花見山(花の宝石箱を周回🌸)

2022.04.06(水) 日帰り

活動データ

タイム

05:21

距離

12.8km

のぼり

624m

くだり

624m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 21
休憩時間
35
距離
12.8 km
のぼり / くだり
624 / 624 m
1 15
52
2 41

活動詳細

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■福島の桃源郷と言われる花見山は、個人の所有地を一般に開放してくださっている場所です。花一杯の里山周辺を誰でも歩くことができるのはとてもありがたく、そして素晴らしいことです。最初に感謝の気持ちを記します。 ■二年前、コロナウィルスが広がり始めた頃、この花見山へのバスの乗り入れが中止になりました。花の時期には自家用車を河川敷に置いて、シャトルバスで花見山まで来ることになるのですが、それができなくなりました。来園者は減少し、近隣の人が散歩で花見山を歩く程度だったようです。今年はシャトルバスも運行されていて、来園者も増えていると聞きました。 ■今日は、桜が咲き始めた花見山を巡ります。花見山を歩く前に、まず十万却山(じゅうまんこやま)の山頂を踏み、稜線を歩いて花見山に下ります。花見山で花を楽しんだ後は対岸の茶臼森配水場の先にある古峯神社に登り、そこから康善寺コースに下って再度花を楽しみます。その後は、車道を歩いて茶屋沼公園駐車場に戻る、12km余りの行程です。 ■予報では気温が20度まで上がるとのことでしたが、7時を過ぎても太陽は見えず、空気は肌寒く感じられます。茶屋沼公園駐車場からはしばらく車道を歩き、やがて林道に入ると傾斜が急になってきました。里では、梅やレンギョウ、菜の花、椿などが咲いていましたが、雑木林の林床には花は見当たりません。やがて樹木葬の看板のある寺院を過ぎると、無線中継場に着きます。 ■無線中継場から山頂まではわずかの距離です。山頂からは吾妻連峰と安達太良山が白く見えています。朝のうちは霞がかかっていましたが、次第にくっきりと見えるようになってきました。山頂からはアカマツの混じった雑木林を下ります。ここにも花はほとんどなく、わずかにキブシ、ナガハシスミレ、シュンランが咲いていました。ウグイスが盛んに鳴いています。 ■雑木林を飛び出ると一気に花一杯になり、花見山に入ったことが分かります。サンシュ、レンギョウ、菜の花は黄色、トウカイザクラ、モモはピンクと、山一帯が鮮やかに染まっています。対岸には白い吾妻連峰が見えています。美しくも爽快な景色を見ながら、花見山公園を一周します。クリスマスローズやミスミソウも咲いていました。初めは人が少なかったのですが、一周半して下る頃になると、観光客が増えてきました。この日は平日にもかかわらず、観光客は数百人ほど入ったような感じでした。それでもコロナ前に比べれば、ずいぶん少ない数だと思います。 ■花見山を下り、今度は里を登り返して茶臼森配水場に向かいました。こちらを歩く人はほとんどいないようです。配水場から階段を登ると小高い場所にある古峯神社に着きます。ここからの眺めが抜群で、福島市街から吾妻連峰、安達太良山を見渡せます。それに加え、対岸には花見山を見ることができます。花見山公園を歩くのならば、ちょっと足を伸ばしてみるといい場所です。ここで昼食休憩を取りました。 ■山頂から康善寺コースに下ると、千本桜の斜面に出ます。トウカイザクラが満開です。菜の花も咲いていて、実に美しい里山の風景です。先の雑木林にはカタクリの群落もあります。ここまで足を伸ばしている人は10人足らずで、閑散としています。遠くに吾妻連峰が見える「天空の道」を下っていくと、サクラは満開となり、桜とレンギョウ、梅などの香りを楽しみつつ、シャトルバスの発着場に着きました。バスが次々に入ってきています。ここから茶屋沼駐車場までは10分ほどです。のんびり歩いていきましょう。

