活動データ
タイム
10:34
距離
19.0km
のぼり
1886m
くだり
1881m
活動詳細
すべて見る昨日庄内平野から立派な鳥海山を眺めました。 滝ノ小屋登山口までの道がまだ除雪中なので、 昨日月山以上の距離と標高差があります。 気温が上がると積雪が溶けるので、夜中に出発しました。 薊坂の斜度があり、滑落したら止まりそうもないので、一歩一歩気をつけて登りました。 外輪山から新山への降り道も結構斜度があります。 昨日に続き天気がとても良かったです。滝の小屋までは風もそれほどけ、外輪山まで上がると強風でした。 ワカンも携行しましたが不使用。アイゼンとピッケルが必須だと思います。 「名山と呼ばれるにはいろいろの見地があるが、山容秀麗という資格では、鳥海山は他に落ちない。眼路限りなく拡がった庄内平野の北の果てに、毅然とそびえ立ったこの山を眺めると、昔から東北第一の名峰とあがめられてきたことも納得出来る。」 「東北地方の山の多くは、東北人の気質のようにガッシリと重厚、時には鈍重という感じさえ受けるが、鳥海にはその重さがない。颯爽としている。酒田あたりから望むと、むしろスマートと言いたいほどである。それは鳥海が連嶺の形をなさず、独立した一峰あるところにも基因する。」 「標高は東北の最高とは言え、わが国の中部へ持ってくると、決してその高さを誇るわけには行かぬ。しかしその高さは海ぎわから盛り上がっている。山の裾は海に没している。つまりわれわれはその足元から直ちに二二四〇米を仰ぐのであるから、これは信州で日本アルプスを仰ぐのに劣らない。」 深田久弥/日本百名山より
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