活動データ
タイム
08:13
距離
12.9km
のぼり
1476m
くだり
1475m
活動詳細
すべて見る雪山シーズンもそろそろ終わりに近づき、最後にキツめの山で、どれくらいの雪山スキルと体力が付いたかを試したい、と言うことで、前々から行きたかった権現岳にトライ。厳冬季は天女山ゲート前の駐車場の争奪戦に参加する気合いもなく敬遠してましたが、最近になって、少し空いてきたと言う情報を入手し、一か八かで行ってみることに。 駐車場到着は6時ちょうど頃。既に6台位停まっており万事休すかと思いましたが、ゲート前のパイロンに囲まれた外側のスペースに何とか1台停めることが出来そうです。ゲートに入る車の邪魔にならないことを確認し、駐車して、準備開始。スタート時点の気温は-6℃、てんきとくらすでは、山頂が-10℃くらいとの事なので、久し振りに完全耐寒装備で挑みます。 スタート地点の標高は1400メートル弱、権現岳山頂が2700メートル強。単純標高差でも1300メートル以上、他の人の活動日記を見る限り、活動時間8時間超えの長丁場です。天女山をサクッと踏破したら、どんどん奥に進みます。標高1900メートル位からアイゼンを装着。前三ッ頭の手前から結構な急登が始まります。くたくたになりながら前三ッ頭にたどり着くと、遠くに三ッ頭が。権現岳はもっと奥です。樹林帯を抜け、三ッ頭を超えたら、ようやく権現岳が現れます。最後の最後で一旦下ってからの急登、心が折れそうになりますが、何とか持ちこたえます。ちなみにこの時点でアイゼンは2回外れてます。 山頂直下の斜面もかなり急登、しかも狭いトラバースの道を進むところや岩が露出している道など、難所が続きます。人の往来が激しいときは特にすれ違いに注意。山頂はこじんまりしてますが、絶景です。ただし、狭いので長居は無用。少し降りた所に祠があって、そこの周りがスペースになっているので、そちらで食事休憩。山頂から降りてくるわずかな時間で無惨にもバラバラになったアイゼンをつなぎ合わせて再装着。難所のトラバースも無事に降りられました。でも流石にロングコース。ここからが長い。行けども行けども車にたどり着けず、結局左右合わせて6回アイゼンをつけ直し、ようやく車にたどり着いた頃にはエネルギー使い果たしてました。権現岳は体力的にも技術的にもステップアップにはおすすめの山です。
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