鞍掛山

2022.03.27(日) 日帰り

活動データ

タイム

01:53

距離

6.3km

のぼり

378m

くだり

381m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 53
休憩時間
9
距離
6.3 km
のぼり / くだり
378 / 381 m

活動詳細

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山に登り始めて、2年目。 2年目の最初の山は、鞍掛山。 姫神山と悩んだんだけど、 自分の冬季登山は 前回で終わったつもりでいて まさか3月にまた 登れると思ってなくてね 思いの外今日むっちゃ晴れて あまりに岩手山きれいだったので 鞍掛山にしました🏔 本当は岩手山登りたいけど 冬季の岩手山登る力量は まだ僕には、ない。 生まれて初めて登った山も、 鞍掛山です。 去年の3月24日のことでした。 あのときのことは 昨日のことのように覚えています。 今思い起こしてみれば ほんの少し歩いただけなのに ヒィヒィ言って 「もう半分くらい来ましたか?」 の問いに、 「全然!まだ2割くらいじゃない?」 って連れてってくださった先輩に言われ ひぃぃぃ…!!😭 と ギブアップしたくなったくらいで 登頂するまでは 口にこそしないものの "もう2度と登山なんてするものか!😤" とさえ本気で思いました。 ところが 頑張って頑張って頑張って やっとのことで 鞍掛山の山頂に登頂したとき あまりの景色の美しさに 「すごい… すごいよ…!😭😭😭」 と思わず声が出てしまい ちなみにその感激のあまりの声は 動画にもちゃんと収録されてるんだけど 今でもその動画を見返すと 心の奥深くからジワジワと あのときの感動が蘇ってきます。 もう亡くなってしまったけれど ピオレドール賞を受賞した 偉大な登山家の谷口けいさんが その賞の理由となるカメット登頂したときも 「すごい… すごいよ…!」 とあの時の僕と全く同じ台詞を口にしていて 人、Humankindとしての根源の とてつもなく深い場所での 芸術的感性の繋がりを感じたのでした。 遠くの山脈の 青くて美しかったことー。 そして目の前の岩手山の あまりに美しかったことー。 897mの鞍掛山で死にそうだったんだから 2000m超えの岩手山に登頂できるなんて 1年前の当時は夢にも思いませんでしたが 人生ってのは本当に不思議なもので そのおよそ4ヶ月後、 7/31〜8/1にかけて 達成されることになります。 山のスペシャリストみたいな方々と 初めての岩手山に登ったんですが みなさん、 格好からギアから違くてね 会話も歩くスピードも違くてさ 変に俺は劣等感感じてね 初心者の僕は もともと自己肯定感が低いのもあって なかなか会話に入れず 自分の居場所がないようにも思われて 山小屋の外でひとり一夜を過ごしたのも 今では良い想い出です。 天候最悪な中、 岩手山山頂に登頂したんですが 馬返し登山口に無事に下山したときの、 とても言葉には表現できない "強烈な達成感"。 あれは 38年生きて 本当にいろんな体験をしてきても 登山以外では絶対に得られないものでした。 この1年、 本当に、本当にいろいろあった。 コロナ禍ということもあって 職業柄、人を誘い辛かったし もともと僕は交友関係広いほうではないですが 自分の誕生日と同じ標高の 姫神山にひとり登ることが多かったですが 山に登っていると 地球は黙って 僕の悩みや苦悩に耳を澄ましてくれ あれが毎回 どんなに僕を救ってくれたか解りません。 ある人がね 鎌倉森〜犬倉山登頂のストーリーを観て こんなメッセージをくれたのです。 "足音あるのが、人の業を感じるね" 僕はこの言葉に 深く感銘を受けてね。 カルマなんだろうなあ この歳で山に登り始めたのも。 前にも言ったけど 豊かな登山をするのが目標です。 そして一生に一度でいいから "美しく"山に登ってみたいです。

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