国見山 神社の裏で巌窟王のような古木を発見👀 パワーを頂いています 笑!
神社の裏で巌窟王のような古木を発見👀 パワーを頂いています 笑!
国見山 神社の奥から再び国見山古道へ。
神社の奥から再び国見山古道へ。
国見山 古道の周囲はほとんどが杉やヒノキの人工樹林帯となっています。👣💨💨💨
古道の周囲はほとんどが杉やヒノキの人工樹林帯となっています。👣💨💨💨
国見山 このルートの核心になるでしょうか、1114ピーク手前の急登。
このルートの核心になるでしょうか、1114ピーク手前の急登。
国見山 急登の手前で、何気なく左を見ると、あれ・・・・、なんとミツマタの群生地でした。今年は無理かと思ってあきらめていたのですが、ここでお目にかかれるとは、なんとラッキー!
急登の手前で、何気なく左を見ると、あれ・・・・、なんとミツマタの群生地でした。今年は無理かと思ってあきらめていたのですが、ここでお目にかかれるとは、なんとラッキー!
国見山 ちょっと寄り道をして、しばしのミツマタ祭りです〜♬
ちょっと寄り道をして、しばしのミツマタ祭りです〜♬
国見山 ミツマタで元気をもらったところで、いざ、急登へ👣💨💨💨
ミツマタで元気をもらったところで、いざ、急登へ👣💨💨💨
国見山 まだ続くのか、この急登・・💦 
まだ続くのか、この急登・・💦 
国見山 急登を登り切り1114mピークに立つと、そこはカタクリの群生地になっていました。皆さんのレコでカタクリがあるとの情報はつかんでいたのですが、場所が特定できておらず。カタクリもお目にかかれるとは思っていなかったので、思わずニンマリです 笑!
急登を登り切り1114mピークに立つと、そこはカタクリの群生地になっていました。皆さんのレコでカタクリがあるとの情報はつかんでいたのですが、場所が特定できておらず。カタクリもお目にかかれるとは思っていなかったので、思わずニンマリです 笑!
国見山 それでは、しばしのカタクリ祭りをお楽しみください〜♬
それでは、しばしのカタクリ祭りをお楽しみください〜♬
国見山 〜♬
〜♬
国見山 まだ蕾も多く、しばらく楽しめそうですね。カタクリを見ることができただけでも、国見山に来たかいがありました。
まだ蕾も多く、しばらく楽しめそうですね。カタクリを見ることができただけでも、国見山に来たかいがありました。
国見山 そのでかいコブ、どうしたんだ。じっくりと話をきかせてもらおうじゃないか。
そのでかいコブ、どうしたんだ。じっくりと話をきかせてもらおうじゃないか。
国見山 最後の急登であって欲しい・・、ビミョーにシンドイ💦
最後の急登であって欲しい・・、ビミョーにシンドイ💦
国見山 ここまでくれば山頂まではもう少し。足休めができてホッと一息。@国見山林道出合
ここまでくれば山頂まではもう少し。足休めができてホッと一息。@国見山林道出合
国見山 再び山道へ。
再び山道へ。
国見山 山頂に近づくにつれ、植生がかわってきたのか、笹(ミヤコザサ)が見立つようになってきました。
山頂に近づくにつれ、植生がかわってきたのか、笹(ミヤコザサ)が見立つようになってきました。
国見山 木立の向こうに見えてきたのは国見山かな。
木立の向こうに見えてきたのは国見山かな。
国見山 山頂までもう少し。
山頂までもう少し。
国見山 国見山ゲットです!(^^)v〜🎉
国見山ゲットです!(^^)v〜🎉
国見山 国見と言われるだけあって、さすがに素晴らしい眺めです。見えているのは、北に伸びる国見山の稜線
国見と言われるだけあって、さすがに素晴らしい眺めです。見えているのは、北に伸びる国見山の稜線
国見山 視線を移すと、北東方向、中央のピークは中津山。右奥に小さく見えているのは剣山でしょうか。
視線を移すと、北東方向、中央のピークは中津山。右奥に小さく見えているのは剣山でしょうか。
国見山 絶景を楽しみながら、金ちゃんラーメン🍜でランチタイム。
絶景を楽しみながら、金ちゃんラーメン🍜でランチタイム。
国見山 山頂では、善通寺からきたというご夫婦と、私と同じ古道を登ってきたお二人としばしの山談義。古道では山頂近くですれ違ったハイカーだけだったので、思わず話がはずみます。話の中で、国見山にシャクヤクの群生地があると教えて頂きました。多謝♬
山頂では、善通寺からきたというご夫婦と、私と同じ古道を登ってきたお二人としばしの山談義。古道では山頂近くですれ違ったハイカーだけだったので、思わず話がはずみます。話の中で、国見山にシャクヤクの群生地があると教えて頂きました。多謝♬
国見山 復路は南尾根ルートから。
復路は南尾根ルートから。
国見山 山頂に近くにあった国見山神社にお初のご挨拶。
山頂に近くにあった国見山神社にお初のご挨拶。
国見山 冬枯れのブナの巨木が続きます。冬場は霧氷を見ることができるそうで、次のシーズンには是非とも訪れたい!
冬枯れのブナの巨木が続きます。冬場は霧氷を見ることができるそうで、次のシーズンには是非とも訪れたい!
国見山 山頂から40分ほど。ここから、国見山林道を通って古道に向かいます。 @国見山林道登山口
山頂から40分ほど。ここから、国見山林道を通って古道に向かいます。 @国見山林道登山口
国見山 正面に見えているのは国見山の山頂?
正面に見えているのは国見山の山頂?
国見山 黄色い花をつけているのはなんでしょう、モノトーンの景色の中で映えています。
黄色い花をつけているのはなんでしょう、モノトーンの景色の中で映えています。
国見山 〜♬
〜♬
国見山 〜♬
〜♬
国見山 〜♬
〜♬
国見山 先ほどの古道と林道の出合ポイントまで戻ってきました。ここから、古道を一気に下っていきます。
先ほどの古道と林道の出合ポイントまで戻ってきました。ここから、古道を一気に下っていきます。
国見山 往路でも撮りまくったのですが、日差しがいい塩梅で、花の透明感がましています!ということで、もう一度、カタクリ祭り〜♬
往路でも撮りまくったのですが、日差しがいい塩梅で、花の透明感がましています!ということで、もう一度、カタクリ祭り〜♬
国見山 〜♬
〜♬
国見山 〜♬
〜♬
国見山 〜♬
〜♬
国見山 👣💨💨💨 @有宮神社参道
👣💨💨💨 @有宮神社参道
国見山 大歩危駅に無事に戻ってきました。カタクリやミツマタ、眺望も楽しめて贅沢な山行になりました。おやっとさぁでした!
大歩危駅に無事に戻ってきました。カタクリやミツマタ、眺望も楽しめて贅沢な山行になりました。おやっとさぁでした!

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。