活動データ
タイム
09:51
距離
7.0km
のぼり
1129m
くだり
1132m
活動詳細
すべて見る伯耆大山北壁、別山バットレス中央稜。 天気予報では曇りながらも微風の予定が、まさかの快晴。 気温も-5度程度。非常に暖かい。 ここ最近続いてた季節外れの暖かさで雪解けも進んでおり、別山バットレスは真っ黒な岩稜となっていた。 雪崩跡のデブリを抜けると急な雪壁となり、元谷小屋からおよそ1時間で別山取り付き着。 1パーティーが先行中。 下部の雪壁から別山山頂まではおよそ7ピッチ。 前半4ピッチぐらいはフリーで行けんこと無さそうやったけど、チキンな僕たちは下部からロープ出して確保。 案の定雪が少なく、凍った土にアックス打ち込んで騙し騙し登攀。 やはり岩が脆く、支点として信頼出来ないのでブッシュを頼りに進む。 4ピッチ目あたりで後ろから猛スピードで登って来た二人組に道を譲る。 その二人は最終ピッチ手前のテラスまで確保無しで登っていった。 7ピッチ程でトップまで抜ける。 爆風の別山山頂から主稜線へと繋がるナイフリッジへ。 このナイフリッジが非常に悪かった。 もうね、三角木馬。 確かにこんなとこ登りに来てる時点でドがつくMやけども。 雪が溶けてボロボロの岩場がむき出し。 少しつつくとボロボロ崩れる。 どうするか悩んだ挙句、馬乗りで股間に刺激を感じつつアヘアヘ這いつくばりながら突破。 僕の登山歴で最も危険な場所でした。2度と御免被る。 あとは雪と氷MIXの雪壁を越え主稜線に合流。 山頂で記念撮影。 予定よりかなり時間を食ったので、剣ヶ峰への縦走はまた次回へ持ち越し。 一般道から1時間で下山して帰りました。 いやー、大山バリエーションはしっかり雪が付いてないときに登るもんじゃないね。死んでまうわ…。 来シーズンは八合尾根とか弥山尾根をやろう。 もうあのナイフリッジはこりごりや…。 でもなんだかんだ充実したクライミングでした!!
メンバー
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