栗駒山(須川岳)

前回に引き続きリベンジの栗駒山を訪れました。 装備は前回と同じく厳冬期装備で挑みましたが、この日は前回と違い風も穏やかで山頂以外は登っていて暑いぐらいでした。 山頂付近は気温も風もまだまだ冬山なので、ハードシェルやゴーグル・冬用グローブは必要です。 樹林帯は雪質もシャーベット状で踏み抜きやすく、山頂付近はカリカリに凍った雪質でした。 自分は終始ワカンにアイゼンを組み合わせて登りましたが、特に問題なく快適でした。 いわかがみ平に向かう道路は着々と除雪が進んでおり、少し早めの雪の回廊を楽しむことができますが、除雪車の妨げにならないよう道路を迂回して進む必要があります。 いわかがみ平を過ぎると、今シーズン最後かなと思われる樹氷を見ることが出来ました。 山頂周辺には登山者やスキーの方々が沢山いらっしゃいました。この時期でも人気のお山です。 山頂からは、船形連峰・月山・鳥海山・焼石岳・早池峰山・うっすらと蔵王連峰までを一望でき冬山ならではの眺望の良さを楽しめました。 山頂は風が強く-5℃ぐらいだったので、いわかがみ平まで下りて少し遅めの昼食をとってから下山しました。 前回の撤退から無事リベンジを果たすことが出来ました。 栗駒山も所々春山の気配が訪れていて、花の季節が楽しみですね。