十万劫山 茶屋沼公園手前から振り返ると吾妻連峰が霞んで見えました。
茶屋沼公園手前から振り返ると吾妻連峰が霞んで見えました。
十万劫山 今日は晴れの予報ですが、太陽は雲に隠れ、肌寒い天気です。ここに車を止めて十万却山に向かいます。
今日は晴れの予報ですが、太陽は雲に隠れ、肌寒い天気です。ここに車を止めて十万却山に向かいます。
十万劫山 道端にホトケノザが咲いています。人家の点在した車道をしばらく歩いて行きます。
道端にホトケノザが咲いています。人家の点在した車道をしばらく歩いて行きます。
十万劫山 里山ののんびりした景色の中、ツクシを発見しました。
里山ののんびりした景色の中、ツクシを発見しました。
十万劫山 ヤブツバキもたくさん咲いています。ウグイスが盛んに囀っています。
ヤブツバキもたくさん咲いています。ウグイスが盛んに囀っています。
十万劫山 林道に入り、急な登りをしばらく歩きます。カタクリはまだ蕾の状態でした。
林道に入り、急な登りをしばらく歩きます。カタクリはまだ蕾の状態でした。
十万劫山 無線電波の中継場に着きました。ここから福島市を見下ろします。
無線電波の中継場に着きました。ここから福島市を見下ろします。
十万劫山 吾妻連峰の輪郭が徐々にはっきりしてきました。
吾妻連峰の輪郭が徐々にはっきりしてきました。
十万劫山 十万却山山頂。
十万却山山頂。
十万劫山 アカマツの混じった雑木林を下って行きます。花はほとんどありません。
アカマツの混じった雑木林を下って行きます。花はほとんどありません。
十万劫山 キブシ
キブシ
十万劫山 ナガハシスミレ
ナガハシスミレ
十万劫山 シュンラン
シュンラン
十万劫山 花見山に入りました。福島市の向こうに吾妻連峰が見えます。
花見山に入りました。福島市の向こうに吾妻連峰が見えます。
十万劫山 突然、花一杯の景色に変わります。黄色とピンクが多いようです。
突然、花一杯の景色に変わります。黄色とピンクが多いようです。
十万劫山 ヒュウガミズキ
ヒュウガミズキ
十万劫山 サンシュ
サンシュ
十万劫山 花見山展望台に到着。時刻が早いためか、観光客は多くありません。
花見山展望台に到着。時刻が早いためか、観光客は多くありません。
十万劫山 花一杯の山から福島市を望みます。いい景色です。
花一杯の山から福島市を望みます。いい景色です。
十万劫山 早くもサクラが咲いていました。
早くもサクラが咲いていました。
十万劫山 これはモモでしょうか。
これはモモでしょうか。
十万劫山 菜の花とサクラ
菜の花とサクラ
十万劫山 菜の花の向こうに桜と梅、木蓮が満開です。
菜の花の向こうに桜と梅、木蓮が満開です。
十万劫山 オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ
十万劫山 トウカイザクラ
トウカイザクラ
十万劫山 茶臼森配水場から古峯神社に上ると、対岸に花見山が見えました。ここからは吾妻連峰と安達太良山も見えます。
茶臼森配水場から古峯神社に上ると、対岸に花見山が見えました。ここからは吾妻連峰と安達太良山も見えます。
十万劫山 こちらが吾妻連峰
こちらが吾妻連峰
十万劫山 安達太良山
安達太良山
十万劫山 福島市街を流れる阿武隈川
福島市街を流れる阿武隈川
十万劫山 茶臼森配水場から下って、康善寺コースに入りました。ピンクと黄色に染まっています。
茶臼森配水場から下って、康善寺コースに入りました。ピンクと黄色に染まっています。
十万劫山 雑木林に入るとカタクリが群生していました。
雑木林に入るとカタクリが群生していました。
十万劫山 気温も上がり、カタクリの花びらもきれいに開いています。
気温も上がり、カタクリの花びらもきれいに開いています。
十万劫山 菜の花と千本桜
菜の花と千本桜
十万劫山 千本桜は撮影ポイントですね。
千本桜は撮影ポイントですね。
十万劫山 感謝と復興の鐘の向こうに吾妻連峰
感謝と復興の鐘の向こうに吾妻連峰
十万劫山 天空の散歩道から見下ろした風景。
天空の散歩道から見下ろした風景。
十万劫山 桜の向こうに吾妻連峰
桜の向こうに吾妻連峰
十万劫山 オカメザクラでしょうか。早咲きの桜は満開です。
オカメザクラでしょうか。早咲きの桜は満開です。
十万劫山 この道は桜の道です。
この道は桜の道です。
十万劫山 本当に綺麗な色合いです。
本当に綺麗な色合いです。
十万劫山 トウカイザクラの並木道
トウカイザクラの並木道
十万劫山 ウメも咲いていました。
ウメも咲いていました。
十万劫山 菜の花、桜、サンシュの共演を目に収め、駐車場に戻ります。
菜の花、桜、サンシュの共演を目に収め、駐車場に戻ります。

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