笹又峠から銀杏峯・部子山

2022.04.02(土) 日帰り

活動データ

タイム

07:41

距離

21.1km

のぼり

1722m

くだり

1721m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 41
休憩時間
1 時間 16
距離
21.1 km
のぼり / くだり
1722 / 1721 m
1 31
2 1
48
56
16
11
7
3

活動詳細

すべて見る

銀杏峯登山口付近に一旦車を停め、来た道を3.2km程歩いて戻る。宝慶寺3.5kmの看板がある林道入口を入り、最初の橋を渡らず尾根に取り付いた。雪は疎らか無いところは全く無く完全に藪山歩き。おまけに割と急な尾根だ。最初の標高差300程は藪漕ぎで左手から溝状の道が上がってくると雪が繋がりだしたので雪の上を歩く。この日は寒の戻りで朝から氷点下、雪はとても締まっており沈み込みが全く無く歩きやすい。林道が尾根を横切るところで笹又峠まで尾根を外れ林道を歩いた。一箇所デブリが見られた。笹又峠は特に看板とかお地蔵さんなどは見られなかった。雪の下なのだろうか?峠を過ぎて取り付きやすいところから銀杏峯西尾根に上がった。839までツボ足で登り、雪が繋がっていることを確認してアイゼンを装着した。所々若いブナの森があったりした。大木と呼べるような木はほとんど見られなかったが開けているところが多々あり気持ちのいい尾根歩きができた。特筆すべきは1087辺りで尾根が面白いように蛇行しており窪地には池が見られた。masaさんが銀杏峯登るなら笹又峠から歩くべしと言っていたのがよく分かった。これは一見の価値ありだ。これを過ぎしばらく登っていくとあれが銀杏峯かなと思えるピークが見えてきたが1314辺りだった。さらに歩を進めると生い茂っている大きなピークが見えてきた。どうやらこれが本峰のようだ。銀杏峯登山口から登ってきた登山者が尾根の少し先に見えた。登山道と合流しわずかで山頂…と思ったら山頂ではなく櫓みたいなものが建っている場所、そこからさらに歩いて山頂だった。山頂辺りはだだっ広い台地でポコッとした盛り上がりの一つが山頂だった。山頂は事前情報通り雪が無く、地面が出ていた。部子山方面へ続く?登山道の一部も現れていた。遠くから見えた山頂の小屋のようなものは祠を覆う箱のようなもので両脇にベンチがついていた。靴紐が緩んでいたので締め直し、小休憩して部子山へ向かった。部子山への尾根は見晴らしが本当によくこれまた気持ちが良い。小ピークをいくつか越え最低鞍部へ、そこから200程急な尾根を登れば山頂だ。銀杏峯から部子山へのトレースは古いものが薄っすらでこの日は一番だったようだ。山頂には石の祠と石版、北西方向の台地には部子山へ向かう最中に見えた反射板と、雪に埋もれた建物の屋根や鳥居が見られた。ここで昼休憩とし、カップ麺を食べたのだがこれがいけなかった。お腹が急に痛くなり銀杏峯登山口に至るまでお腹というか胃が痛たかった。いつも食べているのになぜだろう?と思った。少し油っぽかったか?それ程長居はせずに下山開始。南から雲が流れてきて朝方より曇ってきている。最低鞍部前後で二人の男性とすれ違った。銀杏峯の方が部子山より僅かに低いので復路のほうが早いはず!と思っていたが足取り重く往路より掛かってしまった。本日二度目の銀杏峯、アマチュア無線されている方がみえた。銀杏峯からは登山道を歩いていく。トレースがハッキリしていてわかりやすい。下り前半は結構急な尾根が長く滑るように下っていった。昼は過ぎていたが人気の山だからかまだまだ登ってくる登山者がいて少し驚いた。後半は緩やかな尾根が長く続きこれは脚にキた。植林の平坦地を抜けるところがあって、ここは木の枝や葉がよく落ちていてトレースが分かりづらかった。おかげてその先の尾根の枝分かれで間違いそうになった。600あたりで雪が一旦切れたのでアイゼンを外した。キャンプ場から再び雪が現れ駐車地まで雪のある林道を歩いたがこれもなかなか脚にキた。銀杏峰は笹又峠から歩くべし!これは本当でとても良い尾根歩きができ気持ちよかった。もちろん雪質が硬く歩きやすかったのが最大の要因だろうとも思う。笹又峠まで上がるのが大変だが面白く楽しいルートだった。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。