活動データ
タイム
04:47
距離
14.3km
のぼり
974m
くだり
921m
活動詳細
すべて見る今回の目的は伊豆山神社への参拝なのですが、せっかく熱海に泊まったのに、 朝から真っすぐ向かっても勿体ない。 そう思って、岩戸山を経由して伊豆山神社へ向かう事にしました。 ■熱海ニューフジヤホテル~來宮神社 ホテルを出たらYAMAPの地図ルートに合流する為、熱海の住宅街を北へ向かいます。 舗装路を歩いて行き、JRの線路下を通過したところにあるのが來宮神社です。 來宮神社は昔から熱海を見守っている古社。 創建ははっきりしないものの、坂上田村麻呂も戦勝祈願をしたと伝えられています。 歴史ある古社なのですが、茶屋が複数併設されていたりと、モダンな雰囲気があり、熱海に観光スポットとなっているようです。 実際、朝10時前なのですがかなり多くの人が参拝に訪れていました。 ここには国指定天然記念物の大楠があり、その大きさと神々しさで人を集めていました。 ■來宮神社~姫の沢公園笹の広場 來宮神社の参拝を終えたら、神社脇の舗装路を北の山側へ延々と上っていきます。 ひたすら舗装路の上りなのですが、この日は夏のような暑さという事もあって、序盤なのに滝汗。 登山口に着くまでの上りが今回一番きつい区間でした。 2㎞程歩くとようやく登山口へ到着です。 山へ入ってしばらくは樹林に覆われた道ですが、10分程登ると直ぐに開けた道になっていきます。 ここからは本当に最高の道です。 青空が見え、先まで見える緩やかな尾根道。そして、道々に点在する石仏。 どこかRPGでもしているかのような雰囲気のある道です。 更に振り返れば、熱海の海。初島もよく見えます。 今回歩いていて一番楽しかったのがこの区間でした。 そして緩やかな登りが平坦になった辺り。 ハイキングの恰好でない人も歩いてきていましたので、その辺りが姫の沢公園から続く笹の広場のようです。 伊豆半島や熱海の海が一望でき、景色を堪能するには本当にいい場所です。 ■姫の沢公園笹の広場~岩戸山 笹の広場から少し進むと十国峠方面と岩戸山方面への分岐があるので、岩戸山方面へ。 ここから先はこれまでのような空が開けた道ではなくなります。 序盤は少し樹林帯で、その後は背の高い笹が多い道。 金時山から明神岳まで歩いた時のような笹のトンネルに近い道です。 縦走なのでアップダウンが激しいかと思いきや、道中ほぼ平坦。 非常に歩きやすい道です。 しばらく歩いていると北側が開けており、何気に目を向けると富士山が。 まさか今回の行程に富士山スポットがあるとは思っていませんでした。 また、明神岳など箱根方面の山々も見えて、また行きたい気持ちになりました。 そして山頂近くなると近道か通常の道かの分岐があり、念のため通常のルートを経由して山頂へ。 ■岩戸山~伊豆山神社 岩戸山山頂からは熱海や伊豆半島の山々がよく見えました。 山頂にはテーブルとベンチがあったものの、山頂自体はあまり広くなく、 また暑かったので、ちょっと座って休憩しただけで、伊豆山神社へ下山開始。 岩戸山までは非常に歩きやすい道でしたが、山頂から東側は足元があまりよくない、よくある山道。 慎重に30分近く歩くと山道を抜け、舗装道路へ下りる事ができました。 最初は今回の山歩きはほぼ終わったものだと思ったのですが、ここからもなかなか。 舗装路はただ下るだけでなく、けっこう上り返しもあり、一度気持ち的に切れていたので必要以上に疲れました。 何とか伊豆山神社の本宮に辿り着いたのですが、ここで終わりではありません。 ここから本殿までの道は途中舗装路もありますが、また山道に戻ります。 結局、岩戸山を下り舗装路に出てから、伊豆山神社本殿に辿り着くまで1時間ほどかかってしまいました。 ■伊豆山神社~走り湯~熱海駅 伊豆山神社は神仏分離までは伊豆山権現とも呼ばれ、修験の祖・役小角にゆかりのある寺社。 御祭神は公式HPでは、伊豆山神(火牟須比命(ほむすびのみこと)、天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)、邇邇芸命(ににぎのみこと))とされています。 そして何より、源頼朝と北条政子が逢瀬を重ねた場所として有名です。 今年の大河の影響なのかはわかりませんが、こちらの神社も多くの人が参拝されていました。 今回の目的である伊豆山神社への参拝を済ませ、バス停で時間を確認するとちょうどいいタイミング。 心揺れましたが、次いつ熱海に来るかわからないので、最後に気になっていた「走り湯」へ向かいました。 「走り湯」は横穴式の源泉。湧きだした温泉が走り落ちるように飛び出したことからその名がついたとか。 また伊豆山神社は昔、「走湯権現」とも呼ばれた事からもわかるとおり、「走り湯」は重要な場所。 そのため、海岸近くの「走り湯」から真っすぐ伊豆山神社に道(階段)が伸びています。 階段を海岸近くまで下りていって走り湯へ到着。 入口からは湯気が噴出しています。 自己責任で中に入って見学ができるようでしたので、意を決して中に入ってみたところ、 中はサウナ状態。 湯気で視界があまりないだけでなく、とにかく蒸し暑いです。 浴槽と思しきものからゴポゴポとすごい音をだしてお湯が湧き出しているようでしたが、 それ以上近づくのは怖くて引き返しました。 走り湯を見て満足し、あとは階段を途中まで上り返して熱海駅へ。 予定より少し遅くなりましたが無事ゴールすることができました。 今回の山行は、石仏の道の素晴らしかった事、富士山が見れた事と、 予想していなかった嬉しい事がいくつもありました。 かなり暑い一日でしたが、旅の醍醐味を味わえていい思い出になりました(^^)
活動の装備
- アシックス(asics)GT2000 8 Extra wide
- モンベル(mont-bell)ノマドジャケット
- モンベル(mont-bell)U.L.ストレッチウインド ジャケット Men's
- その他(Other)Fine Pix XP130
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