活動データ
タイム
08:28
距離
15.5km
のぼり
909m
くだり
1366m
活動詳細
すべて見るたまたまの三連休の中日 前日帯那山の帰りに荒神山に寄った時に見た 大菩薩嶺が凄くカッコよくて、よし行こう!と なった 上日川峠への林道が閉鎖のこの時期は、裂石登山口から丸川峠経由や上日川峠経由がスタンダードだが、旦那さんより六本木峠経由の丸川峠入りをすすめられた。 斜度がないから楽チンでしょ♪ 確かに地図を見ると大きなアップダウンは無い 行ってみるかぁ〜 車の回収があるからピストンでね! 柳沢峠を出発 しばらくは黒川鶏冠山への登山道と同じ道をトレース。スノーシューとツボ足トレースがあるが、出だしから雪が半端に柔らかくて歩きにくい。我慢していたが途中からワカンを履く。 まさかこんなに早く履くことになろうとは。 六本木峠に到着すると、トレースの有無を確認 …はい、あるわけないです🤣 まあ、踏み跡の上をワカンでいくよりは ノートレースの方が歩きやすくていいか ポジティブシンキングで進む 広くて静かな樹林帯をなだらかに、というか ほぼフラットに進む 雪は半モナカくらいで、踏み込むのに少し力がいる。平坦な道なので蹴り込むというよりは上から踏む感じなので足にくる。 まずい、丸川峠まで足の余力を残しておかなければ😅 道は凸凹した尾根をトラバースする様になだらかに付けられている。 広くて歩きやすいところ、狭いところ、奥秩父らしい苔むした岩の目立つところなど道は様々。 そんな道を雪が覆っているものだから、 岩場のギャップにかけられた橋から外れて踏み抜く。岩の端をかすって踏み抜いて落ちる。 膝を強打🦵😱いったーい‼️ ヒドゥンクレバスならぬヒドゥン落とし穴だ😂 この岩✖️橋のセクションが3回くらい出てきたか。これにはいささか疲れた。 雪はワカンを履いて足首あたりからスネ高だ。 丸川峠までに天庭峠と寺尾峠という2つの峠を越えた。 さあ、ようやく丸川荘が見えてきた。丸川峠だ‼️と歩を進めると、雪がクラストしているところと踏み抜くところと両極端😂進まない〜💦あー、また一気に疲れた(笑) さて、丸川峠から先は…トレースがある🤩 ここでトレース無かったら帰ろうと思ってました。さあ、アイゼンにチェンジして出発💨 しかしここで引き返さなかった事を後々後悔することになる😨 初めのうちはトレースがあって歩きやすいことを喜んでいたが、トレースはツボ足トレースで、 文字通り【ツボ🏺】なのだ。 深いところは太腿の上の方まで入ってしまうくらい。トラバースのような道なので上から踏んでいくしかなかったのだろう。 そして男性の歩幅であり、凍っていて踏み潰せない😱 まさに【ずいずいずっころばし】的な感じで トレースに足を忠実に入れて歩いていくしかないのだ😂疲れる〜😱 これにはさすがに疲弊し、恐らく冬道として使える稜線コースへ一旦は出てみたがこれまた雪が深く、もうワカンを履く元気もない。 やはりトレースに戻ってじっと我慢の歩きをすすめる。この時点でもう柳沢峠へピストンする気力は無くなった。丸川峠へ戻るよりも山頂へ行く方が近い。 ここで裂石登山口へ下りてタクシーで帰ろう🚕と決めた。 旦那さんにも予定の変更をLINEする。行きに裂石から柳沢峠までの時間を測ったら、車で15分程度だ。タクシーもそれほど破格の値段ではないだろう。 もうコストの事よりも、あの道を引き返すくらいなら、他の場所へ下りて金払うわ〜的な感情に😂 柳沢峠で引き返さなかった事で面倒なことになってしまいました。 まあ、出かける前にもし大変だったら裂石に下りちゃおうと考えてはいたので、慌ててはいませんでした(笑) なんとか登頂。約6時間。遠い山頂だった。 雷岩へ向かう道も私が大菩薩で初めて見るレベルの量の雪😳 登りではないのにサクサク進めませんでした。 雷岩に着いたらとたんにホッとする。 うっすらと霞んでいますが富士山🗻も姿を見せていてくれました。 ゆっくりしたいところですがもう一刻も早くこの山から解放されて帰りたい一心でした(笑) ここで旦那さんからLINE 裂石何時になる?と 15時くらいかなぁ?と返事すると なんと迎えにきてくれると🤩 一気に元気が出て、豪雪の唐松尾根をガシガシ下ります。 樹林帯を抜けてからの唐松尾根はやはり私が今まで見たことのない量の雪。登ってくる方は大変そうでした。 福ちゃん荘を過ぎると雪は少なくなり泥濘が登場です。ドロドロが嫌な方は舗装林道を行けば良いです。 上日川峠に到着。 林道から下山路を覗くと少し雪があるのでチェーンスパイクを履きます。 しかし下り始めて序盤に少し雪があったくらいでその後はなし。スパイクを脱ぎ、ようやく雪との格闘は終わりました。 予定よりも早く下山できましたが、旦那さんも予定より早く到着し待機していてくれたので スムーズに柳沢峠まで戻れました。 ありがとう旦那さん🙇♀️ さて、思いがけず5つの峠を越える縦走になってしまいましたが、今回約2日間降り続いていた雪はかなりの量でした。 そしてこの春の暖かさと山の冷え込みが様々なコンディションの雪を生み出していて、装備や歩き方、コース選びなど慎重にしないと遭難などの事案に繋がりかねないと思いました。 この週末大菩薩へお越しになる方もいらっしゃると思いますが、装備やご自身の体力・技術など充分お考えの上ご安全に☺️ 【山行メモ📝】 ・塩山市内から柳沢峠までの道路に雪無し(4/7時点) ・丸川分岐駐車場〜上日川峠の登山道は上日川峠手前に少しの残雪。それ以外は歩行に支障のあるほどの残雪無し ・上日川峠〜福ちゃん荘 シャーベット雪と泥濘 ・福ちゃん荘〜唐松尾根樹林帯 雪は緩んでいて3〜5センチ程度平均 ・唐松尾根上部 トレースはあるが雪は安定していない 深いところは腰高くらいあったものと思われる 雪の下の岩に足を取られないよう注意(特にアイゼンのひっかけ) ・雷岩〜山頂 トレースあり。雪は深く安定していない トレースないところは深いところで膝高くらいか。稜線も雪深そうでしっかりありました。 トレース如何によってはワカン必要かも。 ・丸川峠〜山頂 ツボ足トレースあり。硬くなっているので 足を合わせて歩くしかない。深くて疲れる。 トラバース気味の道なので路肩の雪は緩んでくると踏み抜き注意 ・六本木峠〜丸川峠 この山行時ノートレース ワカンで歩きました。すでにトレースは不明瞭かも。岩と橋の区間が厄介。 トラバース道が狭いところもあり、緩んだ雪によるスリップが嫌な感じ ・柳沢峠〜六本木峠 トレースあり。好き好きでツボ足、チェーンスパイクが良いか。雪質、残雪の量によってはワカンも必要になるかも。 ・丸川峠経由の山行を考えている方はワカンを含めた雪山装備をしっかりと持つ事を勧めます。 現時点で最も山頂を踏める可能性のある道は、 裂石→上日川峠→唐松尾根→山頂かなと思います。 ・上日川峠の多目的トイレ(汲み取り)は使用できました。
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