八方台

年齢を重ねるにつれ、好き嫌いが変わって行くと聞いたことが何度もある。今それをまさに実感しているわたし。 月曜日に雪割草を見に行くかと妙見山に行くと観光バスが…う～ん、あまり大勢の人たちがいるところはなぁ。ってことでカラオケに行ってしまった。その帰りにあるところへ寄ってみると雪割草が咲いていた。実はそこはコシノコバイモの群生地なので様子を見に行ったついでにちょっと辺りを散策したら、あらま、雪割草が咲いていてラッキーとなった。✌️コシノコバイモはまだ10コくらいしか咲いてない。 そして今日は八方台に行くと決めていた。今月始めに仲間から案内してもらったところ。その時はお天気があまりよくなくてほとんど景色が見えなくてずっと気になってたから。軽井沢(まさかの地名にびっくり)地区の除雪最終地点に車をとめる。他に車はなし。真っ青な空。山頂からの景色が楽しみ❤雪解けが進んでるためにショートカットは出来ないので、今回はひたすら林道を歩いて行く。まぁ、林道だから景色はないよねと期待はしていない。 他に誰もいなくて静かなハイキング。気持ちいい。なのにどこか寂しくて誰かの足跡でもないかなと探してしまう。昨日か一昨日かはわからないけどツボ足の跡やスキーの跡を見つけてちょっとほっとする。賑やかな山はイヤだと思いながらそのくせ誰かの気配を感じたいと願う😅 林道を進んで行くと突然開けたところに出た。真っ白な米山と長岡市が見える。 お～！と思わず声が出てしまったわ。 さらに先へ行くと、ほっほっほ、笑ってしまう。絶景じゃございませんか。 守門岳から粟ヶ岳や川内山塊まで丸見え。林道でも景色が素晴らしい。 いい意味で裏切られたわ。 1時間ちょっとで八方台に到着。こんなに楽な歩きで絶景を見られるなんて幸せ。 肉眼では妙高、火打山もはっきり見えていた。そして守門岳や浅草岳も。越後三山も電線越しにうっすら見えた。 ただ、八方台は遮るものがないので風がありちょっと寒いのよ。そそくさとサンドイッチをほおばり下山開始。 で、あるところから突然、今日のものと思われる足跡が始まった。下山してる足跡なんだけど、登ってきた足跡がない。なんで？なんで？ 誰かの気配を感じたいと思ってたけどこれはこれで怖い。どこから登ってきたの？ やがて分岐点に着いてヤマップで確かめてみた。なんか林道がいっぱいある！ 周遊も出来るんだねぇ。その分岐点で足跡はわたしと帰る道とは違う林道へ続いていた。ひとりでの山歩きは好きだけど、誰かと一緒に山に登るのもやっぱりいいなぁと思う。 さて、あとは車のところまでまっしぐら。何を食べようかな。最近、今まで苦手で食べられなかった煮菜が好きになったし、買って行こう。煮菜が新潟県の郷土料理だと知ったのもついこの間のこと。全国にある料理だとばかり思ってたわ。塩漬けしたたい菜を塩抜きしてうち豆や人参や鶏肉などと煮込む。 塩抜き加減でしょっぱかったりもするんだよね。まぁ、自分では作らないけど😓 スーパーの帰りにまたコシノコバイモを見に行ったら20コくらい咲いてた。来週には100コ以上になるかな🎶 雪山を楽しめるのもあと少しだし、春のお花も見に行きたいし…天気次第かしらん？