日向倉山【冬将軍退場,暑い!】

2022.04.09(土) 日帰り

活動データ

タイム

05:33

距離

9.8km

のぼり

795m

くだり

794m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 33
休憩時間
7
距離
9.8 km
のぼり / くだり
795 / 794 m
3 24
1 39

活動詳細

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初めての日向倉山である。 以前から気にはなっていた山である。 地図はずいぶん前から用意はしていた。 していたが,なかなか足が向かなかった。 天気も良い週末,日向倉山に行くとのこと。 これは当然突撃である。 取り付きから赤崩山から日向倉山に続く尾根に出るまでは地形図のとおりひたすら急登である。 そこはシールでジグを切りながら登る。 登るが暑い! Tシャツになりたいぐらいである。 隊長はスキーを肩に担いで登る。 早い! ここは担いで登ったほうが早いようだと思うのは大間違い。 隊長だから早いのである。 シールで登っても早いのである。 よい子は勘違いをしないようにしよう! 急登を終え稜線に出る。 赤崩山から日向倉山に続く尾根には雪庇ができていて,登ってきた尾根を突き上げたところだけ雪庇が無い。 稜線に出ると風が心地よい。 春どころか夏である。 ここから日向倉山までは癒しの尾根である。 広々とした,まったり尾根である。 いくつかの小ピークがあるが,できるだけ巻いて行く。 年寄りの労力量には限りがあるのである。 1カ所だけ尾根の雪が切れているところがあるが問題なくスキーのまま通過できる。 ここを超えると山頂向かって傾斜が徐々に増す。 ここは若人隊員の直登トレースをなぞってついていく。 傾斜が徐々に緩くなると山頂も近い。 青空に月が浮かんでいる。 白い山頂の上には白い月が浮かんでいる。 山頂は地形図で見るよりも広く感じる。 会津側には荒沢岳の左奥に尾瀬の燧ケ岳,大杉岳,会津駒ケ岳,大戸沢岳,三岩岳と続く山が望める。 十分景色を堪能したら帰りは日向倉沢を滑り降りる。 上部は雪が十分あることが確認できるが下部は分からない。 分からないが今年の雪の量から大丈夫と判断して滑り込む。 山頂直下の急斜面から完全な腐れ雪である。 広々とした斜面を適当に滑る。 滑るが年寄りはすぐに息が切れる。 3ターンごとに休み休み滑り降りる。 予想通り日向倉沢の沢床には十分な雪があり問題なく奥只見湖船着き場の対岸に降り立つ。 後は長~い水平移動で振り出しに戻る。 年によっては沢を出たところは奥只見湖の水面下のこともあるらしい。 このルートを取る場合は登る前に湖面の水位を確認しておこう。

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