この珍しく雪が降った3月17日に、山伏~新窪乗越の稜線を歩いてレポをアップした方はYAMAPにもヤマレコにもいらっしゃらないので、 戻る 次へ

3月の2000m峰は山伏!の写真

2018.03.17(土) 09:42

この珍しく雪が降った3月17日に、山伏~新窪乗越の稜線を歩いてレポをアップした方はYAMAPにもヤマレコにもいらっしゃらないので、

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13.4 km

1403 m

3月の2000m峰は山伏!

山伏・八紘嶺・笹山 (静岡, 山梨)

2018.03.17(土) 日帰り

去年の7月から8ヶ月連続で2000m峰に登っている私。最大の難関と思われる2月を何とかクリアし、3月は割と簡単に登れそうな山伏にしようと半ば決めていました。ところが3月初旬に中国出張が入って2回分の週末がパーになり、すでに3月も半分を過ぎてしまいました。 さらに、わざわざ3月15日に有休を取って登るつもりがまさかの寝坊(笑)、予定変更で湖西連峰(351m)に登ることになってしまいました。続く3月16日も有休だったのですが、この日は天気がイマイチなため休息日とし、満を持して3月17日(土)、山伏に登ってきました。 [登山道] 南ア深南部の山々は稜線に出るまでは植林帯…という登山道も多い中で、西日影沢から山伏に向かうルートは初めのうちから広葉樹林を歩く、かなり私好みの道でした。晴れなかったので他との比較がしにくいですが、今まで深南部を歩いた中で、麻布山登山口からバラ谷の頭に向かう野鳥の森ルート、寸又峡から沢口山・天水に向かうルートに並ぶ「例え景色が見えなくたって楽しめるコース」でした。特に山伏から新窪乗越までは、美しい原生林が続く素晴らしい稜線で、さらに今回は、この冬最後かも知れない雪で木々が白く染まっていく様を見ながらの山行だったので、いつもの自分の山登りとはまた違った雰囲気で、思い出に残るものになりました。 [眺望] 今回ばかりはゼロ!と言わざるを得ないです。大山も相当真っ白でしたが三鈷峰を見ることはできたので、ここまで眺望がなかったのはYAMAPに載せている山行でも白山、大無間山に続いて3回目ですね~。 [温度・服装] Garminの温度センサによると登山道の温度はマイナス1℃~プラス1℃。その割にはスタート時に羽織っていたユニクロのウルトラライトダウンは登っている途中に脱いでしまい、そのあと新窪乗越で弁当を食べるまで脱いだままでした。雪は降っていたものの風がほとんどなかったので寒くはなく、例のミレーのアミアミアンダーウェアにバートンのポーラテックT、ペンドルトンのウールシャツ、CW-Xにマムートのパンツで全然問題ありませんでした。 [今回の山行まとめ] 初の山伏は、眺望全くなし!という意味では、なかなかほろ苦いデビューとなってしまいました。いつももっと西の山ばかり登っている私に対する、「お前はとりあえずこういう風景でも見とけ」という洗礼なのかな?と最初は思っていましたが、雪混じりの天気のせいでだんだんと原生林が白く変わっていくのを眺めながら歩いているうちに「これは大サービスなんじゃ?」と気を取り直しました。 3月3日にyo4さんやなっちさんが登った時にはワカン・スノーシュー必須だったようですが、積雪量が減ったのか、トレース上の雪が凍ったせいか、ほぼ踏み抜くこともなく稜線を歩くことができ、割と余力を持って登山口まで戻れました。 登山口からすぐのところに黄金の湯があり、結局明るいうちに家に帰ることもできたし、天候がイマイチだった割には十分楽しめました。そもそも山伏デビューする時には稜線を八紘嶺まで歩くつもりだったので、眺望はその時の楽しみに取っておきたいと思います。次は頼むよ! [(初)静岡百山] 山伏(30) [(初)山梨百名山] 山伏(17)