残雪の手稲山

2022.04.10(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 24
休憩時間
55
距離
8.8 km
のぼり / くだり
783 / 783 m
2 56
1 26

活動詳細

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仕事が忙しく、雪山の道具を揃えたのに使えない苦い思いを多少解消したくまだ雪がたくさん残ってそうで手軽な手稲山に行きました。 天候は曇っていて、多少霧もある感じ。 前日の山行記録を拝見して、アイゼンだけで挑戦。 雪は終始シャーベットのようにジャリジャリして、時々足を取られる感じ。 平らなところはスノーシューいいような感じでした。 今回は初めて冬コースの尾根道を行くことにしました。 夏道を外れるとすぐに急登。 下りの直線的な踏み跡が多く、登りのコース取りに四苦八苦しました。 ここはアイゼンでステップを切りながらでないと厳しいですね。 苦悶の末、稜線に出ると霧が晴れて、木々の間から下に雲海が見えました。 稜線の雪庇の大きく崩れそうなひび割れを見ながら、そこからなるべく外れたラインをとります。 平らな森をしばらく歩くとまた急登。 ガレ場と呼ばれている所ですね。 そこからは夏道に合流するわけですが、踏み跡は直登しているので、ここでも苦悶しながら急騰を登りました。 石碑の辺りからの眺めは最高。 遠くに羊蹄山、天狗岳、百松沢、烏帽子、無意根、札幌岳、恵庭岳などの山々が見えました。 スキー場を横目にピークに行くと、石狩湾を含めた北側も見渡せました。 風もそれほどなかったのでランチを食べたりゆっくりしましたが、訪問者は一組のシルバーなご夫婦だけでした。 下りもオナジように冬道を行きましたが。 何組も急登と戦われている方々と出会いました。 下りも同じように雪庇に気を配りながら過ぎると、ソロで登ってこられたご高齢のおじさんと少し会話。 この時期の夏道は雪崩の危険があるから気をつけた方が良いとのこと。 今年は雪が多いので、今のうちに百松沢に行っておきたい、など。 経験者の言葉は初心者の私にいつも学びを与えてくださいます。 急な下りもかかとでステップを切りながら降りていきます。 なごり雪を頭の中で歌いながら下山しました。 装備に関しては、スノーシューで来られている方も少々いたり、山頂近くではBCスキーの方も居られましたが、履き替えが面倒ならアイゼンですかね。 あと、クマ鈴も忘れないように。

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